2012年03月14日

落語考

落語が好きで良く聴くのだが、古典落語を聴くことが多い。
昨年などは、多くの新作落語を聴いていて、それはそれで面白かった。
ユーモアやペーソスが効いて、コメディとして上等なものだ多い。
ただ二度以上聴きたいとは思わない。二度以上聴くと薄っぺらな感じがする。
その点、古典は落語家によっても違うし、同じ落語家でも年代によって変わる。
たぶんその人の人生観や人間観の変化が汲みとめる気がして、そこがいい。
勿論それは聴く人の自由だからどう聴くのもいいのだが、私の楽しみは古典になってきた。
確か亡くなった立川談志が似た事を言っていた。「新作は飽きられると」しかし
こうも言っていた「古典は天才しかはなせない」「だから俺ぐらいかなぁ」とも言っていた。
確かに奴は天才だ。
しかし、これからの落語家で古典の奥深さを語られる人が出てくるのを楽しみにしているが。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:20│Comments(0)日記
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