2012年12月10日

経済書って本当?

経済書なども一通り読んでいるが、最近ある人と話していて気がついた。
経済書に書いてある事って本当に正しいの?
例えば、こうである「今日本の政府の政策で、潰れるべき中小企業を金融措置で生かしているので、
そのゾンビ企業が整理されない限り、日本経済の再生はできない。」というのだ。
だから来年の春にはモラトリアムを止めて、ゾンビ企業を駆逐して経済を上昇方向に
もっていくというのだ。
最初は、そういうものかと思って聞いていたが、実際に多くの中小企業を訪問しながら話を聞くと、
そのゾンビ企業というのが何処にいるか解らない。
ここ10年のデフレ不況の厳しさは尋常のものではない状態だ。
その時代を生き抜いて来た中小企業は、皆尋常でない努力をしている。
努力もしていずバブルに乗っかって良くなった企業などというのは、20年前バブルがはじけて、
その後の10年で皆消えている。
だから、そのゾンビ企業というのは何処にいるのか解らない。
私には経済や金融の失敗を居もしない中小企業の責任にしている
御用経済学者がいる様なきがする。
なので、その様な論を振り回す輩を良く見たほうが良いですぞ。
彼らこそ、今の若者の将来を台無しにしている元凶だろう。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:06Comments(0)経済