2011年04月29日

日本でいちばん大切にしたい会社

第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞
が決まりました。
応募資格は、過去5年間にわたって、
(1)黒字経営を維持している、(2)人員整理を行っていない、
(3)障害者雇用率が2%以上、(4)下請企業、仕入先への一方的なコストダウンを行っていない、
(5)顧客のリピーター率が業界平均を大幅に上回っている、(6)法令を遵守している、
(7)社会貢献活動を継続している
の7項目中5つ以上該当する企業が応募資格となっております。
経済産業大臣賞 未来工業株式会社(岐阜県安八市)
中小企業庁鑑賞 株式会社日本レーザー(東京都新宿区)
実行委員長賞  株式会社大谷(新潟県新潟市)
審査委員特別賞 5社
以上です。
日本中の企業がこの様な、まともな企業になるといいですね。
仕掛け人は、法政大学大学院 坂本光司教授。
長年、先生が声を大にして訴えて来た事です。

  


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2011年04月28日

国民を思う心

天皇陛下が被災地を訪問。
今まであまり報道していなかったマスコミが、報道をするようになって来た。
自衛隊のヘリに乗り、ご高齢の両陛下としては楽では無い工程と思われるのに、
日帰りの訪問。しかも、一人一人の前で膝をつき目を見ながらのいたわり、
しかも、そこの全員に声を掛けていったとの事。
そして、当初被災地に目礼をして入って帰りも目礼をして、お帰りになった。
神事を司る陛下として見事な振る舞いをされた。
すべての国民を思う事をその責務と置いている事を行いで示されている。
ひるがえって、国民は選挙で選んだ人間どもは・・・・
責任者は、さっさとと辞表を出して、
途中でやめて帰った四国八十八箇所めぐりを完結して
懺悔の生活に入ったらどうだろう。
靖国神社の英霊だけに留まらず、今回自分の職務を全うする為に震災で命を失った、
多くの英霊に対するせめてもの良心は無いのだろうか。
  


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2011年04月27日

釣りの師匠

半世紀前、小学生のわたしは、釣りに凝り出し、休みのときはいつも
釣り道具を持ち清水の埠頭の岸壁に通ったもんだった。
下手糞なだけでなく、すべて我流。
釣りをしている時間より、糸の絡みを直したり、糸を結んだりの時間のほうが長かった。
その岸壁には、いつもやたら釣りがうまい爺さんがいた。
爺さんといっても今の私ぐらいの年齢か、・・
赤銅色の焼けた肌と、全く贅肉の無い体。そして、いとも簡単に鯵をつり、適当な量
釣ったらさっさと帰っていく。
毎日顔をあわせていても、別に話をするでなく、並んで座っていた。
ある時、例によって糸をからましていると、ついに見かねた様に声を掛けてきた。
「ぼうず、ちょっとかしてみょう」昔の清水なまりで「見せてごらん」てな意味だろう。
それから、糸の絡まない方法、糸の結び方、針と糸の結び方まで教えて貰った。
その爺さんは漁師で、舟を降りてる時の暇つぶしで酒の肴を釣って居る様だった。
2~3ヶ月したら、その爺さんがぱったり来なくなった。
たぶん遠洋の舟にでも乗ったのだろうか。
いつの間にか、私の腕は上達していて、「清水港の主」などと言っていた。
確かに、学生は暇だから、春夏冬休み、土日祝日釣ってれば上手くもなるもんだ。
大人になって、その結び方を本で確認したら、「漁師むすび」という事だった。
私にとっては、その爺さんこそが、釣りの師匠だった。
金を払った訳での、スクールに通った訳でもなく。
今の子供達は、そんな師匠に出会う事があるのだろうか、
そういえば、あの師匠、その時以来ぱったりと会わなかった。
あの岸壁には10年通ったのに。
ふと、そんな事を思い出したのは、年のせいだろうか・・  


