2009年10月16日

達人たちの最後

何かの本で読んだが、あの松下幸之助が亡くなる時、
つまったタンをとってくれた看護婦さんに丁寧に有難うとお礼を言って、
それが最後の言葉となったと言う。
80歳過ぎても、間違った事をやった経営者を叱り飛ばし、
気を失わした事のある幸之助さんが、である。
最近、聞いた話だけれど、テレビの「おしん」のモデルと言われた。
ヤオハンを一代で築き上げた、女傑の和田カツさんは、80歳くらいまで、
かくしゃくとして、大の男の幹部達を叱り飛ばし、恐れられていたらしいが、
亡くなる2~3年前より、突然人が変わった様に、穏やかになり、
すべての人に感謝、感謝の生活を送る様になり、まるで仏様の様な
最後だったという。
それを聞いて、この人達は、達人だったので、そんな事が出来たのか、
それとも明治人の気骨なのか、
教育だろうか?
死ぬときの姿は、その人の生き方だという。
どうせいつかは、亡くなるのだから、それってかっこいいなぁ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 22:58│Comments(0)日記
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