2013年12月30日
2013年とういう年
今年ももう1日となった。昔の暦では後1ヶ月ほどあるのだろうが、
私は今年ほど精神世界が動いた年は無かった様に思う。
伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なる60年という年に、
日本という国の魂の厄災の一区切りがついた気がする。
日本は阪神淡路の震災で半分目が覚め始め、東北の大震災で、
日本の国のなんたるかを形(かた)で示した。
日本人が災害に遭った時、他者の為にどれほど献身的に動くのか、
秩序を守り、しんぼう強く、自分の職務に忠実である事が、どれほど
世界を驚かした事だろう。
丁度インドネシアに津波が、中国の四川で地震が、そしてフィリピンで台風が、
その時の、庶民やリーダー達の行動といかに違うか。
本当に宗教的な民族と無宗教の民族の違いが現れた事だろう。
戦後GHQが日本民族の精神の崩壊を試みて、
東大法学部の優秀な教授をすべて追い出し、
連合国が正しいという教育を行った。
その東大法学部では敗戦利得者として、
横田喜三郎を頂点に丸山真男とその弟子たちが、
せっせと自虐史観をバラまいた。
マッカーサーが日本を12歳の少年と定義した意見通りに。
今でも某公営放送では、その自虐史観がお気に入りの様だが、
若い人を中心に、その洗脳が溶け始め、その自虐史観を利用して、
戦後日本から金をせびっていた韓国・中国が、その本性がバレた。
戦前はすべて正しいとは言わないが、敗戦利得者のお陰で、
より洗練された日本精神が浮き彫りになった気がする。
そういう意味では、日本人で良かった。
日本で生まれて良かったという事がより明白になった一年だった。
皆様も良いお年をお迎え下さい。
私は今年ほど精神世界が動いた年は無かった様に思う。
伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なる60年という年に、
日本という国の魂の厄災の一区切りがついた気がする。
日本は阪神淡路の震災で半分目が覚め始め、東北の大震災で、
日本の国のなんたるかを形(かた)で示した。
日本人が災害に遭った時、他者の為にどれほど献身的に動くのか、
秩序を守り、しんぼう強く、自分の職務に忠実である事が、どれほど
世界を驚かした事だろう。
丁度インドネシアに津波が、中国の四川で地震が、そしてフィリピンで台風が、
その時の、庶民やリーダー達の行動といかに違うか。
本当に宗教的な民族と無宗教の民族の違いが現れた事だろう。
戦後GHQが日本民族の精神の崩壊を試みて、
東大法学部の優秀な教授をすべて追い出し、
連合国が正しいという教育を行った。
その東大法学部では敗戦利得者として、
横田喜三郎を頂点に丸山真男とその弟子たちが、
せっせと自虐史観をバラまいた。
マッカーサーが日本を12歳の少年と定義した意見通りに。
今でも某公営放送では、その自虐史観がお気に入りの様だが、
若い人を中心に、その洗脳が溶け始め、その自虐史観を利用して、
戦後日本から金をせびっていた韓国・中国が、その本性がバレた。
戦前はすべて正しいとは言わないが、敗戦利得者のお陰で、
より洗練された日本精神が浮き彫りになった気がする。
そういう意味では、日本人で良かった。
日本で生まれて良かったという事がより明白になった一年だった。
皆様も良いお年をお迎え下さい。
2013年12月28日
どんでん返し
今年の年末はどうも「どんでん返し」が多い、こういう時は2月まで
色々な事が起きるのでツメを間違わない事だ。
年末に起きた事は猪瀬知事の退任や安倍首相の靖国参拝。
しかし、本当に中韓が痛いのは、靖国ではなく沖縄の辺野古のGOだろう。
仲井真知事が遂にOKをした。
やはり彼は沖縄県民の事を真面目に考えていたのだろう。
沖縄を狙っている中国と、海洋に日米が支配する事を嫌う韓国とが
沖縄での後退を余儀なくされた事は痛いだろう。
東京都は2月に次の知事が決まる。
沖縄は辺野古が着工できるかどうか、将来の日本が明るくなるための
試金石が、そこにある様だ。
靖国参拝は、もうすでに大多数の国民の支持を得ている。
だからオマケみたいなものだ。
最も、某国営放送と言われている所をはじめ、周回遅れのマスコミが
条件反射のワンパターンで、安倍批判をしている。
一番笑えるのが、毛沢東の誕生日に参拝して中国をさかなでしたという話。
まあ、ほとんどがヨタ話で、某国営放送の番組で、
地下で中国・韓国が歩み寄りを見せているが、それをぶち壊したとのたまう。
公共放送の人間が、なぜ地下の動きを知る立場にあるか知らないが、
地下での動きが地上でオープンで行われる動きより正しいかの様な発言は
完全に狂っている。
マスコミこそ、知る権利とは地下での変な動きを日に晒し、
公明正大に大衆にオープンにする事のみが、その使命だと思うのだが、
墓穴掘っている意見としか思えない。
色々な事が起きるのでツメを間違わない事だ。
年末に起きた事は猪瀬知事の退任や安倍首相の靖国参拝。
しかし、本当に中韓が痛いのは、靖国ではなく沖縄の辺野古のGOだろう。
仲井真知事が遂にOKをした。
やはり彼は沖縄県民の事を真面目に考えていたのだろう。
沖縄を狙っている中国と、海洋に日米が支配する事を嫌う韓国とが
沖縄での後退を余儀なくされた事は痛いだろう。
東京都は2月に次の知事が決まる。
沖縄は辺野古が着工できるかどうか、将来の日本が明るくなるための
試金石が、そこにある様だ。
靖国参拝は、もうすでに大多数の国民の支持を得ている。
だからオマケみたいなものだ。
最も、某国営放送と言われている所をはじめ、周回遅れのマスコミが
条件反射のワンパターンで、安倍批判をしている。
一番笑えるのが、毛沢東の誕生日に参拝して中国をさかなでしたという話。
まあ、ほとんどがヨタ話で、某国営放送の番組で、
地下で中国・韓国が歩み寄りを見せているが、それをぶち壊したとのたまう。
公共放送の人間が、なぜ地下の動きを知る立場にあるか知らないが、
地下での動きが地上でオープンで行われる動きより正しいかの様な発言は
完全に狂っている。
マスコミこそ、知る権利とは地下での変な動きを日に晒し、
公明正大に大衆にオープンにする事のみが、その使命だと思うのだが、
墓穴掘っている意見としか思えない。
2013年12月27日
靖国参拝
