2012年11月30日

京都の秋

11月も末になって京都は紅葉で良い季節になった。
毎年何回か仕事で京都に行くのだが、まだ紅葉を見た事がない。
今年は11月に行こうとスケジュールを組んだのだが、先方の都合などで壊れてしまった。
京都の友人からは、秋に来なければ京都の一番良い時が解らないと言われたが、
これでまたお預けをくらった格好だ。
これでは現役を引退してからゆっくり行くのが一番かもしれない。
しかし、我々の年代は何時ゆっくりするのだろうか、
全共闘世代や団塊の世代の様に悠々自適にはならない様だ。
死ぬまで働いて合間をみながら人生を楽しむしかないか。
さあ働け働け。  


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2012年11月28日

中韓と中小企業

中国・韓国への中小企業の対応というテーマで宿題をもらった。
中小企業経営者の集まりで話してくれと言われて、お引き受けしたのだが、
本音を話すと中国共産党から極右と言われる内容になりそうだし、
中国・韓国の言いなりになっている政治家・報道機関を言うと、
選挙前では違反になりそうだし困ったもんだ。
この国が好きで、この国が正しいと言うと田母神元幕僚長みたいなるし・・・
そうそうネットで、「日本解放第二期工作要綱」というのを探して読んでみたけれど、
中国共産党ってほんまに怖いもんだ。
その辺のチンピラ左翼がかわいく見える。
そこまでして日本に謀略してきたのか恐ろしい連中だ。
クワバラクワバラ。  


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2012年11月26日

選挙放送

今テレビのチャンネルをひねると、衆議院選挙のための各党派の主張の放送ばかりだ。
今日はTPPの話をしていた。
TPPに賛成だ反対だと言っていたが、特に面白いのが、反対派の意見だ。
曰く、アメリカの陰謀で日本のためにならないものを買わされるから。
曰く、農業が守れない。日本のコメが負けるから。
曰く、中国が入っていないからアジアビジネスに入れない。
という。
なんという不勉強だろうか、これが政治家が知っている経済知識だとは恐れ入る。
アメリカの陰謀説は、根拠が無い訳ではない。経済が厳しい状況だから、すこしでも自社自国に
有利にもって行こうとしている資本家が多い事は事実だ。
だから政治家の交渉能力が必要なのだ。最初から逃げるのなら政治家はいらない。
農業を守るというが、日本の農家従事者の平均年齢は67歳、これから何を守るのだ。
皆さん年金生活者だ。若者にチャンスを与えてこそ未来がある。
それこそ農業の法人参入と農家以外の若者の参入を許すべきだ。
ただ土地の値上がりを待って何も作物を作っていなければ、しっかり課税をすれば良い。
漁業も江戸時代からの既得権をやめにしてしっかりしたルールを作り
栽培漁業ぐらいは自由参入させれば良い。
そして最後に中国だが、中国は貿易のルールなど決めても守らないし、
勝手に為替も操作している。常に政治を経済に優先する。
いくら人が多くいても、経済の協力関係は無理だ。同じ事が韓国にも言える。
ビジネスの基本はwin―Winの関係だ。三方よしの関係だ。
これが守れない相手とは、いずれ破たんする。
TPPは100%では無いが、話し合う余地はある・・まともな政治家ならば。
東洋の二国(福沢諭吉)が呆れた国は、100年経って、その本質が変わらない。
脱亜入欧の亜はこの二国の問題だ。それ以外の東洋の国は話し合いが出来る。  


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2012年11月24日

42年

明日で三島由紀夫が割腹して42年目になる。
当時思春期の私などは、その鮮烈な死に方に驚き、切腹の仕方がいかに難しいなどと
友人と論じていた事を思い出す。
その頃の私では三島が何を言っているか解らなかった。
ただ芸術家という生き物は変人なのかという事と、天才は最後に狂ってしまうのだろうと思っていた。
それから40年、そんな事を忘れていた。
三島に対しては、大正ロマンを引き継いだ耽美主義の芸術家だと信じていた。
それが東北の大震災を見た時に、その被害の酷さと現実離れした災害の前で
命を懸けて自分の使命の為に行動した日本人がいかに多かったかを見せられた時、
この国には、なんと高い精神性があるのだろうかという事を見せつけられた。
若い頃から人生を斜に構えて見る事がカッコイイというような似非インテリなどには
到底説明がつかない事だと思えた。
その時に三島由紀夫が言っていた美しい日本の意味が分かった。
確かに今の日本は、彼が予言した「日本はなくなって、その代わりに、無機的な、
からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、
或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。」と言った国となった。
しかし、心の深い所では日本人は生きていると感じた。
三島と生前親交のあった、ドナルド・キーンは日本に帰化する事で、この国に骨をうずめたくなった。
同じく石原慎太郎も80歳で自分の死に場所を見つけた。
40年かかったが、やっと大和魂は動いた気がする。
ただ全共闘世代と、その教え子達は・・・・覚めていない様だが。  


