2012年12月30日

来年への課題

暮れも押し迫って来て来年についてあれこれマスコミが言っているが
どうも、ピントが外れている気がする。
彼らは自分自身を勝ち組と思っているし、負け組の人達の本筋を見ていない。
今回の衆議院選挙の投票率についてもそうだ。
若者が、都会の人間が選挙に興味が無いというが、
私の田舎では、若者の多くが選挙に来ていた。
私も選挙に行って初めて順番待ちの行列が出来ていた。
その行列には子供連れ、赤ちゃん連れがいる。
落ち着いたサラリーマン達だろう。
それでは本当に選挙に行かなかった人達はどんな人達だろう。
ある若者に聞いたら、大学卒業しても就職が出来ない。就職していてもリストラにあった。
仕事も無いし将来の夢もない。そんな若者や中高年は、選挙に行く気分では無いという。
自信を失っているし、知ってる人達に会いたくも無い。
日々なんとなく不安の中にいる人達。
そんな人達が増えているというのだ。
まだ白票を入れる人達は怒れるエネルギーが残っている。
そのエネルギーすら無くしている人達が増えているというのだ。
私の見る所、来年は、経済は回復するだろうが、この自信を失った不安の中にいる人達が、
自信を取り戻し、明日に向かう気力が湧いてきた時、日本の繁栄が戻って来る時だと思う。
大マスコミや大企業の特権階級にアグラをかいてい居る人達でなく
額に汗して結果を出している人達がむくわれてこそ日本が立ち直る時だ。  


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2012年12月28日

松井秀喜引退

今朝は松井秀喜引退のニュースで目が覚めた。
引退会見のかれは、その性格だろう考えながら一つ一つ丁寧に答えていた。
その本質は生真面目でストレートな青年そのもので、20年前彼が巨人軍に入った時と
まったく違った所がない。
「紳士たれ」という巨人選手の良き伝統を大リーグの本場で、またそれを最も評価する
ヤンキースで表現した事は日本の野球界にとっても大リーグのファンにとっても意味ある事だと思った。
現在ヤンキースにはイチローも在籍し、彼も金では無くヤンキースのチームカラーを選んだ。
私は特に松井秀喜の価値は、アメリカンドリーム・ジャパニーズドリームの真の価値は、
金だけの成功ではなく、人格形成の成功でもある事を示した事だろうと思う。
あの王貞治、長嶋茂雄が示した道筋を大リーグで見せつけたのが松井秀喜だ。
野球はまだやりたかっただろう、しかし巨人の4番であった自分の姿が見せられないので
それも我慢した事は気の毒だった。
しかし、彼の気持ちを最も理解しているのはイチローだろう。
本当にスポーツ界は二人同時に素晴らしい天才が現れるものだ。
三浦カズとゴン中山の様に。皆この20年本当に楽しませてくれた日本人の応援団だ。
お疲れ様 ゴン中山、そして松井秀喜。  


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2012年12月27日

日経平均最高額

日経平均は今年の最高額になった。
なんだかだと難癖をつけて、ネガティブに表現するマスコミや知識人がいるが、
どうもこのネガティブキャンペーンをやっている人達が問題の様に思う。
なぜなら外国人が買っていて日本人投資家が買っていないという。
つまり日本経済の強さを日本人が信じていない事を、外国人が信じているというのだ。
これはオカシイ、日本経済は日本人が良いと思った時に本当に良くなるのだ。
外国人が良いと言っているのに、何故日本人が良くないと思っているのだろう。
私などが単純にみてもアベノミクスは当たり前の国が当たり前の事をやっているだけで、
それをやらなかった事が問題だったのだ。
発信元は中韓だろうが、それに振り回された政府と日銀がトチくるっただけだと、海外投資家は
みているのだ。
ネガティブキャンペーンを張っている人間を良く見た方がいい。
彼らは少なくとも本気で日本を思っていない。
あらぬ方向に目線がいっている。  