安倍首相が靖国神社に参拝したとか、それは結構な事だ。
私としても普通に賛成だ。
それは、戦争で亡くなった人、国の為に命を落としたした人の御霊に
参詣すること自体普通の事であり、その事が政治上の問題に
なる事自体が異常であり、中曽根康弘がおかした間違いに
未だに日本の政治家が振り回され、アメリカ・中国・韓国が、
それを利用して来ただけの事だ。
アメリカは東京裁判史観を押し付けたいし、中国と韓国は
ゆすりたかりの材料にしていただけだ。
これから毎月でも参拝すればいい。
あたりまえの事が、あたりまえになってしまえば、やっと日本も
あたりまえの国になり、ゆすりたかりの餌食はもうおしまいだ。
いずれにせよ、騒いでいるのは、この3国だけで、
オバマは外交音痴なのでアメリカは中国ロビーの言葉を言っているだけだ。
マスコミは外国がと言っているが、あとの国は気にも止めてはいない。
その程度の事だろう。
私としても普通に賛成だ。
それは、戦争で亡くなった人、国の為に命を落としたした人の御霊に
参詣すること自体普通の事であり、その事が政治上の問題に
なる事自体が異常であり、中曽根康弘がおかした間違いに
未だに日本の政治家が振り回され、アメリカ・中国・韓国が、
それを利用して来ただけの事だ。
アメリカは東京裁判史観を押し付けたいし、中国と韓国は
ゆすりたかりの材料にしていただけだ。
これから毎月でも参拝すればいい。
あたりまえの事が、あたりまえになってしまえば、やっと日本も
あたりまえの国になり、ゆすりたかりの餌食はもうおしまいだ。
いずれにせよ、騒いでいるのは、この3国だけで、
オバマは外交音痴なのでアメリカは中国ロビーの言葉を言っているだけだ。
マスコミは外国がと言っているが、あとの国は気にも止めてはいない。
その程度の事だろう。
2013年12月26日
年の瀬
遂に年の瀬になって来た。
これからの一週間の早いこと、あっという間に過ぎていく。
来年の準備の勉強もまだまだ不十分だと思っているが、
時間は待ってはくれない。
そんな中で思ったのだが、この年の瀬は原点に帰り、
自分の経営を考える上での教科書になった2冊の本を読み返そうと思う。
1つはコンサルタントの基本を学んだトヨタシステムの創始者大野耐一氏の本。
そして今年亡くなった師匠の著作の本。
それを読みなおして過ごそうと思う。
来年は大変読みにくい一年になりそうだ。
それこそ不安だらけの中で言えるのは、自分の軸足をしっかりする事。
どんな変化の中でも柔軟な対応するには、しっかりした軸が必要だ。
それを見直して軸を確認しながら除夜の鐘を聞こう。
当社の業務は今日まで、しかし、勉強は一生。
これからの一週間の早いこと、あっという間に過ぎていく。
来年の準備の勉強もまだまだ不十分だと思っているが、
時間は待ってはくれない。
そんな中で思ったのだが、この年の瀬は原点に帰り、
自分の経営を考える上での教科書になった2冊の本を読み返そうと思う。
1つはコンサルタントの基本を学んだトヨタシステムの創始者大野耐一氏の本。
そして今年亡くなった師匠の著作の本。
それを読みなおして過ごそうと思う。
来年は大変読みにくい一年になりそうだ。
それこそ不安だらけの中で言えるのは、自分の軸足をしっかりする事。
どんな変化の中でも柔軟な対応するには、しっかりした軸が必要だ。
それを見直して軸を確認しながら除夜の鐘を聞こう。
当社の業務は今日まで、しかし、勉強は一生。
2013年12月25日
「永遠の0」を観た
映画「永遠の0」を観た。最近観た映画では最高の映画だと思っている。
本当の日本人の大東亜戦争での姿を表わした映画だと思う。
戦後日本の歴史はねじ曲げられ、日本帝国軍隊の軍人は、
戦いに狂った野蛮人の様に表現されていた。
日教組や朝日新聞はそれに大いに貢献したおかげでだが、
大正生まれの、気高く純粋な日本人を描く事はいけない様になっていた。
司馬遼太郎でもせいぜい明治でお茶を濁していて、
自分達の青春の本当の価値観を表現出来なかった。
ある筋がら聞いたら、司馬遼太郎は晩年出版社の責任者を集め、
全共闘世代の彼らに向かい、戦後の日本文学がダメになったには、
出版社は自虐史観に終始した事をあげ、「責任を取れ」と息巻いたという。
彼も本当に描きたかったのは、気高く真面目な本当の日本人だったのだと思う。
何度かブログには書いたが、私は幸運な事に、この真面目で気高い
大人たちが周りにいてくれたお陰で、自虐史観に早くから疑問があった。
周りを見て、卑怯な行ないや恥ずかしい事を平気で行う人間は居なかった。
そんな事をすれば間髪いれず叱られるし、その拳には愛があったのだ。
「永遠の0」の主人公は架空の人間だろうけど、
しかし、彼のように気高い人間はゴロゴロいたのだ。
だからこそ、戦後これほもの復興が可能であったのだ。
23日天皇誕生日に天皇陛下がおっしゃた。
「もっとも記憶に残っている事は、先の戦いで、多くの未来ある若者が亡くなった事、
そして、戦後見事に日本が復興してくれた事。」
全く真実を見極めたお言葉だ。
陛下のお言葉の意味を、この「永遠の0」は説明してくれる。
戦後の見事な復興は、特定の英雄が頑張ったり、ましてはアメリカのお陰などではない。
後の世代のために飢えと絶望の中でありながら日本の未来を信じて戦った、
多くの先人、諸先輩の英霊の皆様のお陰である事を忘れてはならぬ。
それに気づけば、本物である日本と日本人の未来は明るいものなっていくはずだ。
本当の日本人の大東亜戦争での姿を表わした映画だと思う。
戦後日本の歴史はねじ曲げられ、日本帝国軍隊の軍人は、
戦いに狂った野蛮人の様に表現されていた。
日教組や朝日新聞はそれに大いに貢献したおかげでだが、
大正生まれの、気高く純粋な日本人を描く事はいけない様になっていた。
司馬遼太郎でもせいぜい明治でお茶を濁していて、
自分達の青春の本当の価値観を表現出来なかった。
ある筋がら聞いたら、司馬遼太郎は晩年出版社の責任者を集め、
全共闘世代の彼らに向かい、戦後の日本文学がダメになったには、
出版社は自虐史観に終始した事をあげ、「責任を取れ」と息巻いたという。
彼も本当に描きたかったのは、気高く真面目な本当の日本人だったのだと思う。
何度かブログには書いたが、私は幸運な事に、この真面目で気高い
大人たちが周りにいてくれたお陰で、自虐史観に早くから疑問があった。
