2012年03月19日

勝ち続けるビジネス

アップルが強い、ファーストリテーリングが強い。
どちらもビジネスモデルの勝利と言われる。確かに、どちらも魅力的で良いビジネスだと思う。
これからは、これらに追随する企業が出てくるだろう。
チャンピオンには必ず挑戦者がいるものだ。追うものと追われるものだと追われるものが苦しい。
肥大化した組織の隅々まで目が届かないからだ。
今強い企業が通って来た道は皆そうだ。
前のチャンピオンの組織が老朽化して、末端の情報が経営層の上がらない隙間に出し抜いて
チャンピオンになる。ビジネスモデルは前チャンピオンの弱点だ。
サムスンなどもそうだろう。ソニーやパナソニックがもたついている弱点をクリヤーしてきた。
それよりなにより、ソニーもパナソニックもチャンピオンの時期が長すぎた感もある。
そうなると組織も緩む。
どんな企業もそうだが、チャンピオンになりしばらくは良い。
すべてが上手くまわる。しかし、問題はその後だ。
インセンティブのパイの大きさに限界が見えた時、守りに入る人達が出てくる。
その人達は、部下が優秀なら優秀なほど、け落とそうとする。
自分の組織での地位を守ろうとするからだ、そんな時、松下幸之助のようなカリスマが目を
光らせていれば、良いのだが、居なくなったら、その時がピンチだ。
ソニーも盛田さんが生きていた時までだし、パナソニックも幸之助までだろう。
さて、ジョブズ以後のアップルは、どうだろうか。私は思いのほか脆い気がするが・・・



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:40│Comments(0)中小企業
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