2014年02月05日

松下幸之助からの警告

ビデオテープを長年保存していると、カビが生えてダメになる。
もう10年も、そのままにしていたビデオテープを整理していたら、
NHKの特集で松下幸之助からの警告という番組の録画があった。
再生出来たので見ていたのだが、昭和50年、松下幸之助80歳の時、
ドルショックで日本中が混乱していて、国すら方向性を探っていた。
その中で、幸之助が言っていたのは、
「これからは、経済を牽引するには一般の企業家の努力では無理で、
政府がちゃんと信念を持ち、正しい施策をしなければ経済発展はおぼつかない。」
と言った。
確かに昔も見ていたのだが、当時はノンポリ気分のわたしは、
幸之助さんが、事業の成功の後に政治に興味を持ったのかと、
金持ちゃ暇なこと考えると思っていた。
しかし、その後40年を見てみると、日本の経済は周辺国のエゴに振り回された。
勿論、アメリカがその代表だが、中韓はそれを利用して
日本から技術や金を貪っていった。
アベノミクスでやっと日本人が、そのくびきから抜け出そうとしている現在。
幸之助さんが本当の言いたい事が理解出来た気がする。
彼は真剣に日本の未来を悩んでいたのだ。
その証拠に5年後に松下政経塾を作り、この国を支える人材を作ろうとした。
結果の評価は皆様に委ねるとして、政治を知らずに経営をやると、
とんでもない目に合わされるという事だけは判った。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:03│Comments(0)日記
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