周りを見て、卑怯な行ないや恥ずかしい事を平気で行う人間は居なかった。
そんな事をすれば間髪いれず叱られるし、その拳には愛があったのだ。
「永遠の0」の主人公は架空の人間だろうけど、
しかし、彼のように気高い人間はゴロゴロいたのだ。
だからこそ、戦後これほもの復興が可能であったのだ。
23日天皇誕生日に天皇陛下がおっしゃた。
「もっとも記憶に残っている事は、先の戦いで、多くの未来ある若者が亡くなった事、
そして、戦後見事に日本が復興してくれた事。」
全く真実を見極めたお言葉だ。
陛下のお言葉の意味を、この「永遠の0」は説明してくれる。
戦後の見事な復興は、特定の英雄が頑張ったり、ましてはアメリカのお陰などではない。
後の世代のために飢えと絶望の中でありながら日本の未来を信じて戦った、
多くの先人、諸先輩の英霊の皆様のお陰である事を忘れてはならぬ。
それに気づけば、本物である日本と日本人の未来は明るいものなっていくはずだ。
2013年12月24日
フィギアスケート日本代表
昨日まで3日間、フィギアスケート日本選手権があった。
この大会ほど面白い大会は無かった。
男女ともソチオリンピックに向けて、3人の枠を実質4人で争っている戦いだった。
その中で、羽生結弦と浅田真央は、GFの優勝者なのでほぼ決まりであった。
私が注目していたのは、高橋大輔と安藤美姫だ。
高橋大輔は血まみれになりながら鬼気迫る滑りで、
結局5位だったが世界ランク3位と今季外国選手との戦いでの
優勝した実績が買われ代表入りした。
一時は絶望視させていたが逆転勝利という感じだ。会場も盛り上がった。
しかし、私が一番注目したのは安藤美姫の滑りだ。
彼女はショートの成績を見て、これは尋常ではかなわない。
確率は低くとも、一発勝負をかけねばオリンピックはない。
見せかけの完成度と他人の失敗を待って、お情けでオリンピックへ行く道よりも、
最後の1回を勝ちに行くことにかけたのだ。
それこそ彼女の真骨頂だ。
結果は、残念なものだったが彼女の女王としてのプライドと勝負師としての
潔さがとても印象に残った。
浅田真央が彼女らしくない演技に終始したのは、
この安藤美姫の気迫を感じ取ったからなのではないだろうか。
天才、浅田真央が勝てなくなった理由はここにあるような気がする。
彼女は優しすぎる。氷上の哲学者であるかもしれないが、チャンピオンではない。
私は、彼女のファンであるが、この時判った気がする。
本当のチャンピオンは、安藤美姫ほどの気迫は必要だ。
日本フィギアがこれから世界に君臨したければ、仲良しクラブでなく、
安藤美姫が次世代を育てる環境ができるかどうか、そんな気がした。
この大会ほど面白い大会は無かった。
男女ともソチオリンピックに向けて、3人の枠を実質4人で争っている戦いだった。
その中で、羽生結弦と浅田真央は、GFの優勝者なのでほぼ決まりであった。
私が注目していたのは、高橋大輔と安藤美姫だ。
高橋大輔は血まみれになりながら鬼気迫る滑りで、
結局5位だったが世界ランク3位と今季外国選手との戦いでの
優勝した実績が買われ代表入りした。
一時は絶望視させていたが逆転勝利という感じだ。会場も盛り上がった。
しかし、私が一番注目したのは安藤美姫の滑りだ。
彼女はショートの成績を見て、これは尋常ではかなわない。
確率は低くとも、一発勝負をかけねばオリンピックはない。
見せかけの完成度と他人の失敗を待って、お情けでオリンピックへ行く道よりも、
最後の1回を勝ちに行くことにかけたのだ。
それこそ彼女の真骨頂だ。
結果は、残念なものだったが彼女の女王としてのプライドと勝負師としての
潔さがとても印象に残った。
浅田真央が彼女らしくない演技に終始したのは、
この安藤美姫の気迫を感じ取ったからなのではないだろうか。
天才、浅田真央が勝てなくなった理由はここにあるような気がする。
彼女は優しすぎる。氷上の哲学者であるかもしれないが、チャンピオンではない。
私は、彼女のファンであるが、この時判った気がする。
本当のチャンピオンは、安藤美姫ほどの気迫は必要だ。
日本フィギアがこれから世界に君臨したければ、仲良しクラブでなく、
安藤美姫が次世代を育てる環境ができるかどうか、そんな気がした。
2013年12月23日
本日を忘れない
今日は言わずと知れた天皇誕生日、国民の祝日である。
その事は勿論喜ばしい限りであり、天皇陛下の御長命を祈る日でもある。
しかし、65年前の今日、A級戦犯とされた7名が巣鴨プリズンで、
死刑を執行された日でもある。
アメリカ側は見せしめとしてこの日を選んだ。
当時の皇太子殿下の誕生日、現天皇陛下の誕生日と分かっていて執行をした。
そして、火葬をして東京湾へ捨てたのである。
処刑された日本人達は、アメリカ側の裁判は断固として受け入れず、
しかし、日本国民と部下達の死の責任をもって刑場におもむいた。
アメリカ及び連合国は、すべて罪を彼らに押し付ける事により自己を正当化したのだ。
日本では、喧嘩両成敗、武士の情け、死者となれば敵味方なく弔うという風習があるが、
まるで支那人や朝鮮人の様な無礼な事を行った日なのである。
だからといって戦争をせいとは言わないが、死刑になった7名の名誉回復と弔いを
せねば、戦争の本当の落とし前はつかない。
日本人は、この吉事と凶事に双方を知らなくてはならない。
真実の恒久平和を祈る日として、すべての真実を知る事が必要だ。
その事は勿論喜ばしい限りであり、天皇陛下の御長命を祈る日でもある。
しかし、65年前の今日、A級戦犯とされた7名が巣鴨プリズンで、
死刑を執行された日でもある。
アメリカ側は見せしめとしてこの日を選んだ。
当時の皇太子殿下の誕生日、現天皇陛下の誕生日と分かっていて執行をした。
そして、火葬をして東京湾へ捨てたのである。
処刑された日本人達は、アメリカ側の裁判は断固として受け入れず、
しかし、日本国民と部下達の死の責任をもって刑場におもむいた。
アメリカ及び連合国は、すべて罪を彼らに押し付ける事により自己を正当化したのだ。
日本では、喧嘩両成敗、武士の情け、死者となれば敵味方なく弔うという風習があるが、
まるで支那人や朝鮮人の様な無礼な事を行った日なのである。
だからといって戦争をせいとは言わないが、死刑になった7名の名誉回復と弔いを
せねば、戦争の本当の落とし前はつかない。
日本人は、この吉事と凶事に双方を知らなくてはならない。
