2010年02月27日
幸之助さん
PHPゼミナールのアーカイブに松下幸之助さんのビデオがあった。
30年以上前に本人が話しているビデオだった。
たぶん80歳代だろうと思うけれど、リーダーの心がけとして私心を
捨てる努力の事を熱く語っていた。
自分は私心を捨てる努力をしているが、しかし、すぐ頭をもたげて来る。
私心を捨てる難しさを説いている。政治のリーダーはなお更であると言っている。
確かこの頃、松下政経塾をつくった頃だ。
そのビデオを知り合いの経営者に見せたら、「まるで求道者、それこそ宗教人のようだ。」
と言っていた。私もそう思う。
ひるがえって、最近ある週刊誌を読んだら、ある信仰宗教の教祖に幸之助さんが降臨
して、現代の世相を批判しているというので、興味を持って読んでみたが、
私の知る限り、そんな下品な事は言いそうにない。という内容だった。
その信仰宗教が、金儲けがうまい事はわかるが、幸之助さんのほうが、
教祖に向いていて、その信仰宗教の教祖さんは、商売人だなぁと感じた。
しかし、幸之助さんに失礼な奴だなぁ。
30年以上前に本人が話しているビデオだった。
たぶん80歳代だろうと思うけれど、リーダーの心がけとして私心を
捨てる努力の事を熱く語っていた。
自分は私心を捨てる努力をしているが、しかし、すぐ頭をもたげて来る。
私心を捨てる難しさを説いている。政治のリーダーはなお更であると言っている。
確かこの頃、松下政経塾をつくった頃だ。
そのビデオを知り合いの経営者に見せたら、「まるで求道者、それこそ宗教人のようだ。」
と言っていた。私もそう思う。
ひるがえって、最近ある週刊誌を読んだら、ある信仰宗教の教祖に幸之助さんが降臨
して、現代の世相を批判しているというので、興味を持って読んでみたが、
私の知る限り、そんな下品な事は言いそうにない。という内容だった。
その信仰宗教が、金儲けがうまい事はわかるが、幸之助さんのほうが、
教祖に向いていて、その信仰宗教の教祖さんは、商売人だなぁと感じた。
しかし、幸之助さんに失礼な奴だなぁ。
2010年02月26日
春の嵐?
今日は朝から雨、しかも暖かい。
ついに今日は上着の下にチョッキを着ずに出社。
それでも、動いていると汗が出る。
このまま春になるのだろうか、今年は春が早いともいう。
春一番は関東地方でも吹いたらしいので、いよいよ春本番か。
しかし、企業の景気の良い話が聞けない。
経済の春一番は、いつ吹くのだろう。
静岡では高卒の男子7人に一人は就職先が無いとか。
沖縄などでは就職が決まった高卒者は50%以下とか。
なかなか経済の春一番は吹いていないようだ、やはり
政情が落ち着かなければ、経済はよくならないのか、
困ったものである。
ついに今日は上着の下にチョッキを着ずに出社。
それでも、動いていると汗が出る。
このまま春になるのだろうか、今年は春が早いともいう。
春一番は関東地方でも吹いたらしいので、いよいよ春本番か。
しかし、企業の景気の良い話が聞けない。
経済の春一番は、いつ吹くのだろう。
静岡では高卒の男子7人に一人は就職先が無いとか。
沖縄などでは就職が決まった高卒者は50%以下とか。
なかなか経済の春一番は吹いていないようだ、やはり
政情が落ち着かなければ、経済はよくならないのか、
困ったものである。
2010年02月25日
若者に投資を
今冬季オリンピックが華やかだけど、日本選手が元気がない。
フィギアスケートについては、男子も女子も世界の最高レベルだけど、
それ以外は惨たんたる状態の様だ。
しかし、それもそのはず、日本の選手に対する国の援助は韓国の1/10。
しかも、それも事業仕分けで、削られるそうなのだ。
リュージュの日本代表選手の女の子は、時給900円のアルバイトを掛け持ちして、
海外遠征の費用を捻出している、とか
いくら弱くとも日本代表になる選手になんの援助も無いのだろうか、
私は自己責任の生き方には賛成で、道は自分で拓くものだと思っているのだが、
明らかに努力をした人には、ちゃんとした評価をすべきだと思う。
努力して日本代表になった以上は、一定の収入や機材は保証すべきではないかと思う。
それは、経済社会にも言えると思う。
買い手市場をいいことに、即戦力でなければとらないといい、教育投資をしない企業が多い。
特に今の時期は、その様な会社が多い。
「米100俵」の理念はどうしたのだろうか、目先のみの事では、将来を見失うのではないか、
将来のこの国の中心は若者なのだ、希望に燃えた若者が未来をつくる。
