2013年10月29日

小さい政府は正しいか

小泉さんが首相の時、竹中を中心としたブレーンが「小さな政府」といい。
行政の無駄使いや官僚のお手盛を言っていて、我々も多く同調した。
民でできる事は民に仕事をわたすのは理にかなっている。
確かにこの国の公務員の多くは、不勉強でムダが多い。
いくつもの書類を出させられてキレた事もあった。
しかし、震災を見て千年に一度の惨事を見て、そして東電の事故をみると
どうも経済合理性の限界を感じる。
東北にあった100年に一度の津波を防ぐ堤防や東電が十分防災の措置を
取れなかったのは、確かに役所や東電の上層部に問題があるだろう。
しかし、民間企業は千年に一度の災害に準備は不可能だ。
株主がウンとは言わないだろう。
そんな事に利益の大半を投資する事は株主総会でも間違いなく通らない。
しかし、政府は、その間尺に合わなく民間ができない事をやるべきなのだ。
自衛隊がもしいなかったら、無駄だと言われた高速道路がもしなかったら、
多くの事を目で見て思った。
儲からない事こそ官がやるべきだ。
そして防災では、コンクリートから人へなどと馬鹿げている。
人を買収するより将来の防災にためのコンクリートが必要だ。
大きい政府で結構、使わない自衛隊の予算が増えて結構。
国の仕事は、無駄になれなば、平和で安定している事だ。
それこそ国の使命は、無駄になることが喜ばれる保険なのだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:28│Comments(0)経済
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