真実の恒久平和を祈る日として、すべての真実を知る事が必要だ。
2013年12月21日
守るも攻めるも
「いずも」の進水式の模様をユーチューブで見ていたら、
軍艦マーチの音楽が流れて来た。
やっぱり軍艦の進水式には、これがないと元気が出ない。
昔、パチンコ屋で手打ちパチンコを楽しんでいた時代、
演歌が音楽としてかかっていたが、この軍艦マーチがかかると
皆、急に玉がでだす。
なので2時間に一回くらい、この曲を流すのだ。
考えてみれば、この20年この音楽を聞いた事もなかった。
だからきっと景気が低迷したのに違いない。
どうだろう、ここから景気が思い切り上がるように、日本全国的に
軍艦マーチを流したら。
きっと元気が出るに違いない。
日本人のDNAに刻み込まれた音楽だから・・
・軍艦行進曲
作詞:鳥山 啓
作曲:瀬戸口 藤吉
一、
守るも攻めるも黒鉄(くろがね)の
浮かべる城こそ頼みなる
浮かべるその城日の本の
皇国(みくに)の四方(よも)を守るべし
真鉄(まがね)のその艦(ふね)日の本に
仇なす国を攻めよかし
二、
石炭(いわき)の煙は大洋(わだつみ)の
竜(たつ)かとばかり靡(なび)くなり
弾撃つ響きは雷(いかづち)の
声かとばかりどよむなり
万里の波濤(はとう)を乗り越えて
皇国(みくに)の光輝かせ
軍艦マーチの音楽が流れて来た。
やっぱり軍艦の進水式には、これがないと元気が出ない。
昔、パチンコ屋で手打ちパチンコを楽しんでいた時代、
演歌が音楽としてかかっていたが、この軍艦マーチがかかると
皆、急に玉がでだす。
なので2時間に一回くらい、この曲を流すのだ。
考えてみれば、この20年この音楽を聞いた事もなかった。
だからきっと景気が低迷したのに違いない。
どうだろう、ここから景気が思い切り上がるように、日本全国的に
軍艦マーチを流したら。
きっと元気が出るに違いない。
日本人のDNAに刻み込まれた音楽だから・・
・軍艦行進曲
作詞:鳥山 啓
作曲:瀬戸口 藤吉
一、
守るも攻めるも黒鉄(くろがね)の
浮かべる城こそ頼みなる
浮かべるその城日の本の
皇国(みくに)の四方(よも)を守るべし
真鉄(まがね)のその艦(ふね)日の本に
仇なす国を攻めよかし
二、
石炭(いわき)の煙は大洋(わだつみ)の
竜(たつ)かとばかり靡(なび)くなり
弾撃つ響きは雷(いかづち)の
声かとばかりどよむなり
万里の波濤(はとう)を乗り越えて
皇国(みくに)の光輝かせ
2013年12月20日
少年老い易く
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声
・・・という諺があるが、教育を仕事にし始めて、全く骨身にしみる。
若い時は、自分の好きな事のみだけに興味が絞られていたので、
自分が、ある程度の博識という、うぬぼれがあったが、
教育の仕事をはじめて、多くの俊才、秀才、鬼才の先生方のお話を聞くと、
自分の浅学が冷や汗ものになる。
特に団塊の世代以降の世代が、今までの価値観を覆す考え方の人が出てきて、
薄っぺらな学問では通用しない様になっている。
団塊の世代は良くも悪しくも重石になって後の世代を芽を抑えていたが、
だんだん現役が減ると、抑えられた世代から百花繚乱という気がする。
それらに少しづつだが触れ始めると、いかに私自身勉強不足であるか
冷や汗が出てくる。
人生80年の時代でも、これを極めるには足りない。
もう一度生まれなおす必要ありやと、
全く、少年老い易く学成り難し、という事だ。
しかし、年ごとに知りたいことが増えるのは、良い事だ。
亡くなった師匠の様に、90歳で亡くなる2日前まで本を読み、新しく知る。
そんな人生でありたい。
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声
・・・という諺があるが、教育を仕事にし始めて、全く骨身にしみる。
若い時は、自分の好きな事のみだけに興味が絞られていたので、
自分が、ある程度の博識という、うぬぼれがあったが、
教育の仕事をはじめて、多くの俊才、秀才、鬼才の先生方のお話を聞くと、
自分の浅学が冷や汗ものになる。
特に団塊の世代以降の世代が、今までの価値観を覆す考え方の人が出てきて、
薄っぺらな学問では通用しない様になっている。
団塊の世代は良くも悪しくも重石になって後の世代を芽を抑えていたが、
だんだん現役が減ると、抑えられた世代から百花繚乱という気がする。
それらに少しづつだが触れ始めると、いかに私自身勉強不足であるか
冷や汗が出てくる。
人生80年の時代でも、これを極めるには足りない。
もう一度生まれなおす必要ありやと、
全く、少年老い易く学成り難し、という事だ。
しかし、年ごとに知りたいことが増えるのは、良い事だ。
亡くなった師匠の様に、90歳で亡くなる2日前まで本を読み、新しく知る。
そんな人生でありたい。
2013年12月18日
市場原理主義
すべては市場に任せる市場原理主義の経済に日本は片足を突っ込んでいる。
アメリカなどは、もっと進んでいて戦争すら一企業に外注している時代になった。
その方が値がはってもリスクが少ないという事だが、
しかし、それだと命をかけて戦争の現場に行くのは貧乏人で、金持ちは、
遠くで指図して、金を払うという事になる。
極論を言えば、命を金で買っている。
だから、アメリカでは、それを批判する人たちもいて、市場原理に適しているもの
適さないものの分ける作業を行っている。
しかし、遅々として進まない。
中国は共産国家を標榜しているが、アメリカ以上に市場原理主義だ。
囚人は、臓器売買のために死刑にされ、中には無実の罪の人も血液型が合う
党の幹部で内蔵移植に提供するために殺されるという。
まさに市場原理をはるかに先走っている。
私などは両国にいなくて良かったと思っている。
ただ日本も国内には、この市場原理主義者がいて、すべての規制を撤廃しろという。
確かに日本には、おかしな規制や法律が多くある。
NHKなでは国営でも民営でもない中途ハンパな状態で、
都合が良い方を選んでやっている感じだ。私はいっそ国営にして、国の管理下に置いて
財務監査や、内部監査を厳しくすべきだろうと思う。
すべてを民営化しろとか言う人たちは、官僚はすべて悪だという論法だが、
もし、すべて悪なら中国より、もっと早く酷い国になっていたろう。