無駄を恐れず、若者に投資をする社会であって欲しい気がするけど、
皆様はどうでしょう。
フィギアスケートについては、男子も女子も世界の最高レベルだけど、
それ以外は惨たんたる状態の様だ。
しかし、それもそのはず、日本の選手に対する国の援助は韓国の1/10。
しかも、それも事業仕分けで、削られるそうなのだ。
リュージュの日本代表選手の女の子は、時給900円のアルバイトを掛け持ちして、
海外遠征の費用を捻出している、とか
いくら弱くとも日本代表になる選手になんの援助も無いのだろうか、
私は自己責任の生き方には賛成で、道は自分で拓くものだと思っているのだが、
明らかに努力をした人には、ちゃんとした評価をすべきだと思う。
努力して日本代表になった以上は、一定の収入や機材は保証すべきではないかと思う。
それは、経済社会にも言えると思う。
買い手市場をいいことに、即戦力でなければとらないといい、教育投資をしない企業が多い。
特に今の時期は、その様な会社が多い。
「米100俵」の理念はどうしたのだろうか、目先のみの事では、将来を見失うのではないか、
将来のこの国の中心は若者なのだ、希望に燃えた若者が未来をつくる。
無駄を恐れず、若者に投資をする社会であって欲しい気がするけど、
皆様はどうでしょう。
2010年02月24日
グーグルの効用
今日は中小企業の仲間と、グーグルの勉強会を開いている。
g-mailの設定から初めて、グーグルドキュメントの利用など。
グーグルドキュメントは、マイクロソフトのワードに対するのは、ドキュメント。
パワーポイントに対応するのは、プレゼンテーション。
エクセルの対応するのは、スプレッドシート。
これらが無料で提供されて、指定した人同士で共有できる、つまり、
グループウェアもどきで使える。
機能は、マイクロソフトのそれより落ちるけれど、普通の人たちが使うには十分だ。
やっぱり我々中小企業は、このあたりから勉強したほうが、良さそうだ。
しかし、IT業界の変化はすごいもんだと思う。
g-mailの設定から初めて、グーグルドキュメントの利用など。
グーグルドキュメントは、マイクロソフトのワードに対するのは、ドキュメント。
パワーポイントに対応するのは、プレゼンテーション。
エクセルの対応するのは、スプレッドシート。
これらが無料で提供されて、指定した人同士で共有できる、つまり、
グループウェアもどきで使える。
機能は、マイクロソフトのそれより落ちるけれど、普通の人たちが使うには十分だ。
やっぱり我々中小企業は、このあたりから勉強したほうが、良さそうだ。
しかし、IT業界の変化はすごいもんだと思う。
2010年02月24日
謎の鳥
ネット上で飛び交う謎の鳥がいるらしい。
生息地は永田町とか、
中国からみれば「カモ」に見える。
米国からみれば「チキン」に見える。
欧州からみれば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者から「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言っている。
それでいて、約束したら「ウソ」に見え
身体検査したら「カラス」のように真っ黒。
記者会見では「キュウカンチョウ」になるが、
実際は単なる鵜飼の「ウ」。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。
・・・こんな情報があった。
自民党の町村さんが言っていたようだけど。
生息地は永田町とか、
中国からみれば「カモ」に見える。
米国からみれば「チキン」に見える。
欧州からみれば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者から「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言っている。
それでいて、約束したら「ウソ」に見え
身体検査したら「カラス」のように真っ黒。
記者会見では「キュウカンチョウ」になるが、
実際は単なる鵜飼の「ウ」。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。
・・・こんな情報があった。
自民党の町村さんが言っていたようだけど。
2010年02月22日
決断力
リーダーは決断の機能だという。
能力は部下が優れていたり、頭脳も部下が優れたりする事は、ままあるし、