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2012年12月26日

鉄道の安全性

韓国鉄道が世界一安全だという事を表明している広告を、
韓国国内で嘘であると問題になっている。
わたしとしても、あれだけ高速鉄道で問題をおこしていて、どこをどう切り取っても日本の鉄道ほど
安全とは思えないので、別に不思議とも思わなかった。
また剣道は韓国が発祥とか、インスタントラーメンも韓国発祥というトンデモ話の一つだろうろ思う。
そんな与太話はともかくとして中国の2千キロの及ぶ高速鉄道が開通した。
平均時速は二百キロ以上というが、乗りたくない鉄道の一つだ。
先日事故を起こした鉄道を土に埋めてしまったし、渡してから5年もたたない橋が落ちてしまう国で、
二百キロを超える高速運転をするというのは、まるで特攻隊並みに無鉄砲に見える。
もし乗るなら遺書を書いて、保険に入って・・・・
しかし、保険屋さんが受けてくれるだろうか、かれらシビヤアだからなあ。
もっとも数か月で壊れる事も無いだろうから(一応日本の新幹線のノウハウだから)
どうしても乗りたい人は早目がおすすめ。  


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2012年12月22日

アベノミクス

安倍さんが言っている経済政策をアベノミクスというらしい。
インフレターゲット論であったりリフレ政策であったりするが。
これに反対する人達の論を色々読んでいるのだが、その人達に言えるのは、それではどうすれば
日本経済が良くなるのですかという答えがない。
ただ批判のための批判ばかりだ。人によっては日本人は働かなくなったからだという。
働きたくても働く場所が無い現在においてそんな事をいう。
昔フランス革命が起きた時マリーアントアネットは、部下に何故国民は騒いでいるのだ?と聞いて、
「パンが無いので騒いでいます。」との答えに、「それじゃぁビスケットを食べればいいのに。」と
言ったとか。
なんかそんな論点の評論家先生の姿が浮かぶ。
経済は毎日大きな変化をしている。それに対して民主党は何も手を打たなかった。
まるで一生懸命働く人は悪と言わんばかりに・・
どんな政策も一長一短があるが、間違いなく言えるのは、最悪は何もしない事だ。
最悪のリスクは何もしない事と言われている中、日銀は20年間寝ている。  


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2012年12月21日

中国市場

尖閣の問題で日本に圧力をかけてくる中国に、まだ期待している人達の多くは、
12億人の市場としての中国をみている。
しかし、わたしは中国は市場にはならないと思っている。
それは、前回ジニ係数で示した様に、中国は富の分配が出鱈目な国だ。
一部の役人は我々では考えられない位の額の賄賂を取っている。
鉄道省の役人だった官僚は、ヨーロッパに4000億円の預金隠しているという。
共産党の実力者が200人として平均1000億程度賄賂を取ったとして20兆円からの金が海外に
隠されているという計算になる。
その下にも多くの共産党の役人がいるので、数十兆円が海外の口座に逃げていると思われる。
それ以外に現金は、国が強制的に投資したりして使っているので、
本当にお金を使える中流層には、お金が無いと思われる。
しかも政府主導の不買運動は止めないし、事あるごとに関心を日本に向けようとするだろう。
勿論、日本製以外は使い物にならないものは日本製は黙っても売れるはずだ。
だから市場として追いかける必要は無いだろう。
今日の朝のテレビで北海道の観光地が中国人観光客に見切りをつけてイスラム圏の人を
誘致しているという。
賢い選択ではないだろうか、少なくともイスラム圏の人達はマナーは中国人より良い。
確かに酒は売れないだろうけれど・・  