勿論、酷い官僚もいたろうが、多くは真面目な公務員が運営していたと思う。
多少大きな国家で良いではないか、弱い人に寛大な部分はあっても良い。
全てではないが、教育・医療・福祉は平等で何が悪い。と思う。
アメリカなどは、もっと進んでいて戦争すら一企業に外注している時代になった。
その方が値がはってもリスクが少ないという事だが、
しかし、それだと命をかけて戦争の現場に行くのは貧乏人で、金持ちは、
遠くで指図して、金を払うという事になる。
極論を言えば、命を金で買っている。
だから、アメリカでは、それを批判する人たちもいて、市場原理に適しているもの
適さないものの分ける作業を行っている。
しかし、遅々として進まない。
中国は共産国家を標榜しているが、アメリカ以上に市場原理主義だ。
囚人は、臓器売買のために死刑にされ、中には無実の罪の人も血液型が合う
党の幹部で内蔵移植に提供するために殺されるという。
まさに市場原理をはるかに先走っている。
私などは両国にいなくて良かったと思っている。
ただ日本も国内には、この市場原理主義者がいて、すべての規制を撤廃しろという。
確かに日本には、おかしな規制や法律が多くある。
NHKなでは国営でも民営でもない中途ハンパな状態で、
都合が良い方を選んでやっている感じだ。私はいっそ国営にして、国の管理下に置いて
財務監査や、内部監査を厳しくすべきだろうと思う。
すべてを民営化しろとか言う人たちは、官僚はすべて悪だという論法だが、
もし、すべて悪なら中国より、もっと早く酷い国になっていたろう。
勿論、酷い官僚もいたろうが、多くは真面目な公務員が運営していたと思う。
多少大きな国家で良いではないか、弱い人に寛大な部分はあっても良い。
全てではないが、教育・医療・福祉は平等で何が悪い。と思う。
2013年12月17日
墓まいり
最近、昔頂いた本を読み返す機会があった。
その本の著者は、終戦を満州で迎え、職業軍人でもないのに
ソ連兵に捉えられ、なんと10年以上もシベリアで抑留生活をした挙句、
奇跡的に日本の土を踏んだ方だった。
帰国後は40年あまり地域振興のために尽力され退職後、
大往生をされた方なのだが、その方に指導をされた有志が彼の足跡を
本にしたものだった。
その本の中に有った内容なのだが、
シベリアでの抑留生活は熾烈を極め、発狂者も出てくる中で、毎日の拷問に耐えかね
何度が自殺を図るなか、ふと故郷(ふるさと)の清水にある先祖の墓が脳裏に浮かび
もし自分が死んだら、魂となり、あそこに帰ってみせると、こころから念じると、
不安や絶望で一杯だった心が、不思議と落ち着いた。
とあった。
それを読みながら、最近は墓はいらない、散骨してくれ、とか、
先祖の墓を捨てるとか、いろいろな事情はあるのだろうが、
先祖の墓がそこにあり、自分もいつかそこに入るという
当たり前さの大事さを思った。
戦後、西洋化した発想で死ねば魂などはないというが、
先祖の眠る墓に入り、その墓を子孫が大事にする事の価値は、
魂自体を大事にする事ではないだろうか。
やはり、墓参りは大切な事だと思い直す出来事だった。
その本の著者は、終戦を満州で迎え、職業軍人でもないのに
ソ連兵に捉えられ、なんと10年以上もシベリアで抑留生活をした挙句、
奇跡的に日本の土を踏んだ方だった。
帰国後は40年あまり地域振興のために尽力され退職後、
大往生をされた方なのだが、その方に指導をされた有志が彼の足跡を
本にしたものだった。
その本の中に有った内容なのだが、
シベリアでの抑留生活は熾烈を極め、発狂者も出てくる中で、毎日の拷問に耐えかね
何度が自殺を図るなか、ふと故郷(ふるさと)の清水にある先祖の墓が脳裏に浮かび
もし自分が死んだら、魂となり、あそこに帰ってみせると、こころから念じると、
不安や絶望で一杯だった心が、不思議と落ち着いた。
とあった。
それを読みながら、最近は墓はいらない、散骨してくれ、とか、
先祖の墓を捨てるとか、いろいろな事情はあるのだろうが、
先祖の墓がそこにあり、自分もいつかそこに入るという
当たり前さの大事さを思った。
戦後、西洋化した発想で死ねば魂などはないというが、
先祖の眠る墓に入り、その墓を子孫が大事にする事の価値は、
魂自体を大事にする事ではないだろうか。
やはり、墓参りは大切な事だと思い直す出来事だった。
2013年12月16日
魂がいる
友人の父上が亡くなり、葬儀に参列した。
葬儀の最中には、その方との会話や思い出を思い、
この世の仕事を終わらせたのだと思う。
最後は苦しまずに89年に人生を閉じたと聞いて、良い人生だったのだと思う。
そんな事を考えて、祓いの席についたのだが、
多くの食事とお酒がでた。私もさすがに車だったので、お酒は失礼して、
ノンアルコールビールで献杯をした。
そして、式も終わり皆帰宅準備をしたのだが、
多くの人は車が車で来ているので、封を切らない日本酒の瓶が多く残された。
もったいないなぁと思った時、「せっかく来てくれたのだから、みんな持って行ってくれよ」
と亡くなった友人の父上の声が聞こえた気がした。
そういえは、若い時、友人と共に酒場に連れて行ってもらい、
「若いんだから遠慮せずもっと飲め」とすすめられた事を思いだした。
近くに喪主の友人がいたので、「お酒を貰っていくよ」とことわった。
彼の返事は、「おお、持って行ってくれ」と、
その時の彼の声は、亡くなった父上の声だった。
決して私がいじきたない訳ではないので、あしからず。
葬儀の最中には、その方との会話や思い出を思い、
この世の仕事を終わらせたのだと思う。
最後は苦しまずに89年に人生を閉じたと聞いて、良い人生だったのだと思う。
そんな事を考えて、祓いの席についたのだが、
多くの食事とお酒がでた。私もさすがに車だったので、お酒は失礼して、
ノンアルコールビールで献杯をした。
そして、式も終わり皆帰宅準備をしたのだが、
多くの人は車が車で来ているので、封を切らない日本酒の瓶が多く残された。
もったいないなぁと思った時、「せっかく来てくれたのだから、みんな持って行ってくれよ」
と亡くなった友人の父上の声が聞こえた気がした。
そういえは、若い時、友人と共に酒場に連れて行ってもらい、
「若いんだから遠慮せずもっと飲め」とすすめられた事を思いだした。
近くに喪主の友人がいたので、「お酒を貰っていくよ」とことわった。