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2011年04月26日

スーちゃんが亡くなった。

キャンディズのスーちゃんが亡くなった。
私らの世代としては、まさに同世代の人だ。
今でも口ずさめる多くの曲がある。
その後、女優としても一皮むけた演技が出来る人で、これから円熟期という
事だろうに、人生を閉じてしまった。
しかし、最後の言葉を聞いた時には、驚いた。彼女の人生の完成度の高さ、
震災で被害にあった人達への思いやり、回りの人達への心使い。
本当に泣かされた。
しかし、3月11日以降には、考えさせられる。
震災の時、多くのヒーロー、ヒロインがいた。
それこそ無数だ。一人だけでも、物語がひとつ作れるほどの事を無名の
人々が、行ったのだ。
そして、その最後のヒロインは旅立った。
合掌。  


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2011年04月25日

中国依存の限界

今回の震災で中国人労働者の多くが団体で国内から出ていった。
いま日本の国内ではサービス業を中心に人手不足が起こり、
派遣会社から人をとっているという。
中国人に限らず日本から出て行っている外国人が多いので、製造業でも困って
いるという。
大手は部品を海外から調達する動きが加速するとも言われる。
しかし、この時こそ冷静に考えるべき時だろうと思う。
日本国内には働き先の無い労働者もいるのだ、彼らは少なくとも日本から出て行く事はない。
確かに質の悪い人も多い事は否めない。
しかし、教育と工夫をもっとすれば、多くの安定した戦力として使えるのではないだろうか、
待遇、教育、生産性の向上と多くの課題はあるものの、
ただ単に利益を求めて世界中に安い労働力を求めるのではなく、
日本が本当に復興するためには、自国内の国民、皆が富まなければ
本当の復興にならない。知恵の使い所はそこにつきるのではないだろうか。  


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2011年04月24日

復興増税

復興増税という噂がある。
リーマンショックでまいっている経済の上に増税を簡単にいうが、
多くの日本人は、東北・関東の人達の痛みを分かち合うという意味でOKとしている。
しかし、良く観ていないと、官僚や国の組織で焼け太りを狙っている気配がある。
本当に東北・関東に渡るなら税金以外の方法があるだろう。
利権をへんな政治家や利権あさりのゼネコンに渡さないしたい。
若い新しい純粋なリーダーにこそ復興のリーダーシップを望む。
復興会議とかで東京で会議をやっている面々の議長・副議長の話を聞いたが、
彼らは早く引退して、老人ホームで過ごして頂きたい。
一般論をテープレコーダーよろしく話しているだけの事だった。
すべて過去の人だ。未来を託せる様には思えない。  


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2011年04月22日

トップの責任

今度の原発事故で、東京電力の経営が傾くという。
当然ながら、経営陣は総退陣すべきだろう。
その上で、株主にも責任をとって貰う必要がある。
無配にして、減資というのが、筋だろう。
間違っても、これらを行わないうちに国から援助などはすべきでない。
それでなくとも東電、特に原発関係は東大閥で、官僚連合とも近い。
彼らの延命の為に税金を使う事は監視すべきだ。
そして、原子力なんちゃら委員会などと雨後の竹の子よろしくたくさんある
天下り組織はいらない。
そして、それと同様に内閣も総退陣すべきだろう。
理由を知りたければ、南相馬市長のユーチーブを見直す事だ。
そして東電のリーダーの最も最初にしなければならなかった事は、
現在、原発で決死の作業をしている末端の部下の所に行き、頭を下げる事だ。
政府のリーダーも同じ、南相馬市の市長のもとに行き頭を下げるべきだ。
天皇陛下は、被災者のもとを訪問した時、両陛下とも被災者の前で、
体育館で正座して正面から向き合っていた。
あの首相は、立ったまま遠くから声をかけ、決まった人間以外と話さず、
出て行こうとして、市民の「もういくのですか?」と言われつくり笑いをしていた。
本物のトップと偽者のトップは、ビジュアルで解るものだ。  