むしろ、その様な部下を持つ事を誇りにせねばなるまい。
しかし、決断だけは部下に任せてはいけない。
「決断」こそリーダーの機能であり、それだけは譲るべきでない。
この事は、私が長年師事している老経営者の言葉である。
彼は、陸軍幼年学校から陸軍士官学校に、そして終戦。
官職に就く事を許されず、自分で起業し、現在90歳近い老後の生活をしている。
少し耳は遠いが、ボケてはいない。経済書を多く読みながら、経済の行く末や
社会や政治に的確なコメントをしてくれる。
いくつかの戦闘を体験し、人間の本質を語る時、多くの示唆を与えてくれる。
「頭の良すぎる奴は決断が出来ない。あらゆる可能性を考えているうちにチャンスを逃し、
最悪の方法を選択する。」と言った。
そういえば、会社を潰したあの社長がそうだった、二言目には、「部下がああ言った。
こういった。」「それで社長はどうしたいんですか、」というと黙ってしまう。
さてさて、どこかの国の首相がそうでない事を祈るけど、似すぎているなあ。
能力は部下が優れていたり、頭脳も部下が優れたりする事は、ままあるし、
むしろ、その様な部下を持つ事を誇りにせねばなるまい。
しかし、決断だけは部下に任せてはいけない。
「決断」こそリーダーの機能であり、それだけは譲るべきでない。
この事は、私が長年師事している老経営者の言葉である。
彼は、陸軍幼年学校から陸軍士官学校に、そして終戦。
官職に就く事を許されず、自分で起業し、現在90歳近い老後の生活をしている。
少し耳は遠いが、ボケてはいない。経済書を多く読みながら、経済の行く末や
社会や政治に的確なコメントをしてくれる。
いくつかの戦闘を体験し、人間の本質を語る時、多くの示唆を与えてくれる。
「頭の良すぎる奴は決断が出来ない。あらゆる可能性を考えているうちにチャンスを逃し、
最悪の方法を選択する。」と言った。
そういえば、会社を潰したあの社長がそうだった、二言目には、「部下がああ言った。
こういった。」「それで社長はどうしたいんですか、」というと黙ってしまう。
さてさて、どこかの国の首相がそうでない事を祈るけど、似すぎているなあ。
2010年02月21日
学問と実務
大学を卒業して何十年かして、学びやに戻るのは、ある面楽しみで良いのだが、
先生方をみていると、色々な事を思う。
同年代や、年上の先生で頭の回転が恐ろしいほど速く、舌をまく先生もいれば、
ちょっと時代に取り残されたのかなぁ、と思う先生もいる。
いずれにせよ学問の内容や技術について最新の事が学べるという事はすばらしい。
間違いなく、昨年まで、まったく無知であった事だから、
しかし、酒を飲んだり、世間話をすると中小企業の経営者の人達は人間的に面白い。
色々な苦労や武勇伝、苦しかった事、酷い目にあった事など面白おかしく話すけれど、
安全では無い立場で戦ってきた人達には人間としての魅力がある。
やはり学問と実務は違うのだろうが、もっと融合すれば、
実務を通した体験豊富な経営者の話は、若い人の感性を刺激して、
もっと多くを学ぶ場が出来るだろう。
大学は、そういう意味では、上手く門戸を開ける事を考えると良いのに、
まだまだ多くの可能性はあると思う。
先生方をみていると、色々な事を思う。
同年代や、年上の先生で頭の回転が恐ろしいほど速く、舌をまく先生もいれば、
ちょっと時代に取り残されたのかなぁ、と思う先生もいる。
いずれにせよ学問の内容や技術について最新の事が学べるという事はすばらしい。
間違いなく、昨年まで、まったく無知であった事だから、
しかし、酒を飲んだり、世間話をすると中小企業の経営者の人達は人間的に面白い。
色々な苦労や武勇伝、苦しかった事、酷い目にあった事など面白おかしく話すけれど、
安全では無い立場で戦ってきた人達には人間としての魅力がある。
やはり学問と実務は違うのだろうが、もっと融合すれば、
実務を通した体験豊富な経営者の話は、若い人の感性を刺激して、
もっと多くを学ぶ場が出来るだろう。
大学は、そういう意味では、上手く門戸を開ける事を考えると良いのに、
まだまだ多くの可能性はあると思う。
2010年02月20日
藤田まことさん逝去
てなもんや三度笠、我々の年代が子供のころテレビにかじりついて観たコメディ。
あんかけの時次郎の藤田さんが、
「耳の奥から手ェつっこんで奥歯ガタガタいわしたる」という決め台詞を
学校に行って皆言っていたのを思い出す。
当時の小学生で、それを知らない人は居なかった。