彼の返事は、「おお、持って行ってくれ」と、
その時の彼の声は、亡くなった父上の声だった。
決して私がいじきたない訳ではないので、あしからず。
2013年12月13日
今年の出来事
テレビなどでも、今年の出来事の番組が増えて来て、
いよいよ年末を感じさせるだ、私個人での出来事で言えば、例年になく
亡くなった方が多い年回りだった。
2月に20年来お世話になった師匠が皮切りに、友人の両親のどちらかが亡くなり、
そして12月には40年以上の友人の父上が亡くなった。
結果、年末の計画が一気に壊れてしまったが、不義理も出来ない。
顔を見ると気軽に声をかけてくれて、可愛がって頂いた覚えがある。
そういう意味でも自分にとって節目の1年となった。
今、年賀状を書いているが、今年は8件ほど年賀状を送れない先が出来た。
間違いないように気をつけているが、亡くなった師匠の住所を見ながら、
可愛がって頂いた日々を思い出している。
机の横には師匠と奥様が微笑んでいる顔を見ながら、
来年からは、もっとしっかりせぇと言われている気がする
きょうこの頃。 皆様に合掌。
いよいよ年末を感じさせるだ、私個人での出来事で言えば、例年になく
亡くなった方が多い年回りだった。
2月に20年来お世話になった師匠が皮切りに、友人の両親のどちらかが亡くなり、
そして12月には40年以上の友人の父上が亡くなった。
結果、年末の計画が一気に壊れてしまったが、不義理も出来ない。
顔を見ると気軽に声をかけてくれて、可愛がって頂いた覚えがある。
そういう意味でも自分にとって節目の1年となった。
今、年賀状を書いているが、今年は8件ほど年賀状を送れない先が出来た。
間違いないように気をつけているが、亡くなった師匠の住所を見ながら、
可愛がって頂いた日々を思い出している。
机の横には師匠と奥様が微笑んでいる顔を見ながら、
来年からは、もっとしっかりせぇと言われている気がする
きょうこの頃。 皆様に合掌。
2013年12月12日
戦前の日本
最近やっとわかったのが、ある人々との話題が噛み合わない理由だ。
基本的には民主主義が良い事で意見は一致しているのだが、
彼らの話の中には戦前の日本はとんでもなく悪い国であって、
戦後少しはまともな国になったのだと言う。
なんとなく聞き流していたがどこか引っかかる。
明治以後の日本は富国強兵政策で、庶民の生活を顧みず
一部の金持ちが労働者を死ぬまでこき使い、
奴隷扱いする暗黒の国家だというのだ。
確か学校では、ああ野麦峠とか蟹工船とかが推薦図書になっていて、
弱い人間を散々虐げて資本家は財を増やしていたというのだ。
ほとんどすべてがそんな人間ばかりで軍国主義の国だったという。
子供の頃は、素直にとんでもない事だと信じたものだ。
しかし、私は末っ子なので親は大正一桁生まれ、父は戦争に2度も参加して
命を拾って帰ってきた。伯父たちもそうだ。
その人たちの昔話を聞くと、職人の手当は案外良くて、休みになれば
映画館に行ったりカフェでお茶したり、結構自由恋愛もあった。
親方は雇い人を家に住まわせ、夜間の学校に行かせたり、習い事をさせたり、
若い女工さんには、嫁入り修行や貯金をさせたり、最後には親代わりで結婚の
仲人や嫁入り道具をしつらえたり、つまり家族的な関わりであって、
西洋的なプランテーションで働く奴隷の様な環境では無かったという。
長野にいる友人を訪ねた時に、お母さんは工場で女工をしていたというが、
暮らしぶりは良く、収入はお父さんより良くて終生かかあ天下だったという。
彼女は自分の技術を誇りにし、会社には終生大事にされたという。
野麦峠や蟹工船がすべてデタラメだとは言わないが、
そんな経営者は本当に一部で、多くの人格者としての名主や町名主が経営者に
なっているケースも多く、それにしたって人が集まったのだ。
それこそ今の様に、会社が都合が悪くなるとリストラや陰険ないじめをする事は
かえって少ない様な気さえするのだ。
そうゆう本当の日本人が持つマトモさを3.11の時の、東北の人達や
原発の暴走をすんでのとこで止めた多くの名も無きプロフェッショナル達が
連想させてくれているのではないだろうか。
それこそ日本精神であり、誇って良い事だと思うのだ。
基本的には民主主義が良い事で意見は一致しているのだが、
彼らの話の中には戦前の日本はとんでもなく悪い国であって、
戦後少しはまともな国になったのだと言う。
なんとなく聞き流していたがどこか引っかかる。
明治以後の日本は富国強兵政策で、庶民の生活を顧みず
一部の金持ちが労働者を死ぬまでこき使い、
奴隷扱いする暗黒の国家だというのだ。
確か学校では、ああ野麦峠とか蟹工船とかが推薦図書になっていて、
弱い人間を散々虐げて資本家は財を増やしていたというのだ。
ほとんどすべてがそんな人間ばかりで軍国主義の国だったという。
子供の頃は、素直にとんでもない事だと信じたものだ。
しかし、私は末っ子なので親は大正一桁生まれ、父は戦争に2度も参加して
命を拾って帰ってきた。伯父たちもそうだ。
その人たちの昔話を聞くと、職人の手当は案外良くて、休みになれば
映画館に行ったりカフェでお茶したり、結構自由恋愛もあった。
親方は雇い人を家に住まわせ、夜間の学校に行かせたり、習い事をさせたり、
若い女工さんには、嫁入り修行や貯金をさせたり、最後には親代わりで結婚の
仲人や嫁入り道具をしつらえたり、つまり家族的な関わりであって、
西洋的なプランテーションで働く奴隷の様な環境では無かったという。
長野にいる友人を訪ねた時に、お母さんは工場で女工をしていたというが、
暮らしぶりは良く、収入はお父さんより良くて終生かかあ天下だったという。
彼女は自分の技術を誇りにし、会社には終生大事にされたという。
野麦峠や蟹工船がすべてデタラメだとは言わないが、
そんな経営者は本当に一部で、多くの人格者としての名主や町名主が経営者に
なっているケースも多く、それにしたって人が集まったのだ。
それこそ今の様に、会社が都合が悪くなるとリストラや陰険ないじめをする事は
かえって少ない様な気さえするのだ。
そうゆう本当の日本人が持つマトモさを3.11の時の、東北の人達や
原発の暴走をすんでのとこで止めた多くの名も無きプロフェッショナル達が
連想させてくれているのではないだろうか。
それこそ日本精神であり、誇って良い事だと思うのだ。
2013年12月11日
考えるな!
