2010年11月25日

中小企業の決断

先日ある先生から話を聞いたのだが、日本経済は失われた20年といい
20年低空飛行を行ってきた。
これから10年また同じ事を続ける気配があるという。
確かに私も、ここ20年経営をしてきて、年々利益率は下がり、20年前の半分
という実感なのだが、これらは、日本企業がだらしがないというより、国際間の
経済戦争の中で、日本企業は国の援護も無く、大国の経済戦略に巻き込まれ
潰されている、というのが実体だろう。
円高という金融資本主義の申し子のために、製造業は海外の出て、残された中小企業
は、朽ち果てていく、そんな構図になっている。
ただ残されただけならまだ良いが、長年蓄積してノウハウまで召し上げられて、
いる企業もある。
だから、苦しくとも中小企業は、大企業から仕事を貰う事は諦め、
自立自尊、自分で仕事をつくる事を目指さねば、間違いないく
消えてしまう。今はそうゆう時期だと思う。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:35│Comments(1)中小企業
この記事へのコメント
先進国の自国通貨安の戦略に振り回されるだけの政府にがっかりする以外、何もできず悔しい思いをしています。
日本からすべてのものが出て行く気がして恐ろしささえ感じます。
アジアに展開している知り合いの経営者から聞くことですが、韓国、中国、タイなど東南アジアがものすごい活況で仕事がこなしきれず、余った仕事を日本へ外注として振っているという。
それを安い単価で請ける日本の中小企業があることも現実です。
どうなっているんだニッポン・・・です。
Posted by kobayashi at 2010年11月25日 18:37
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    コメント(1)