2013年12月05日

グローバル資本

良くグローバル資本として持て囃されている会社があるが、
その多くは経営者も経営の仕方にも魅力は無い。
なぜなら経営の基本が崩れている。
彼らの多くは、会社は自分のもの、もしくは株主のものという。
私は企業は公器だと思っている。
つまり、公(おおやけ)なのだから、国、社会、そして世界の為にならなければならない。
例えば、夫婦でやっているラーメン屋さんであるなら家族のためでも良いし、
地域に美味しいラーメンを提供する事で正当性もある。
しかし、日本国内で何千何万人と人を雇ったり、収入を得ていたり、
事業所としてインフラを使ったりしていながら税金を収めずに海外のタックスヘイブン
に持ち出したりしている企業に、正当性はあるのだろうか。
アメリカ政府とヨーロッパの政府は、ついに業を煮やし、多くの国と税の協定を結び
取締りをして、持ち出せないようにしている。
当然、日本もそうなっていく。
アメリカでは大企業の多くは、このタックスヘイブンに逃げていて、
国が弱って来ている。
だれも税金を負担しなければ、インフラが駄目になり、そして街がスラム化する。
デトロイトを見れば解る。繁栄を誇ったデトロイトは今は廃墟だ。
噂では、ビルゲイツが日本の軽井沢に広大な別荘を建てるとか、
理由は日本は安全だからだそうだ。
それなら、高額の税金を日本に払って貰いたいものだ。
個人的には、そう思う。だって随分高いソフトをマイクロソフトから買わされたしィー・・・
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:53Comments(0)経済