「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」という決め台詞ももあって、
クラッカーの味をおぼえたのも、この宣伝のお陰だった。
そういえば、おまけにコンソメスープも付いていた。
コンソメの味を知ったのも、この時だった。
後には藤田さんは、さえない侍役やら、さえない刑事役を好演し、
楽しませてくれた。
これで、昭和が完全に無くなった様で、寂しいですね。
エンターティナー藤田さんに合掌。
あんかけの時次郎の藤田さんが、
「耳の奥から手ェつっこんで奥歯ガタガタいわしたる」という決め台詞を
学校に行って皆言っていたのを思い出す。
当時の小学生で、それを知らない人は居なかった。
「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」という決め台詞ももあって、
クラッカーの味をおぼえたのも、この宣伝のお陰だった。
そういえば、おまけにコンソメスープも付いていた。
コンソメの味を知ったのも、この時だった。
後には藤田さんは、さえない侍役やら、さえない刑事役を好演し、
楽しませてくれた。
これで、昭和が完全に無くなった様で、寂しいですね。
エンターティナー藤田さんに合掌。
2010年02月19日
都内にて
昨日と今日で都内に出て来た。
お陰でブログが更新出来なかった。携帯から更新も出来るけど、いまいち話題がまとまらなかった。
都内に出て来た理由は、大学院生の卒論の発表会。
凄いのもあれば平凡なものもあって面白い。
それを教授達が厳しく問題を指摘する。槍ぶすまと言う所か、
それに耐えながら若者が発表する、それらを見ていると今の若者は偉いなぁ、
私らはあの年の頃はなんも考えなかったしなぁ、
30歳台の皆さんは、如何ですか?明日のために勉強してますか?
お陰でブログが更新出来なかった。携帯から更新も出来るけど、いまいち話題がまとまらなかった。
都内に出て来た理由は、大学院生の卒論の発表会。
凄いのもあれば平凡なものもあって面白い。
それを教授達が厳しく問題を指摘する。槍ぶすまと言う所か、
それに耐えながら若者が発表する、それらを見ていると今の若者は偉いなぁ、
私らはあの年の頃はなんも考えなかったしなぁ、
30歳台の皆さんは、如何ですか?明日のために勉強してますか?
2010年02月17日
日本的なもの
昨日、日本教などという風に書いて、日本的なものを表現したのだけれど、
糠漬け初心者の神社おたくさんと話したら、そう考えると宮崎駿監督の世界はすごい
という事を言っていた。
彼が作り出すアニメの中に、八百万の神々が動物などの姿をかりて登場する。
明らかに日本教的な物だと思うのだが、彼が海外でも人気があるというのは、
不思議な気がする、もしかすると八百万の神々は、すべての人間の中に住んで
いるのだろうか、そうだとすれば、日本のアニメは世界を救うのかもしれない。
そういえば、ロボットが発達する礎となったのは、手塚治虫の「鉄腕アトム」で、
手塚氏は、原爆を見て「科学は人類のために生かすべきもの」として、アトムという名前と
「ロボットは人類のために働く」という基本をつくった。
それらを漫画として読んだ少年達が、いまの日本のロボット達を創った。
それが世界に広まっている、しかし、どこぞの国では殺人ロボットも研究しているらしい。
日本的なものはすべて良いとも言わないけれど、良い文化は、世界に送りたいものである。
糠漬け初心者の神社おたくさんと話したら、そう考えると宮崎駿監督の世界はすごい
という事を言っていた。
彼が作り出すアニメの中に、八百万の神々が動物などの姿をかりて登場する。
明らかに日本教的な物だと思うのだが、彼が海外でも人気があるというのは、
不思議な気がする、もしかすると八百万の神々は、すべての人間の中に住んで
いるのだろうか、そうだとすれば、日本のアニメは世界を救うのかもしれない。
そういえば、ロボットが発達する礎となったのは、手塚治虫の「鉄腕アトム」で、
手塚氏は、原爆を見て「科学は人類のために生かすべきもの」として、アトムという名前と
「ロボットは人類のために働く」という基本をつくった。
それらを漫画として読んだ少年達が、いまの日本のロボット達を創った。
それが世界に広まっている、しかし、どこぞの国では殺人ロボットも研究しているらしい。
日本的なものはすべて良いとも言わないけれど、良い文化は、世界に送りたいものである。
