2010年07月20日

中小企業の生き残り

コンサルタントをしていて、中小企業の生き残りを研究しているのだけれど、
やはり中心は経営理念だと思っている。
一人だけで経営をやれる訳でもなく、多くの人がいる以上
目標を同じにしなければ、何もできない。
社員や周りの人(地域、客先、仕入先)が納得してくれなければ、
やっていけないからだ。
しかし、今回見た会社には驚いた。
「地域に職場をつくる。」という目標だけで、多くの協力者が出てくる。
その会社は、精密部品の組み立て工場だったが、親会社が仕事を出さなくなって、
倒産しそうになった。今は、電子部品以外に、お菓子や生花、なども
作っている。会社が無くなれば職場が無くなり地域の人が困る。
その一心だそうだ。
その社長の無私な姿勢が、回りの人を動かしている。
無給の協力者も多くいる。
美しい経営理念を額に入れてるより、実際の経営者の言動が経営理念と
なっている。
考えさせられた日



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:29│Comments(2)中小企業
この記事へのコメント
素晴らしい社長さんでは?
有ってみたい衝動に…。
Posted by イツキイツキ at 2010年07月21日 09:30
島根県のエヌ・イー・ワークスという会社の三澤さんという若い
社長です。まだ30歳台ですよ、
やられたという感じでしょうか。
本当の経営理念は社長の後姿で判る見本かも知れません。
Posted by おじさん学生おじさん学生 at 2010年07月22日 16:45
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    コメント(2)