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2012年12月20日

不平等な社会

韓国も女性大統領が決まって、先行きどうなるか、少なくとも世界の大勢が決まっただろう。
韓国では、長年続く格差社会が問題だという。
ジニ係数というのがある。所得の再分配の程度を示す係数らしいが、
1が最悪で0.0が最善という中で、日本も中国も1980年では、0.2ポイント台だった。
中国も平等しゃかいであったが、資産そのものが無いので、日本が豊かさの割には世界一の
平等社会と言えるだろう。国民皆中流と言われた時代だ。
そしてこのジニ係数が0.4を超えると騒乱が起き、革命騒動が起きるという。
そして今の世界は、どうだろう、日本で0.336韓国で0.35アメリカで0.4越え、
中国に至っては0.61だという。
まるで未開のアフリカの国並みなのが中国。
アメリカもいつの間にか0.4を超えている。韓国が新聞で日本は、不平等社会になったと言ったが、
韓国・中国のマスコミのいう事は自国のの問題を日本にすり替えるので、解り易い。
それはともかくとしても、日本も気を付けなければ韓国、アメリカ並みの社会になる事は
肝に銘じなければいけないだろう。
しかし、このジニ係数は韓国が低い気もするが、もっとも2回も財政破たんした国だから
低めの数字になっているかもしれない。
いずれにせよ、中国はいつ爆発してもオカシクない事だけは事実だ。
アメリカはオバマという平等を意図するリーダーを選んだ。
どうなるかは不明だが方向としては、明快だ。そんな角度で世界の動きを見てみよう。
中韓は都合が悪いのは日本の責任とちょっかいをだろうから。  


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2012年12月18日

ユーミンの時代

ユーミンこと松任谷由美は女性シンガーとして一世を風靡した。
奇しくも私と同い年だが、最近はずいぶんと静かに見える。
たまたまNHKの番組で今度の宮崎駿監督の映画のテーマ音楽を担当すると言っていた。
本人も非常に喜んでいた。「魔女の宅急便」でもルージュの伝言をテーマ音楽に使われて、
宮崎駿さんとは相性が良いようだ。
最近若い人とユーミンの曲の話をしたら、ああバブル時代に曲ですか、と言われた。
確かに言われた通り、ユーミンがヒットした時代は、右肩上がりで若いカップルがクリスマスの夜に
色々趣向をこらして、ずいぶんリッチな人達がテーマだなぁと思ったものだ。
当時の私は金は何とかなったが、仕事で夜中まで残業で時間がままならなかった。
今の厳しい社会情勢で育って来た若者からすれば、バブルなのだろう。
しかし、最近思う様になったのは、バブルは本当に悪かったのだろうかという事だ。
確かにずいぶん散在もしたが、その分働きもした。
それは明日は今日より良くなるという確信があるから、もっと頑張ればもっと良いことがあると
思っていた。翻れば今の若者はどうだろう。
どこかビクビクしていて、暗い顔をしている。あれでは実力の半分も出ないだろう。
道を拓くと時というのは、多少無鉄砲でも自分を信じて飛び込んでこそ真実が見えてくる。
失敗を恐れては、かえって判断を誤る。
ユーミンの掲げる価値観や美意識は派手や贅沢に見えるかもしれないが、その位の明るさが
ある事こそむしろ正常で、今が委縮しすぎていると感じる。
人間は生身なのだ、多少はめを外しても、
夢や希望を持って明るい顔をしてこそ生きていると言える。
そんな時代を目指していきたいと思う。  


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2012年12月17日

世間は正しい

松下幸之助は「世間は正しい」と言った。
昨日の衆議院選挙の結果をみて、ふとこの言葉が浮かんだ。
松下幸之助がいう世間とは、マスコミでも偉い学者でもない一般の社会に生きている人達だ。
マスコミや評論家は、投票率が悪いとか若者が真面目でないとか言っているが、
選挙結果を見ると多くの人々は良く見て投票している。
ダメな政治家は確実に落とされている(1~2の例外を除いて)し、
卒原発などという言葉遊びをしている人間を福島の選挙民ですら落とした。
彼らの黒いはらの中を見通しての事だと思う。
静かだと思ってでいてナメルと痛い目に合うという証拠だろう。
自民党もこれからが勝負は、今回経済で結果が出なければ、自民・民主・維新関係なく次期選挙で
整理されるだろう。その位今の経済状況は厳しい。
どこの経営者も待った無しの所まで追い込まれている。
今の経済は、原発が怖いなどと言うくらいの余裕すら無いのだ。
まず経済をなんとかせい・・・という事だろう。  