2010年02月16日
日本教
日本人には宗教が無いというけれど、それは大きな間違いだと思う。
井沢元彦氏が言う様に、日本人は、あまりに宗教が身近すぎて、
気が付かなくなっているだけで、世界で一番宗教的な民族だと私は思っている。
ただし、それは欧米人の発想の様に、自分の神以外はすべて間違いと
言う様な意味での宗教感は持っていない。
だから、にわか宗教人などの新興宗教に入ってしまう人には、解からないのかも知れない。
その証拠に日本人的には争いを好まない、むしろ避けようとする。
外人からすれば、臆病者にされてしまうが、古代から日本では、
争わずに事を済まそうとしている。
神代の時代に国譲りをするのに、決着は相撲をとって勝ったほうが上という事
に決まったという。
聞くからに、ほのぼのしているが、古い神道系の祝詞には、戦いで負けた神を
八つ裂きにして、内蔵を引きずり出し、糞をつめたというのがある。
実際はそうだったのだろう、しかし、その後、祟りがあまりあるので、(争いが収まらないので)
神社の成り立ちの多くは、負けた部族のリーダーを神にして、大きな神社を建てて、ひたすら、
褒め称える事で、祟り神に守り神になってもらって争いを収めた歴史の産物だ。
想像するのに、力で征服した戦争で、恨みを残し果てしなく殺し合いになった歴史が
あったのだと思う。
為政者達は、その無意味な争いに懲りて、「和をもって尊しとせよ」といい、
争いは、両成敗としたのだ。
この大きな和の社会を大和(やまと)といい、それが日本教の根本なのだが、
そんな事を学校では教えない。むしろ先生も知らないのかも知れない。
だから、もっと教えれば良いのだと思う。
この日本教の文化は世界に誇る哲学なのだ、相手を攻撃する宗教は必ず滅びる。
不毛の戦いのなかで、勝ったとしても後にはぺんぺん草も生えない。
それより共存共栄が良いということだろう。
先日問題になった、「相撲の品格」は、殺し合いの代わりに部族間の優劣を決める神事なのだ、
だから、勝ったほうが威張ったりすると、本当の殺し合いがあった時代があって、
謙虚な勝利者が尊ばれたのだろう。
これらのバックグラウンドを教えた上でなければ、品格の問題は日本人でも解からない。
まず日本教を確認するべきだと思うけどなぁ
井沢元彦氏が言う様に、日本人は、あまりに宗教が身近すぎて、
気が付かなくなっているだけで、世界で一番宗教的な民族だと私は思っている。
ただし、それは欧米人の発想の様に、自分の神以外はすべて間違いと
言う様な意味での宗教感は持っていない。
だから、にわか宗教人などの新興宗教に入ってしまう人には、解からないのかも知れない。
その証拠に日本人的には争いを好まない、むしろ避けようとする。
外人からすれば、臆病者にされてしまうが、古代から日本では、
争わずに事を済まそうとしている。
神代の時代に国譲りをするのに、決着は相撲をとって勝ったほうが上という事
に決まったという。
聞くからに、ほのぼのしているが、古い神道系の祝詞には、戦いで負けた神を
八つ裂きにして、内蔵を引きずり出し、糞をつめたというのがある。
実際はそうだったのだろう、しかし、その後、祟りがあまりあるので、(争いが収まらないので)
神社の成り立ちの多くは、負けた部族のリーダーを神にして、大きな神社を建てて、ひたすら、
褒め称える事で、祟り神に守り神になってもらって争いを収めた歴史の産物だ。
想像するのに、力で征服した戦争で、恨みを残し果てしなく殺し合いになった歴史が
あったのだと思う。
為政者達は、その無意味な争いに懲りて、「和をもって尊しとせよ」といい、
争いは、両成敗としたのだ。
この大きな和の社会を大和(やまと)といい、それが日本教の根本なのだが、
そんな事を学校では教えない。むしろ先生も知らないのかも知れない。
だから、もっと教えれば良いのだと思う。
この日本教の文化は世界に誇る哲学なのだ、相手を攻撃する宗教は必ず滅びる。
不毛の戦いのなかで、勝ったとしても後にはぺんぺん草も生えない。
それより共存共栄が良いということだろう。
先日問題になった、「相撲の品格」は、殺し合いの代わりに部族間の優劣を決める神事なのだ、
だから、勝ったほうが威張ったりすると、本当の殺し合いがあった時代があって、
謙虚な勝利者が尊ばれたのだろう。
これらのバックグラウンドを教えた上でなければ、品格の問題は日本人でも解からない。
まず日本教を確認するべきだと思うけどなぁ
2010年02月15日
肉食の強み?
