2009年09月12日

歴史考

夏草やつわものどのも夢の跡。
時たま時間があると、城址などを散策する事がある。
多くは訪ねる人もなく、草に覆われて、静かな所が多い。
しかし、10年ほど前に訪れた、名胡桃城址は、印象が強い。
ここは城というより、砦という感じで、堀も、人一人入ると、
上から棍棒で殴りかかれる様な感じだった。
さすがに、真田昌幸が建てたという事で、ちょっとうっかりしていたら、
あっという間にやっつけられてしまいそうな感じだった。
たぶん後の時代の人が復元したのだろうが、ついこないだまで、
生身の人と人が生活のために戦っていた感じだ。
みょうに人間くささを感じる城跡だった。
16世紀後半の出来事だろうけど、確かに人間の歴史からみれば、ついこないだ。
きっとこの時代と現代ではDNAの違いすらないんだろう。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:31│Comments(0)日記
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