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2012年12月16日

衆議院選挙

今日は衆議院選挙、皆さん選挙にいきましょう。
大した候補者はいないという事でも、落としたい人の対抗馬に投票しましょう。
この国を貶めてきた政治家を二度と国政に送るのはやめて、
子供たちの将来に役に立ちそうな人や党に投票しましょう。
さあ、私も出かけます。・・・  


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2012年12月15日

ネットの危険性

ペニーオークションが詐欺をしていたという事が評判になり、有名人の謝罪などが相次いだ。
今の様にネット上には色々な情報は飛び回っている。
その中から本物の情報を取り出すには尋常でないトレーニングが必要だ。
しかし、それは今に始まった事ではない
、ヒットラーが宣伝省を設けて、人々を洗脳しようとした時代から
現在に至るまで、情報には色々な意図がある。
今の日本においても、日本が軍備をしなければ、どこの国も攻めてこないなどというファンタジーや、
中国・韓国が日本人が明治以来さんざんしてきた援助に感謝しているという錯覚などの
洗脳からいまだに抜けられない人達には困ったものだと思う。
しかし、それを振り切っても本当の事をいっているフリをしている人達も非常に多い。
いずれにせよ我々一人一人が本物を見分ける努力が必要だろう。
ただ気をつけねばならないのは規制だ。ペニーオークションなど怪しいネット上のサイトは多い
しかし、そういえば楽天やヤフーにしても紙一重の差しかない。
すべてを押さえつけたら、若者の明日の可能性も失せてしまう。
我々自身が本物を見分ける努力こそ惜しんではならない。
  


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2012年12月14日

片づけ

片づけるという事は、捨てる事とみつけたり。
えらいオーバーな言い回しだけれど、それこそ真理だと思う。
久しぶりにや山積になった机の書類を片づけたら色々出てくる出てくる不明だった書類。
なんでこんな所にと思う。
多分何かを仕掛けていた最中に用事が出来て、そして忘れてしまったのだろう。
そんな忙しい→(心を亡くす)状況が長く続いた結果だ。
今回はずいぶん長かった様だ。
今回は何を捨てる事に気が付いたのだろう。そんな事を考えてみた。
そうか、ある友人と2時間以上話に熱中していたからなのだ。
話すことで自分の意見が纏めれた。
所詮一人で考える事には限界があるわな、やはり人の中にいて初めて人。
それが大事だなぁ。  


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2012年12月13日

年の瀬

わーい昨日はブログをサボってしまった。
東京とかに出張で書けなかったとかでなく、完全に忘却しておりました。
今年は特に忙しない年の瀬です。さてさて選挙はあるは、ミサイルが打ち上がるは、
そうそう留置場で自殺した婆さんがいたけれど、ほんの15分目を離した隙に、3人部屋で寝ていて
自分で自分の首を絞めたという。
マスコミなどでは、県警のミスと言うが、こんな芸当が出来る人間は想定されていないだろうと思う。
さもなければ24時間モニターされる部屋にでも移さなければいかんだろうし、
下手をすれば今回の事例では解らなかったかも知れない。
彼女に嫌疑がかかっている犯罪も凄いが、彼女の死にざまも凄い。
これを社会の為、人の為に使ったのなら、ひとかどの人であったろうに、戦後という時代がこの様な
化け物を作ってしまったのだろう。
戦後政治と総決算。今回の選挙で日本に与えられているテーマだと思う。
2012年が戦後政治の総決算の年だったと、何年後かに語れれば良いが。  


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2012年12月11日

買うものが無いって本当?