オリンピックにサッカー日韓戦と、昨日はテレビ観戦に忙しい日だった。
当然応援しているのは日本選手なんだけど、オリンピックのモーグルなんかみても
アドレナリン出まくりの海外選手と、どこか優しさを感じる日本選手がいる。
メダルを取った外人選手のすべりは素人目にもアグレッシブで、一か八かという
雰囲気をかもしている。
その後、サッカーの日韓戦をみたけど、ガンガン体ごと当たってくる韓国選手に気合負け
している感じで、やはり見事惨敗。
テクニックは日本選手の方が上手い気がするけど、どこかひ弱にみえる。
最近は、草食男子と肉食女子というらしいけど、草食日本、肉食外人とうい気がする。
文化なのか教育なのか、それとも投資?
私の知る限り、オリンピック選手にしても、サッカー選手にしても、資金的には個人の努力に
頼っている部分が多いらしい。とくに今不景気でスポンサーがつかない。
他の国では、国などが選手に随分金を掛けていると聞く。
そんな事を思いながら、子供の頃読んだ、絵本を思い出した。
太ったネズミと痩せたネズミが相撲を取って、痩せたネズミがいつも負けるのは、
腹が減っているからで、それを見ていた人間が餅を痩せたネズミにしこたま食わせて、
相撲をとらせた、すると痩せたネズミが太ったネズミを投げ飛ばす。
そんなストーリーだった。
ふと、日本選手にガンガン焼肉でも食わせたいと思ったのは、私だけかなぁ
当然応援しているのは日本選手なんだけど、オリンピックのモーグルなんかみても
アドレナリン出まくりの海外選手と、どこか優しさを感じる日本選手がいる。
メダルを取った外人選手のすべりは素人目にもアグレッシブで、一か八かという
雰囲気をかもしている。
その後、サッカーの日韓戦をみたけど、ガンガン体ごと当たってくる韓国選手に気合負け
している感じで、やはり見事惨敗。
テクニックは日本選手の方が上手い気がするけど、どこかひ弱にみえる。
最近は、草食男子と肉食女子というらしいけど、草食日本、肉食外人とうい気がする。
文化なのか教育なのか、それとも投資?
私の知る限り、オリンピック選手にしても、サッカー選手にしても、資金的には個人の努力に
頼っている部分が多いらしい。とくに今不景気でスポンサーがつかない。
他の国では、国などが選手に随分金を掛けていると聞く。
そんな事を思いながら、子供の頃読んだ、絵本を思い出した。
太ったネズミと痩せたネズミが相撲を取って、痩せたネズミがいつも負けるのは、
腹が減っているからで、それを見ていた人間が餅を痩せたネズミにしこたま食わせて、
相撲をとらせた、すると痩せたネズミが太ったネズミを投げ飛ばす。
そんなストーリーだった。
ふと、日本選手にガンガン焼肉でも食わせたいと思ったのは、私だけかなぁ
2010年02月13日
電子出版2
昨日、電子出版というタイトルで、ブログを書いたら、
友人に「それなら出版社はどうなるの?」と言われて、考えてしまった。
そうしたら、私が見る経済学の先生のブログに、出版業界の利益配分が載っていた。
• 小売:20%
• 取次:10%
• 印刷・製本:35%
• 出版社:25%
• 著者:10%
だそうだ。
この中で、最もクリエイティブな仕事をしている。(と思われる。)
出版社と著者で、35%、しかも出版社は返品リスクもあると言う。
いずれにせよ、あまり面白い商売ではなさそうである。
これらは、昔からの暗黙のルールらしいけど、
活字離れも相まって、これでは出版業界もながくない気がする。
友人に「それなら出版社はどうなるの?」と言われて、考えてしまった。
そうしたら、私が見る経済学の先生のブログに、出版業界の利益配分が載っていた。
• 小売:20%
• 取次:10%
• 印刷・製本:35%
• 出版社:25%
• 著者:10%
だそうだ。
この中で、最もクリエイティブな仕事をしている。(と思われる。)
出版社と著者で、35%、しかも出版社は返品リスクもあると言う。
いずれにせよ、あまり面白い商売ではなさそうである。
これらは、昔からの暗黙のルールらしいけど、
活字離れも相まって、これでは出版業界もながくない気がする。
2010年02月12日
電子出版