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2012年11月22日

国債買い入れは禁じ手か

安倍総裁が景気刺激策として国債の買い入れに言及した。
その安倍さんの言葉尻を細野や野田が禁じ手と言い全否定している。
しかし、市場は正直だ、解散して安倍首相の可能性だけで、株価は500円上がり、
円安が進行した。
これはどういう事だろうか。
少なくとも世界中の市場関係者は、安倍さんの言を歓迎している。
確かに、細野や野田の言う様に、昔の金融の教科書には日銀の独立性や国債の買い入れは、
禁じ手でありやってはいけないと書いてある。
しかし、である現実にはアメリカやヨーロッパ各国は、そんな事ずいぶん前から破っている。
それの中国、韓国はアメリカと連動する様にして、しっかり元安ウォン安誘導をやっている。
実は日本だけいい子をやっているのだ。
誰がほめてくれるかは知らないが、おかげで日本の家電やメモリー産業が決定的に
輸出競争力で負けている。
昔はアメリカのみが輪転機を回し札を刷って、その負債分を日本が肩代わりをしてきたが、
それに世界各国が乗ってきている図なのだ。
これではいくらなんでも国が持たないと、ここ3年見ていたが、もういっぱいいっぱいだろう。
細野や野田が鬼の首でも取った様に正論もどきをいうが、
市場の反応を見てみれば、何が正しいか解りそうなものだ。
早く素人の経済運営をやめてくれと、市場がいっている。
日本は普通の国になればいい。そうすればこの国は世界一強い経済に簡単になれる。  


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2012年11月21日

経済の立て直しは製造業

経済のサービス化が進みハードウェアよりソフトウェアというが、
ではサービス業とソフトウェアのみ先進国は存在する訳ではない。
製造業も安物は中国の様な人件費が安い所に行くという常識があったが、
例えば中国だけしか造っていないものや産出しないものがあれば、彼らは値段をつりあげ
製造の制限などをして、政治カードとしてくる。
中東などの国やロシアも同様な事をしてくる。
ことほど左様に、現実の世界では純粋の経済モデルの様にいかないものだ。
だから基本的にあらゆる製造業がすべて海外に出てしまったら、国そのものの存続が出来ない。
海外の出て商売ができるのも、まず国が安定していて国が自分たちを
守ってくれるという前提があっての話だ。
机上で経済を語る人達の中には、この国という概念が抜けている人達がいる。
曰く、世界は狭くなって情報が行きかうから国という概念はナンセンスだという。
しかし、日本という国で守られて生きていける人達だからそんな事が言えるのだ。
今もパレスチナでは、民家にミサイルが飛んでくる。
年寄や子供、妊婦がいてもお構い無しに・・・
そこに住む人たちに国境は無意味だとか、国防はナンセンスなどと言えるのだろうか。
世界はまだまだ発展途上なのだ。
まず日本の国も「ものづくり」から立て直しが必要だ。オバマがアメリカを立て直ししようとする様に。  


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2012年11月19日

師走

師走とは先生が走り出すらしいが、どうも忙しい様に出来ている様だ。
今年は、師走までにする仕事が2つほど来年送りになったので、時間が余ると思っていたが、
おっとどっこい、そうは行かない様だ。知り合いのパソコンが壊れ原因究明やら直しやらで、
少し手を加えて、試しなどをしていると、あっという間に5時間6時間過ぎてしまう。
やればやるほど、やりたいことが増えていく。これじゃあイタチごっこだ。
どんなものでも完璧を目指すとそうなのだろう。
最近は簡単に出来るコンビニエントなものばかりだが、
丁寧な上にも馬鹿がつくのもたまにはいいかもしれない。
あまり合理的に数字計算が出来すぎるのも色気がない。
そう、数字で言うと、一番無駄なのは自分自身だったりする。
所詮人間に無駄はつきものだ、それがなければホッとしたり、できない生き物だろうなあ。  