日本には物がいきわたっていて買うものが無いから、デフレになっているというが、
これは本当なのか、日本人は金も物も満ち足りていて買うものがない。
それとも物よりもっと大事な精神世界を求めているから、ものが売れないと言っている経済学者や
評論家がいるのだが、毎年新入社員教育をやっていて、入ってきた学卒の若者に、
「免許は持っている?どんな車をかうの?」と聞くと「仕事のために免許は持っているけど
車は買えない。」という何故か聞くと、全員が大学進学のために奨学金を借りていて、
当面は、その返済でいっぱいいっぱいだというのだ。
だから車を買うのは夢のまた夢だという。
就職が出来た若者ですらこうなのだ。就職出来なかった人達は、借金を背負ってアルバイト生活だ。
この実態をみると、買うものが無いのでは無く。
買う事が出来ないので諦めざるを得ないのだ。
こんな状況では家も買えないだろう。結婚しても子供を増やそうともしないだろう。
ここ20年日本は不況に沈んでいるのが問題なのだ。
まず若者が希望が持てる経済が最優先ではないのだろうか。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:25Comments(0)経済

2012年12月10日

経済書って本当?

経済書なども一通り読んでいるが、最近ある人と話していて気がついた。
経済書に書いてある事って本当に正しいの?
例えば、こうである「今日本の政府の政策で、潰れるべき中小企業を金融措置で生かしているので、
そのゾンビ企業が整理されない限り、日本経済の再生はできない。」というのだ。
だから来年の春にはモラトリアムを止めて、ゾンビ企業を駆逐して経済を上昇方向に
もっていくというのだ。
最初は、そういうものかと思って聞いていたが、実際に多くの中小企業を訪問しながら話を聞くと、
そのゾンビ企業というのが何処にいるか解らない。
ここ10年のデフレ不況の厳しさは尋常のものではない状態だ。
その時代を生き抜いて来た中小企業は、皆尋常でない努力をしている。
努力もしていずバブルに乗っかって良くなった企業などというのは、20年前バブルがはじけて、
その後の10年で皆消えている。
だから、そのゾンビ企業というのは何処にいるのか解らない。
私には経済や金融の失敗を居もしない中小企業の責任にしている
御用経済学者がいる様なきがする。
なので、その様な論を振り回す輩を良く見たほうが良いですぞ。
彼らこそ、今の若者の将来を台無しにしている元凶だろう。  


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2012年12月07日

明るい話題

山中教授がノーベル賞を取った事は、暗い話題が多い中、特に明るい話題だ。
IPS細胞を作り出した事が世界中で話題になっているが、彼の本当の偉さはその動機だ。
それまで万能細胞を作るには、受精卵を利用していた。
韓国の偽発明で有名になった学者も、化学の発達の為とはいえ、
部下の女性に宿した受精卵を提供させていたという。
山中教授は、この大量の受精卵を犠牲にしている事に違和感をもった。
受精卵は、そのまま子宮の中にあれば子供として生まれる生命である事を思い、
自分の子供の事を考え別の方法で発明したかったという。
その結果、普通の細胞から万能細胞を作るという快挙が生まれた訳だ。
この開発意図こそが、彼が人間として何が大事かを再確認させてくれた事に
単に優れた発明をして事以上の価値があると思う。
金や名誉もために人間を犠牲にする輩が世界をリードしてはいけない。
山中教授が日本人であり、日本で開発した事が誇らしく思うし、
国は、ここに予算を投入しなければ何処に投入するのだろう。
もっとも「一番でなければいけないのですか?」の時に、大きく予算が削られて、なんとか復活折衝で
残った様だが、一つ間違えば本当に良い芽をを摘むとこだった。
良い政治家を選ぶ必要もありそうだ。  


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2012年12月06日

金融緩和

安倍さんが金融緩和について話すと、野田さんが噛みつく。
彼曰く、それは金融の素人の発想だという。
私も金融の素人だが、経済については一生懸命情報を集めている。
私の素朴な疑問は、ここ5~6年前より日銀が何故金融緩和をやらないかという事だった。
色々な資料をみると金融緩和のためにインフレターゲットをやると
ハイパーインフレになるというものだった。
首をひねりながら納得したが、最近読んだ本では、リーマンショック以来アメリカは、
自国の通貨供給量を3倍にし、ヨーロッパは2倍にしている。
その中で日本は、まったく増やしていない。それで円高になるのは当然としか言いようがない。
私は2倍に増やしてもいいと思うのだが、安倍さんの金融緩和は、もっとおだやかな量だ。
安倍さんが素人なら私は、ど素人となるが、結果をみてみたい。
もし安倍さんのいう通り経済が好転したら、野田さんと白川総裁は、どう責任とるのだろうか。
ここ数年間にリストラされた数万人の人、就職出来なかった数万人の人。
多分数十万人の人達の人生を狂わせている円高の責任が取れるのだろうか。  