最近、経済学者のブログを読んでいたら、電子書籍というのがテーマに
あがっていた。
電子書籍というのは、ipadが最近出てきたが、これは、どんな本でもインターネット上から
薄い液晶ディスプレーの様な板に取り込んで、本を読むという事で、
アメリカでは、かなり一般化している。
見ていて、これは便利そうだと思う。
最近、何冊も本を持って移動する事が多いが、本というのは重たい。
しかもがさばる、電子書籍なら、これを持ち歩かなくて良いのは非常にありがたい。
しかも、何処にいても好きな本が読める。
私は基本的に活字中毒なので、新幹線に乗るときは、気に入った本を持参する。
しかし、それを忘れた時は、売店で週刊誌を買うのだか、金額が馬鹿にならないのと、
本当に面白い記事にぶつかる事もあまりない。
そう考えると、電子書籍は早く普及して貰いたいのだが、
しかし、出版業界は、えらい事になるだろう。
作者と顧客の直接取引きなのだから、出版業者は仕事が無くなる。
そうしたら、どうして食べて行くのだろう。日本では、あまり騒がれない事が、
不気味な気がするが、皆さんは、どうお考えなのだろうか。
あがっていた。
電子書籍というのは、ipadが最近出てきたが、これは、どんな本でもインターネット上から
薄い液晶ディスプレーの様な板に取り込んで、本を読むという事で、
アメリカでは、かなり一般化している。
見ていて、これは便利そうだと思う。
最近、何冊も本を持って移動する事が多いが、本というのは重たい。
しかもがさばる、電子書籍なら、これを持ち歩かなくて良いのは非常にありがたい。
しかも、何処にいても好きな本が読める。
私は基本的に活字中毒なので、新幹線に乗るときは、気に入った本を持参する。
しかし、それを忘れた時は、売店で週刊誌を買うのだか、金額が馬鹿にならないのと、
本当に面白い記事にぶつかる事もあまりない。
そう考えると、電子書籍は早く普及して貰いたいのだが、
しかし、出版業界は、えらい事になるだろう。
作者と顧客の直接取引きなのだから、出版業者は仕事が無くなる。
そうしたら、どうして食べて行くのだろう。日本では、あまり騒がれない事が、
不気味な気がするが、皆さんは、どうお考えなのだろうか。
2010年02月11日
北口本宮浅間神社
北口本宮浅間神社は、富士宮浅間神社からみて、富士山の反対側
富士吉田市にあって、昔から富士山登山の入り口となっている。

神社の建て方は、古い形となっていて、木々の大木があり、富士宮と趣が違い
静かに御参りをするのに良い気がする。

帰りには、吉田のうどんを食べるのも良し、
腰が強くお腹にこたえる味。
富士吉田市にあって、昔から富士山登山の入り口となっている。

神社の建て方は、古い形となっていて、木々の大木があり、富士宮と趣が違い
静かに御参りをするのに良い気がする。

帰りには、吉田のうどんを食べるのも良し、
腰が強くお腹にこたえる味。
2010年02月10日
浅間神社
一時浅間神社に凝って、富士山周辺の浅間神社を巡ったのだけれど、
やはりスタートは、富士宮浅間神社。
全国の浅間神社の大本の神社、御神体に富士山をいただく。

富士には、桜が良く似合う。かな
ここからの富士山は、頭をとがらして、烏帽子をかぶっているみたい。
境内には、一本の桜の大樹が、

これらの写真は、昨年の4月。
今年は3月の末が身頃かも。
やはりスタートは、富士宮浅間神社。
全国の浅間神社の大本の神社、御神体に富士山をいただく。

富士には、桜が良く似合う。かな
ここからの富士山は、頭をとがらして、烏帽子をかぶっているみたい。
境内には、一本の桜の大樹が、

これらの写真は、昨年の4月。
今年は3月の末が身頃かも。
2010年02月09日
三寒四温
ふと三寒四温という言葉を思い出した。
三日寒い日が続くと四日暖かい日が続くという、中国、韓国でも言われる言葉だという。
今日当たりは、暖かくて、昨日までの寒さが緩んだ気がするが、
また気を緩めると、風邪をひくのもこの時期で、しっかりひいてしまった。
昨年風邪をひいて、医者にいって貰った薬の袋にも日付がしっかり書いてある。
今頃の日付が、・・・