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2012年11月17日

海のむこう

オバマが勝って、たぶんアメリカは豊かな国に戻ろうと努力を始めた様だが、
「財政の壁」をうまくのり越えられるだろうか、そこまで強硬な事を共和党議員もしないと思うが。
この財政の壁は、オバマが高所得者の税金を上げる事に反対している事によるが、
仕事がなく家もなく苦しんでいる人達が多い中、それも自己責任と言いはるか、少しはそういう人達の
為に金を出すのかという事だろう。
小さい政府は理想だが、そればっかりだと大多数の負け組の生存権まで奪われてしまう。
そんなギリギリに所のオバマの勝利だ。
自由主義の旗手としてのアメリカのメンツもあるかも知れないが、やはり弱者を国がある程度
助ける事は必要なのだろう。
さて日本はどうするのだろう。
日本はむしろアメリカより変に行き過ぎて、弱者を守るという建前の中、変な利権団体を肥やしている
真の国民の真の弱者に良い政(まつりごと)の議員を選びたいものだ。
早く震災で本当に困った人たちに支援が届かない事には、この国の新しい船出など、
夢のまた夢。  


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2012年11月15日

しなやかな対応

どこかのニュースに日本が中国の圧力に対して、しなやかに対応する事で、
中国をかわしている、という様な内容があった。
確かにそれはとっても大切な事だと思う。
中国の対応だけでなく、我々の日常の中で、思う通りに行かない事、
理不尽な事は、際限なく起きてくる。
そのたびに気を病んだり、していたら本当に寿命を縮めてしまう。
松下幸之助は「雨が降ったら傘をさす。」と言っていたが、当然しなければならない対策をしながら、
事を冷静に眺めているという心境だろう。
それこそ人生のすべてに通じる事だ。心を常に平静にに保ちながら、なすべきことを成せば、
必ずチャンスは訪れるものだ。
それを、焦ったり、苛ついていると、せっかくチャンスが目の前にあっても
いやな事の方に焦点があってしまって、見逃してしまう。
だから、そういう「しなやかな心」を手に入れたいと思うのだが、
一生の修行が必要になりそうで・・・・
まあ、頑張ろう。  


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2012年11月14日

寅さんの時代

「男はつらいよ」の全48作を見終えてしまった。
楽しみの一つが終わってしまった気もするが、また違う角度から見る楽しみも残るだろう。
初期の寅さんは顔もふくよかで、愛くるしい。
本当に、いたずら小僧をそのまま大人にしてしまった感じだ。
最後の作の時は、かなり体もきつかったのだろう、壮絶さがみえる。
しかし、芸人根性というか最後までやりきろうという執念すら感じられた。
山田洋次監督は、寅さんはまで元気で生きていて、40歳代で変わらず、
リリィと島で仲良く馬鹿話をしながら生活をしている。
という状況で終わらしている。
この映画は、人が人を思いやるというテーマを最後まで貫き
下町人情が描かれている。
もう一つの、この映画の価値は、
撮影のため訪れた場所のその時代の景色を切り取っている事だ。
日本の古里(ふるさと)がフィルムの中に残っている。
そして、その地方に行けば、「男はつらいよ。撮影地」の看板が誇らしげに立っている。
旅行に行って、その看板を見つけるのも楽しみになる。
これも宝探しの一つかも。  


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2012年11月13日

ボケ初め??

今日はやけに時間に余裕があると思ったらブログを更新してなかった。
しかも確信犯として忘れていた。
こんな事が進んで本当にボケていくのだろう。
完全にボケれば自分がボケている事に気づかないだろうに、半ボケは悲しいかもしれない。
遅い速いもあるが、いずれあちら側に行くことは間違いない。
それまでは、しっかりしていたいもんだ。
最近ふと亡くなった父を思い出す。80歳で亡くなったのだが、その2~3年前には完全にボケていた。
しかし、境界線が解らなかった。普段ほとんど話す事がなかった人で、騒ぐ訳でも暴れる訳でもなく。
ただ、火が付いていないタバコを吸っても気づかず。
体を気遣った母が、酒を水に変えていても気づかなかった。
昔なら、いくら温厚な父でも怒ったのだろうに・・
まるで彼方から来て彼方へ帰っていく用意をしているようだった。
自然体という言葉を聞くと父を思い出す。私は真似できそうもないが。  


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2012年11月12日

TPPが焦点

次の選挙はTPPが争点であるらしい。
そうすれば、自民党の一部と保守系政党が反対しているので、民主党に勝ち目がでるとか。
しかし、TPPに反対している人の話を聞くと、農業が危ないといっているが、
専業農家は、別に危なくないといっている。
むしろ兼業農家や農協あたりが整理されて、農業がやりやすくなると言っている。
一般企業の農業への参入を許可すれば若い人たちが工夫をこらした農業をやるだろう。
他の反対は、TPPを結ぶと、欧米の金融機関が日本に来て、郵便局や農協など弱い金融機関が
つぶされるという。
しかし、弱い金融機関は現在も国のお荷物で税金を食い荒らしているし、利権の温床だ。
ちゃんとしたルールできれいにしなければ、いずれグローバル社会の中で、
消えていく。
であるなら、今までの政府の膿を出さねば、結局無くなる運命になる。
しっかりした争点と、約束を守る政治になってほしいものだ。
ケネディが言った。「国に何をしてもらえるか考える前に、国に何ができるかを考えてほしい。」  


