2021年07月07日

七夕豪雨

1974年に旧清水市に七夕豪雨があった。
47年前なので若い人は知らないが、
私は大学生だったので、
清水に返って来て交通が寸断されている事に驚いた。
電車が動かないので1時間以上歩いて自宅にたどり着いたのを思い出す。
たまたま自宅は高台なので被害は無かったが、
その頃、水没した土地や建物はしっかり覚えている。
清水を流れる巴川が氾濫したのだ。
この辺だけで30名近い人が命を落としている。
今回の熱海は形こそ違い、それを思い出すのに十分だった。
人が生きていると色々な事がある。
この様な災難に見舞われた時には、特に隣近所や親類縁者などとの
繋がりの大切さが思い出される。
特に行方不明者が出ると、知り合いは大丈夫なのかと心配になる。
熱海の被災者の皆さんの心配もそうだろう。
日常の連続、それこそが人間の幸せなのでは最近は強く思う。
グローバル化が叫ばれて久しいが、まず足元こそ大事だろう。
市民が県民が国民が安心無事であって初めて世界だろう。
ソフトバンクやユニクロの様に、ほぼ日本に居ない企業が
日本の代表的な企業というのは、おかしい。
日本国内に根を張り、緊急時には日本の為に活動そる企業が
規模こそ小さくても日本企業だろう。
そんな事を考えながら曇り空を見る日。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:02Comments(0)日記