2012年10月09日

若者達の未来に

最近良く考えるのは、今の若者達に未来をプレゼント出来るかという事だ。
将来働くべき職場が出来なければ、若者達は未来に絶望するだろう。
それには富を生み出す基本は製造業だ。だから製造業が国内に増えなければいけないと思う。
したり顔のエコノミストなどは、製造業が中国などの後進国に行くべきだというが、
それは大きな間違いだ。
サービス業のみでは国の経済は維持できない。特に金融など付加価値を生まない業種は
なおさらだ。
金融業は製造業があって初めて成り立つ仕事である事を忘れている人が余りに多い。
製造業が作るべきものは変化するかも知れないが、製造業が経済の基本である事は間違いない。
その為には、既得権をぶち壊す事が大事だ。
規制緩和により若者にチャンスを与えるべきだ。その筆頭は農業だ。
農協の既得権を補助金で守って来たが、その守ってきた農業者の大半は兼業農家で
平均年齢も60歳代後半だ。早く言えば後継者などいないのだ。
そんな人達と、ほぼ不動産業、金融業の農協の為に(農家子弟以外の)若者で
農業に夢を持つ人達を締め出しているのだ。
兼業農家の本音は、補助金が簡単に貰える事。
税金が安い事、近くを道路が通ったしたら宅地にして滅茶苦茶な値上がりをする事。
そんな事が思っているのだ。土地は公器。
公のものだ。個人の利益追求だけのものでは無い。使わず荒れ放題の土地は、
国が収容すべきではないか。
そしてそこで汗水たらして働きたい人に貸与すべきではないだろうか。
それが出来れば、若者達の未来に夢の一つも残せるはずだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:09│Comments(0)日記
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