今朝取引のある外資系の会社からカタログが届いた。
まったく同じカタログなのに3冊も届いたのだ。
宛名を見ると、担当者の名前ごとに来ている。
発注する毎に同じ会社で担当を変えて発注したので、それ毎に来たのだろう。
随分ムダな事をするものだと思う。
日本のカイゼンに努力する企業では、この様な事を見逃さない。
カイゼンの常のテーマは”考えろ!”だ。
常の仕事を自分ののものととして捉え、「やらされるな」と言っている。
さもなければ仕事は面白くならない。
自分で考え自分で工夫してこそ面白い。
それに対してグローバル企業というのは、モジュール型経営といい。
仕事を標準化している。わかりやすく言えば、課長は部長の仕事をしてはいけない。
現場の作業員は命令された事だけをしろ。
つまりは軍隊と同じなのだ。
だから、全ては将棋の駒なので、歩は横や斜めに動いてはいけないのだ。
これは、植民地資本主義の名残りが欧米では残っている。
平たく言えば、経営は経営の専門家に任せ、お前たちは働けという事になる。
だから"考えるな!”なのだ。
私は日本で生まれた企業でありながら英語を公用語にして
グローバル企業を気取っている植民地主義的経営者を見ると
彼らこそ経済の奴隷に見えてくる。
まったく同じカタログなのに3冊も届いたのだ。
宛名を見ると、担当者の名前ごとに来ている。
発注する毎に同じ会社で担当を変えて発注したので、それ毎に来たのだろう。
随分ムダな事をするものだと思う。
日本のカイゼンに努力する企業では、この様な事を見逃さない。
カイゼンの常のテーマは”考えろ!”だ。
常の仕事を自分ののものととして捉え、「やらされるな」と言っている。
さもなければ仕事は面白くならない。
自分で考え自分で工夫してこそ面白い。
それに対してグローバル企業というのは、モジュール型経営といい。
仕事を標準化している。わかりやすく言えば、課長は部長の仕事をしてはいけない。
現場の作業員は命令された事だけをしろ。
つまりは軍隊と同じなのだ。
だから、全ては将棋の駒なので、歩は横や斜めに動いてはいけないのだ。
これは、植民地資本主義の名残りが欧米では残っている。
平たく言えば、経営は経営の専門家に任せ、お前たちは働けという事になる。
だから"考えるな!”なのだ。
私は日本で生まれた企業でありながら英語を公用語にして
グローバル企業を気取っている植民地主義的経営者を見ると
彼らこそ経済の奴隷に見えてくる。
2013年12月10日
県大の銀杏
久しぶりに静岡県立大学に来ています。
銀杏が見事に色づいていて、秋の終わりを感じています。

しかし、毎年1回ぐらいづつ来ている気がする。
今回は、「アンドロイドプログラミング」の講座。
賢そうな人達の中で一人マイペースで講師の人に人一倍(いや二倍)
迷惑をかけながら、やっています。
県大の学食は意外といけますよ。

後ろに研究室の院生が待機していて、親切に教えてくれます。
まあ、ボケ防止ぐらいにはなるかも・・・
銀杏が見事に色づいていて、秋の終わりを感じています。

しかし、毎年1回ぐらいづつ来ている気がする。
今回は、「アンドロイドプログラミング」の講座。
賢そうな人達の中で一人マイペースで講師の人に人一倍(いや二倍)
迷惑をかけながら、やっています。
県大の学食は意外といけますよ。

後ろに研究室の院生が待機していて、親切に教えてくれます。
まあ、ボケ防止ぐらいにはなるかも・・・
2013年12月09日
12月8日はどんな日
昨日、12月8日は日本が真珠湾攻撃をした日、つまり日米開戦の日。
そして、イマジンを作ったジョンレノンの殺害された日。
日米開戦は、戦争などやりたくない日本が、欧米列強の罠にはめられ、追い込まれ
ついには開戦せざるを得なかった日。
全く関係がない様に感じるこの2つの出来事なのだが、イマジンの歌詞をよく読むと
反戦の歌の極地と思える。
二度と人間同士が殺し合いなどをしないように。
一人一人がそう思う事に意味がある日。
世界情勢の本を読み、イマジンを聴きながら、そう思った一日。
「イマジン」
想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...
想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ
想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ
そして、イマジンを作ったジョンレノンの殺害された日。
日米開戦は、戦争などやりたくない日本が、欧米列強の罠にはめられ、追い込まれ
ついには開戦せざるを得なかった日。
全く関係がない様に感じるこの2つの出来事なのだが、イマジンの歌詞をよく読むと
反戦の歌の極地と思える。
二度と人間同士が殺し合いなどをしないように。
一人一人がそう思う事に意味がある日。
世界情勢の本を読み、イマジンを聴きながら、そう思った一日。
「イマジン」
想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...
想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ
想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ
2013年12月07日
教育費
ニューズウィークを見ていたら、今アメリカの大学生が卒業と同時に
300万円の借金を抱えているという。
それは授業料など、大学に通う経費を借りたためらしい。
それは日本でも同様で、新入社員の教育をすると大卒の男子の
かなりの部分が、この奨学金を借りていて、200万~400万円の借金があると
言っていた。
ものの本によると、この奨学金を返済する人が年々減ってきていて、
どんどん間口が狭くなっているという。
そういう意味では日本もアメリカ化が進んでいるようである。
私が思うのは、この教育費を誰が何のために負担するかという事だ。
一昔前だと、社員教育は企業の責任として、自分の会社により良き人材ととして
投資をしたものだ。
国公立大学だと日本社会を発展させる人材に投資するという意味合いで負担
して来たと思う。
私などは、残念ながら公教育を受けたのは高校までだったのだが・・・
今だと、国公立大学でも成果を数字で上げなくてはいけない。(つまりは稼げと)
言っているし、企業では優秀で出来上がった人間以外は取らないと言っている。
早い話が、教育費の負担は本人自身であるとしている。
本当にそれでいいのであろうか。私には疑問だ。
競争社会である以上、他国や他社より優れなければ競争に負ける。
競争に勝つにはやはり人間力の問題だろう。
その時、国や企業は、その負担をせずに優秀な人材を確保する事は可能だろうか。
私は無理だと思う。
亡くなった私の師匠が言っていた。
自分は食えないから、陸軍幼年学校、陸軍士官学校に行った。
なぜなら、給料をくれてしかも学問も教えてくれた。そして恩給ももらえた。
だから安心して命もかけられた。
さて、何もしてくれなかった相手のために命をかけてくれる社員や国民はいるのだろうか。
300万円の借金を抱えているという。
それは授業料など、大学に通う経費を借りたためらしい。
それは日本でも同様で、新入社員の教育をすると大卒の男子の