7つ年上の姉が言った事があった。「あんたは年2回必ず風邪をひくから」と、
その時は、そんな事はないと言っていたが、確かにこれで今期2回目、
なるほど、先に生まれているというのは、すごい事だ、しっかり観ているもんだ、
たまには、素直に話を聞く事もだいじだと、今更ながら思う。
しかし、このまま暖かくなってもらえないかなぁ。
そう言えば、去年も同じ事考えた様な、
進歩がないな。
三日寒い日が続くと四日暖かい日が続くという、中国、韓国でも言われる言葉だという。
今日当たりは、暖かくて、昨日までの寒さが緩んだ気がするが、
また気を緩めると、風邪をひくのもこの時期で、しっかりひいてしまった。
昨年風邪をひいて、医者にいって貰った薬の袋にも日付がしっかり書いてある。
今頃の日付が、・・・
7つ年上の姉が言った事があった。「あんたは年2回必ず風邪をひくから」と、
その時は、そんな事はないと言っていたが、確かにこれで今期2回目、
なるほど、先に生まれているというのは、すごい事だ、しっかり観ているもんだ、
たまには、素直に話を聞く事もだいじだと、今更ながら思う。
しかし、このまま暖かくなってもらえないかなぁ。
そう言えば、去年も同じ事考えた様な、
進歩がないな。
2010年02月08日
梅見の頃
梅は咲いたか、桜はまだかいな♪
などと言う訳ではないけれど、ここ10年は毎年の様に梅を観に出かけている。
寒い中、梅の甘いかおりがプンとすると、もうすぐ春である事を感じる。

鞠子の梅園の梅

早咲きの紅梅
青い空には梅の花が良く似合う。
有名な小説家の言葉のぱくりかな。
などと言う訳ではないけれど、ここ10年は毎年の様に梅を観に出かけている。
寒い中、梅の甘いかおりがプンとすると、もうすぐ春である事を感じる。

鞠子の梅園の梅

早咲きの紅梅
青い空には梅の花が良く似合う。
有名な小説家の言葉のぱくりかな。
2010年02月06日
2010年02月05日
相撲道
朝青龍が引退という事で、当然と思う人、もったいないと思う人、
様々な意見がテレビを賑わしているのだけれど、やっぱり外国人に
日本人の心情を100%理解してもらう事は、難しいのだろう。
一連の事件を見ていたら、昔の力道山とダブって、しまった。
力道山も強い力士だったのだが、相撲界がなじめず確か関脇くらいで廃業し、
プロレス界に入り、大成功を収めた。
北朝鮮では、今でも英雄として語られている様だ。
両者ともアスリートとして、天分だあり、しかも愛嬌や可愛らしさもあって、
ほかのスポーツであったなら、伝説になったのだろう。
ところが、日本の国技としての相撲には暗黙知が非常に多い。
そして、そのまま何百年か過ごしてきた。しかし、もうそろそろ、
貴乃花が言う様に、ある程度は現代風にしていかなければ、通用しないのだろう。
しかし、朝青龍への相撲協会の対応は間違っていないと思う。
朝青龍はチャーミングなタレントでアスリートだけど、
相撲道の横綱ではないと思う。しかし、相撲道そのものを、外国人力士にしっかり教育
しないと、同じ事をくり返すだろうなぁ、そういう意味では、相撲協会も罪深い。
様々な意見がテレビを賑わしているのだけれど、やっぱり外国人に
日本人の心情を100%理解してもらう事は、難しいのだろう。
一連の事件を見ていたら、昔の力道山とダブって、しまった。
力道山も強い力士だったのだが、相撲界がなじめず確か関脇くらいで廃業し、
プロレス界に入り、大成功を収めた。
北朝鮮では、今でも英雄として語られている様だ。
両者ともアスリートとして、天分だあり、しかも愛嬌や可愛らしさもあって、
ほかのスポーツであったなら、伝説になったのだろう。
ところが、日本の国技としての相撲には暗黙知が非常に多い。
そして、そのまま何百年か過ごしてきた。しかし、もうそろそろ、
貴乃花が言う様に、ある程度は現代風にしていかなければ、通用しないのだろう。
しかし、朝青龍への相撲協会の対応は間違っていないと思う。
朝青龍はチャーミングなタレントでアスリートだけど、
相撲道の横綱ではないと思う。しかし、相撲道そのものを、外国人力士にしっかり教育
しないと、同じ事をくり返すだろうなぁ、そういう意味では、相撲協会も罪深い。