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2012年12月05日

中村勘三郎亡くなる

中村勘三郎さんが亡くなった。
まだ57歳という年齢で、これから芸も熟成して人間国宝になるだろうと思っていた人だけに残念だ。
しかし、天才的なその才能を余すこと無く発揮したと言えば、
通常の人間の倍のスピードで生きたのかも知れない。
こういう天才的な人の訃報に接すると、いつも思うのだが、ずいぶん生き急いでいたんだなぁと思う。
人間の生死だけは、我々では図り知れないけれど、美人薄命と同じで天才は早死になのだろう。
たいした事しないで過ごしている我々は、それなりに生きるのかも知れないけれど、
彼らの方が中身の濃い一生なのだろう。
ご冥福をお祈りします。
しかし、二人の息子はこれからが正念場になるのだろう。
これからは自力で芸を磨いていくのだから、
父の本当の偉大さが解るのにまだ何年かかかるかも知れないけどね。  


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2012年12月04日

インフラの整備

中央高速のトンネルで酷い事故があった。
事故というより災害といったほうが良いかも知れない、亡くなった9名の方の御冥福をお祈りします。
しかし、いきなり天井の何トンもあるコンクリトが落ちて来たのだからたまらない。
車が潰れてしまって、尊い命を亡くしてしまった。
このトンネルは高度成長期のトンネルで、検査をしているにもかかわらず壊れたという。
トンネルの管理者に責任を追及する事はもっともだが、ここ15年以上インフラに投入する
政府予算は減り続けている。
バブルの時、土建屋ばかり儲かったという事に懲りて、インフラ整備というと色眼鏡でみていた事も
あるのでは無かろうか。
これからトンネルだけでなく橋も寿命を迎える。
そんな所を再整備しながら、震災復興に投入するというのなら、安倍さんがつい口走った
建設国債の買い入れは、間違っていないと思う。
アツモノに懲りてナマスを吹く様な、話には気を付けなければと思う。
しかし、これだけ気をつける日本がこうだという事は、韓国・中国のインフラの10年後って
すごく怖い。皆さんどう思う?  


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2012年12月03日

チャイナリスク

中韓とも日本のリスクとなりそうな雲行きだ。
特に中国は最低5年基本10年は、国との関係も経済関係も冷え込むだろう。
政経分離と言う人がいるが、中韓とも経済と政治は完全に一体で動いている。
中国の習近平は、国内の不満をギリギリの所で抑えている。
すでに、あの膨大な国防費より国内の治安維持費の方が上回っていて、
火が付いたら爆発する様な状況になってしまっている。
だから外に敵を作り「愛国無罪」を通さねば、国の状況が維持できない。
中国共産党は200人が実質権力を握っているというが、
私の知る資料では、197人が海外に資産を持ち、いつでも逃げだせる様にしているという。
だから彼らも必死だろう。
かといって共産党政権が倒れたとしても、世界中に散らばっている華僑が、
日本と仲良くしようと考えていると思ったら間違いで、尖閣が中国の領地であるかのごとくの
プロパガンダ(偽情報)を流しているのは華僑資本だ。
彼らは金と同じで領地を広げる事も熱心なので、彼らが表に出ても改善されない。
むしろ悪くなるだろう。
もし、どうしても中国とビジネスをしなければならないのであれば、台湾人を介在するしかないだろう。
ただ台湾人も、戦後中国本土から渡った漢人(人口の2割)より、元々の台湾人のほうが、
話が出来るのではないだろうか。
そんな訳で、チャイナリスクは、チャイナのリスクではなく。
チャイナはリスクなのだ。  


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