かなりの部分が、この奨学金を借りていて、200万~400万円の借金があると
言っていた。
ものの本によると、この奨学金を返済する人が年々減ってきていて、
どんどん間口が狭くなっているという。
そういう意味では日本もアメリカ化が進んでいるようである。
私が思うのは、この教育費を誰が何のために負担するかという事だ。
一昔前だと、社員教育は企業の責任として、自分の会社により良き人材ととして
投資をしたものだ。
国公立大学だと日本社会を発展させる人材に投資するという意味合いで負担
して来たと思う。
私などは、残念ながら公教育を受けたのは高校までだったのだが・・・
今だと、国公立大学でも成果を数字で上げなくてはいけない。(つまりは稼げと)
言っているし、企業では優秀で出来上がった人間以外は取らないと言っている。
早い話が、教育費の負担は本人自身であるとしている。
本当にそれでいいのであろうか。私には疑問だ。
競争社会である以上、他国や他社より優れなければ競争に負ける。
競争に勝つにはやはり人間力の問題だろう。
その時、国や企業は、その負担をせずに優秀な人材を確保する事は可能だろうか。
私は無理だと思う。
亡くなった私の師匠が言っていた。
自分は食えないから、陸軍幼年学校、陸軍士官学校に行った。
なぜなら、給料をくれてしかも学問も教えてくれた。そして恩給ももらえた。
だから安心して命もかけられた。
さて、何もしてくれなかった相手のために命をかけてくれる社員や国民はいるのだろうか。
2013年12月06日
コピー文化
最近は、ソフトウェアなどはコピーすれば、すぐ手に入る。
ネット社会だと無料でダウンロード出来るソフトも多く、
その様なものに金を払うことは意味の無い事の様に思える。
しかし、その様な状況で文化や技術を維持するコストはどこが負担するのだろうか。
例えば音楽などを例にとると、日本などは音楽CDを買う文化があり、
そうでなくとも、レンタルショップで金を出して借りる文化だ。
違法コピーをする人もいるが、まだ少数派だ。
ところが韓国ではCDを買う文化やレンタルの文化は無い。
ほぼすべて違法コピーでまかなってしまう。
だから歌手などの芸能人が国内で育てる市場がない。
すると海外で稼がねば、生きる事が出来ない。
韓国の芸能人は日本かアメリカで売れなければめがでない。
だから、勢い海外で受けること事を目的にするので、
オリジナル文化などは表現しても意味などない。
中国などでも、そのへんの所に違いない。
つまり、コピー文化がはびこるとオリジナルの文化を
表現する機会が極端に薄れるのではないだろうか。
中国4000年の歴史だとか朝鮮が3000年の歴史だとか言っても
文化の表現がなければ説得力がない。
しかし、我々の文化も他山の石ではない。
デフレで経済が衰えると、違法と知ってもコピーのほうが都合がいい。
しかし、一人ひとりは文化の担い手という意思を持って育てなければ、
新しい文化の芽がつぶれてしまう。
便利な事は反面、不器用な文化の担い手を抹殺する手段でもあるのだろう。
ネット社会だと無料でダウンロード出来るソフトも多く、
その様なものに金を払うことは意味の無い事の様に思える。
しかし、その様な状況で文化や技術を維持するコストはどこが負担するのだろうか。
例えば音楽などを例にとると、日本などは音楽CDを買う文化があり、
そうでなくとも、レンタルショップで金を出して借りる文化だ。
違法コピーをする人もいるが、まだ少数派だ。
ところが韓国ではCDを買う文化やレンタルの文化は無い。
ほぼすべて違法コピーでまかなってしまう。
だから歌手などの芸能人が国内で育てる市場がない。
すると海外で稼がねば、生きる事が出来ない。
韓国の芸能人は日本かアメリカで売れなければめがでない。
だから、勢い海外で受けること事を目的にするので、
オリジナル文化などは表現しても意味などない。
中国などでも、そのへんの所に違いない。
つまり、コピー文化がはびこるとオリジナルの文化を
表現する機会が極端に薄れるのではないだろうか。
中国4000年の歴史だとか朝鮮が3000年の歴史だとか言っても
文化の表現がなければ説得力がない。
しかし、我々の文化も他山の石ではない。
デフレで経済が衰えると、違法と知ってもコピーのほうが都合がいい。
しかし、一人ひとりは文化の担い手という意思を持って育てなければ、
新しい文化の芽がつぶれてしまう。
便利な事は反面、不器用な文化の担い手を抹殺する手段でもあるのだろう。
2013年12月05日
グローバル資本
良くグローバル資本として持て囃されている会社があるが、
その多くは経営者も経営の仕方にも魅力は無い。
なぜなら経営の基本が崩れている。
彼らの多くは、会社は自分のもの、もしくは株主のものという。
私は企業は公器だと思っている。
つまり、公(おおやけ)なのだから、国、社会、そして世界の為にならなければならない。
例えば、夫婦でやっているラーメン屋さんであるなら家族のためでも良いし、
地域に美味しいラーメンを提供する事で正当性もある。
しかし、日本国内で何千何万人と人を雇ったり、収入を得ていたり、
事業所としてインフラを使ったりしていながら税金を収めずに海外のタックスヘイブン
に持ち出したりしている企業に、正当性はあるのだろうか。
アメリカ政府とヨーロッパの政府は、ついに業を煮やし、多くの国と税の協定を結び
取締りをして、持ち出せないようにしている。
当然、日本もそうなっていく。
アメリカでは大企業の多くは、このタックスヘイブンに逃げていて、
国が弱って来ている。
だれも税金を負担しなければ、インフラが駄目になり、そして街がスラム化する。
デトロイトを見れば解る。繁栄を誇ったデトロイトは今は廃墟だ。
噂では、ビルゲイツが日本の軽井沢に広大な別荘を建てるとか、
理由は日本は安全だからだそうだ。
それなら、高額の税金を日本に払って貰いたいものだ。
個人的には、そう思う。だって随分高いソフトをマイクロソフトから買わされたしィー・・・
その多くは経営者も経営の仕方にも魅力は無い。
なぜなら経営の基本が崩れている。
彼らの多くは、会社は自分のもの、もしくは株主のものという。
私は企業は公器だと思っている。
つまり、公(おおやけ)なのだから、国、社会、そして世界の為にならなければならない。
例えば、夫婦でやっているラーメン屋さんであるなら家族のためでも良いし、
地域に美味しいラーメンを提供する事で正当性もある。
しかし、日本国内で何千何万人と人を雇ったり、収入を得ていたり、
事業所としてインフラを使ったりしていながら税金を収めずに海外のタックスヘイブン
に持ち出したりしている企業に、正当性はあるのだろうか。
アメリカ政府とヨーロッパの政府は、ついに業を煮やし、多くの国と税の協定を結び
取締りをして、持ち出せないようにしている。
当然、日本もそうなっていく。
アメリカでは大企業の多くは、このタックスヘイブンに逃げていて、
国が弱って来ている。
だれも税金を負担しなければ、インフラが駄目になり、そして街がスラム化する。
デトロイトを見れば解る。繁栄を誇ったデトロイトは今は廃墟だ。
噂では、ビルゲイツが日本の軽井沢に広大な別荘を建てるとか、
理由は日本は安全だからだそうだ。
それなら、高額の税金を日本に払って貰いたいものだ。
個人的には、そう思う。だって随分高いソフトをマイクロソフトから買わされたしィー・・・