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2012年11月10日

動物と人間の違い

最近、東京にに出て多くの講習会に出席する機会が増えたが、その中の話で、
面白い話があった。
それは、すべての動物の究極の目的は子孫を残すことだという。
しかし、脳科学者からみると、人間のみに前頭葉の発達があり、
その前頭葉では、社会について考えているという。
つまりは、人間がほかの動物と決定的にに違うのは、子孫を残す事のみでなく。
社会にとって良いこと、正しいことを判断していく能力だという。
別な言い方をすれば、社会にとって正しいという事が判断できなければ、
人間になれないという事の様だ。
そう言えば、あるコンサルタントが言っていた。
30歳代で成功して人が40歳代で躓き、50歳代で消えて行ってしまう例が良くあるが、
才能豊かで若くして成功した野心家の人が、己のの私欲だけで邁進していると、
40歳代過ぎると、周りに相手にされなくなって来て、50歳代では消えてしまう。
でも多くの当事者は、自分が周りからそのような評価をされている事に気づかない。
若い頃は、やんちゃと言ってくれた事でも常識ある大人の行動として恥ずかしい事に
なるという。どうです、周りにそういう人いますかね。  


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2012年11月07日

中国という異民族

「中国の影響は(日本人)個々の人格、その魂には決して及ばなかった」と
新渡戸稲造が言ったというが、非礼を通り越して相手にすらしたくない国だ。
600年前から尖閣を領有してるなどとちゃんちゃらおかしい。
だいたい明治時代に台湾を領有しているか日本政府が訪ねた時、
そんな野蛮な田舎は中国は関係ないと言い切ったのだ。
そうでありながら戦後のどさくさから台湾の領有権を主張し始め、
それを武力で脅かしきった味をしめて、今度は尖閣だ。
それを半歩でも譲ろうものなら、次は沖縄だというのだ。
これらは台湾に本気で関わってこなかった日本への罰だ。
台湾は独立のために日本に助けを求めてきた友好国だ。
それを中国の言いなりになって来た。台湾が独立していれば中国はのさばれない。
日本にも牙を向けれなかったのだ。
歴代内閣がそれをしてこなかったツケが今の中国だ。
ここまで来ると、原爆を作ってミサイルに載せて
にらみをきかせるしかないのだろう。
1億人も減れば少しは静かになるだろうと夢想もしたくなる。
数千万人を毛沢東が殺戮してもびくともしない国だから、とんでもないDNAだ。
きっと50年もしたら、それも日本人が殺した事になっているだろうが。  


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2012年11月06日

アメリカ経済再生

アメリカの大統領は、どちらが勝つか解らないが、オバマが勝てばアメリカ経済が立ち直るだろう。
ロムニーが勝てば、今より悪くなるだろう。
そのヒントは、オバマと故スティーブジョブズとの会話にある。
オバマがジョブズに聞いた「アメリカ国内でI-PHONEを作れないか、そうすれば失業者が減る。」
ジョブズが答えた「それは無理だ、アメリカ国内にはエンジニアがいない。数百万人のエンジニアを
育てなければならない。」と言った。
ここにすべての答えがある。ジョブズは日本に来ると、多くの時間を工場の現場で過ごした。
そして熟練の職人達の技術を見て「ファンタスティック、ワンダフル」と言っていたそうだ。
つまり彼の発想を引き出したのは、熟練した工場の現場の技術者だった。
間違っても研究室だけでは無かったという事なのだ。
新製品を作るのは、研究室だけでなく現場の職人達が必要なのだ。
彼らは国の宝、経済の源泉なのだ。
ところが、金に目がくらんだ資本家達が、自国の技術者から仕事を取り上げ、人件費が安い
海外に移転した事から、アメリカは金融でしか利益を得ない国になったのだ。
優秀な技術者、職人を育てる事が、新製品を開発する源なのだ。
ジョブズはアップルの失敗の時、それを理解した。「アメリカではモノづくりが出来ない。」
だから頻繁に日本に来たのだ。
つまり、オバマはそれを理解した。だから中国から製造業を自国に引き戻そうとしている。
次の4年では結果が出るだろう。
悲しいのは日本。世界一の開発技術者を赤字が出たという理由で、サムソンにくれてやったソニー。
その後赤字が出た理由で、工場を閉めリストラをして有能な現場の人間を放り出し、
韓国・中国企業にくれてやっている家電の大手企業。
アメリカの失敗をまだコピーをやめない日本の経営者達。
松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、稲盛和夫を読み直せ。
せめてスティーブジョブズでも良い。早くモノづくりの基本に帰れ。  


