2010年11月20日

中小企業の人事

先日ちょっとした会合で中小企業の経営者の集まりがあった。
そこの中の話題で、盛り上がった?のは、その組織を運営している事務局の若い事務局員の
退職願いの件だった。
2年半勤めた事務局員は、仕事も忙しく、自分のやりたい勉強の時間もとれないというのが
その理由。私も中小企業の経営者を長くしてきているので、一番いやな瞬間で、一番苦しい瞬間だ。
スタッフとして計算してきて、あてにするようになった頃、やめられる。
それを何回繰り返した事だろう。当初の人間が一人でも残っていたら、今頃引退出来たろう。
だから、そう簡単に止めさせるか、と息まく社長がいたが、痛いほど解る。
しかし、こうも考える、もし自分がこの事務局員の父親だったらどうだろう。
「そうは、いうけどあんたら、うちの倅の将来を保障してくれるのかい?」わたしなら、そういうだろう。
その時、胸をはって子供さんを預けてください。わたしが生涯面倒みます。
と、やはり言えない。結果はシンプルだなぁ、と思いながら、論戦を眺めてしまった。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:15│Comments(0)中小企業
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