2014年03月20日

言葉大切ぞ

最近NHKの動向が色々言われているが、私個人からみておかしい。
歴史問題にどうのこうのは置いたとしても、言葉の使い方が違う。
特に不愉快だったのは、平清盛で天皇陛下の事を「王」「王」と連呼した事だ。
天皇家は王であった事はないし、歴史的に日本には王は居なかった。
あえて言えば将軍で王を名乗った人はいたが、
少なくとも天皇家は王を名乗らなかった。
そういった時代考証をちゃんとしていなくて、それについて投書した意見に対して
返事は、当時は天皇と呼ばなかったので王といった可能性があるとの解答だった。
馬鹿な話だ。王と天皇は決定的に違う。
理由は、王は力ずくで権力をとってきたきた者を言い、ヨーロッパや中国インドもそうだ。
しかし、天皇家は国民の支持で天皇を名乗っている。
むしろバチカンに近い。
NHKともあろうものが、そんな原理原則を守らないとは。
我々が若い時、正しい言葉使いのモデルは、常にNHKのアナウンサーだった。
彼らはそれくらい研究し、チェックが働いていた。
今は本当におかしい。
神道の神主さんに聞いた事がある「言葉大切ぞ」
つまり言葉の乱れは、文化の乱れ、文化の乱れは社会の乱れ。
乱れた言葉を撒き散らす放送局ならいらない。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:05│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
言葉大切ぞ
    コメント(0)