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2012年11月05日

無宗教の誤解

良く日本人は無宗教と言われるが、そう言っている欧米人よりはるかに宗教人だ。
それには宗教の役割の理解が必要だ。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教は人間と神との契約で、
盗まないとか人を殺さないとかしている。
どれかの宗教に入っていないと人間の基本的な道徳だ保てないと思っている。
日本人は良く自分の事を無宗教というが、東北の震災でも解る様に日本人ほど道徳的宗教人は
世界中どこを探してもいない。
つまりあまりにも身に付きすぎているのだ。だから私はこれを日本教と勝手に呼んでいる。
クリスマスにはケーキを買って、メリークリスマス。
正月には、神社に初詣で。
亡くなったら、お寺で葬式。
それで不便は無い。 特に人間としての問題も起きない。
しかし、欧米の論で言ったら中国などは恐ろしい。彼ら共産党は「宗教はアヘンだ。」と言っている。
つまり本当の無宗教だ。つまり、道徳観が無いという事か、
それなら暴動で火をつけたり、物を盗んだりの理由も解るが。
それとも拝金教とか共産党教もあるのか。しかし、日本の共産党はもっと穏やかな気もするが。  


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2012年11月03日

人材育成

久々に人材育成のセミナーの出席してみた。
数年前までは多くのセミナーがあったのだが、震災以後泣かず飛ばずの状況だった。
その間色々な事があり、リニューアルしたセミナーに参加した。ずいぶんバージョンアップされていて、
講師の技術も高いものだと感心させられた。
今、就職先が無いのに人材難であることがわかった。
その元凶は、欧米型の経営のようだ。その時の説明だとフラット型組織のほうが
情報伝達が速く、決断が速いのでその方が良い経営ができる、というものだった。
結果、人員整理されたのは係長と主任。
課長・部長は現場のトップなので整理されなかった。それでどうなったかと言えば、
係長・主任が主にやっていた現場での社員教育(OJT)を課長がやるはめにになった。
課長は元々現場のマネージメントのトップなので結果を要求される。
それがためにOJTを放棄せざるを得なかったのだ。
それに日教組によりバカとして作り上げられた新人(家庭の責任もあるが)が企業に入っても
まったく使い物にならなくリストラになった。
という事だ。つまり情報伝達の足手まといになっている上層部の社員を整理せず、
現場教育の根幹を壊してしまったのだ。
だから、まず組織をあるべき姿に直す事がスタートだろう。  


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2012年11月01日

日本型経営

バブルがはじけた時から20年、日本は不景気の坂を転げ落ちて
まだ浮上してこない。
その原因は、バブルを生み出した経営を日本型経営の弱点として、
欧米型というかアメリカ型の会計士が中心の経営学が幅を利かせて、
ものいう株主であるとか、「一番になる必要があるのですか」とのたまう金満政治家などが
大手をふって跋扈(ばっこ)していて、「ものを作り出す喜び」を主眼とした企業が軽視された。
日本には名人上手が生涯をかけてモノづくりをやる喜びなど無視して
まず金儲けを考える人間によって経営が左右されている。
しかし、本当に良い商品が出てこなければ、どんどん先細りになる。
魅力的な新製品がなければ、景気は絶対良くはならないのだから。
欧米の株主や金満の日本人を無視して長期的な視野の投資がなければ良くならない。
ただ40年かかって日本企業が開発した技術を平気でスパイして自分の製品の振りをする
韓国企業や中国企業に足を引っ張られなければだが。  


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2012年11月01日

円高の恐怖

パナソニックの最終赤字が、7、650億円の最終赤字が決定して、
社長も厳しい決断を迫られている。
確かに半分は、サンヨーを吸収する時の費用だが、それでも笑って済ませる額ではない。
シャープも含めて受難の時期だが、これを円高のせいとすると、解り易い。
ある経済誌でいうのは、今1ドル80円の円は、本当は120円くらいが適正らしい。
現実に「たら」は無いが、それで計算すると、シャープもパナソニックも、かなりの黒字になる。
無能無策の政府に責任が無いとは言えまい。
政経分離は、必要だが、グローバルの世界では政経一致なのだ。
  


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