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2011年04月21日

大企業の没落

中小企業側からすると、常に大企業の値下げ交渉に晒され
煮え湯を飲まされる事も珍しくない。
散々安い賃金をやらせたあげくに、中国の会社に技術指導をしろと
命令され、技術指導が終わると、会社ごと捨てられる。
そんな例をあげたら無数にある。
そんな中、私の尊敬するS教授の調査で、下請け中小企業は2種類に分かれた
と言っていた。
1種類は、大企業の言いなりで疲弊して会社を閉じるもの。
もう1種類は大企業に見切りをつけて、自分で営業活動をするもの。
すでに、この2種類の会社になって来ている様だ。
私の知っている東京の老舗のIT企業なのだが、下請けに厳しい事で有名な企業がある。
2年ごとに契約更新があるが、過半数の下請けが更新してくれないので、
人集めにやっきになっている。
しかし、そこの出す条件が余りに厳しいので、下請け企業が集まらないという事だ。
これらは、色々な業界で起きている様だ。
原発に問題を抱えた電力会社などは解りやすいだろう。
今ついて来る下請け企業が多いなら、普段から下請けを大事にしていたという事だろうし、
ひとが集まらなければ、深く反省すべきだろう。
やはり企業の価値は、その周辺の人達をいかに大事にするかだろう。
金に飽かして、株主利益のみを主張する人の金儲けに命を掛けてはくれない。
自分を大事にしてくれる恩に報いたいと思わなければ、
本当に繋がっていなければ命など誰がかけるか。  


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2011年04月20日

NNSA(アメリカエネルギー省)が確か?

放射能の範囲は政府の発表は良く解らない。
NNSA(アメリカエネルギー省)が確かだというので、観てみた。

どうでしょう、日本政府と比べて?  


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2011年04月20日

新入社員

毎年、新入社員教育をやっている。
今年も月初から昨日まで足掛け3週間の教育が終わった。
当然毎年違うメンバーで個性的ではあるのだが、今年は人数も少ないせいか、
ひとりひとりが印象に強く残っている。
我々からみると20代前半の人間の知識の吸収力というものは脅威というほかない。
私が年をとっていくのに常に新しい人材が目の前にいるのだ。
特に技術を教えている時に感じる。
新しい技術というのは、やはり若者のものである。
特にIT技術については、思う所が大きい。
スマートフォンの使い方などは、2年前であれは「それは何ですか?」
なのに、今年は当然の如く使っている。
間違いなく明日は彼らのものだろうと実感する。  


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2011年04月19日

護送船団方式の問題

護送船団方式について記述したら、具体的に何処を指すのかを聞かれた。
いたる所でみる事ができるけれど、
解りやすいのが、日本の農業。
余り畑をやる気の無い兼業農家にまで補助金をばら撒き、その結果
専業農家で自分の力で市場開拓する様な所に圧力をかける。
一番弱いところに船足を合わせる典型。
その結果海外と競争出来る農家の芽を積み。
農産物の関税をかけ、国民には高い農産物を買わせ、
工業製品に高い関税掛けられる。
そして競争に負けた中小の製造業には、なにも支援はない。
平均年齢が、65歳の農業を大事にして、若者の就職先になる製造業が減っていく。
終戦直後なら意味のある護送船団方式のばら撒きを
まだ続けている政府とその利権を貪る人達を、この震災以後には一掃したいものだ。
お金のない年寄りには、保護を手厚く。
働き手には、働く方法と機会を。若者には就職のチャンスを。
それには、強い企業には、もっと強くなってもらい経済を牽引して、
税金と就業機会を増やしてもらうのが一番だと思う。  


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2011年04月19日

お気に入り

みやまつつじ

今が旬、これかいら躑躅の季節が始まる。

どうも桜の仲間らしい。  


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2011年04月18日

護送船団方式

良く使われる言葉だが、護送船団方式というのがある。
一番弱い船を守りながら、すべての船の進行速度を合わせる事なのだが、
役人の税金の分配は、この考え方にのっとっている。
しかし、競争が激しい世界では、この方式だと全滅する可能性がある。
だから、強い船はどんどん行かせて、弱い船は力をつけさせる。
馬鹿な指導者は皆、平等にというが、世界競争社会なのに護送船団をやって
いたら全滅ものだ。
福祉は競争社会ではないが、経済は競争なのだ。
その使い分けが解らない役人や政治家は問題だ。  


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2011年04月17日

放射能は恐ろしい

原発の放射能漏れで、政府が避難要請をして地元の農家と話す場面の
ニュースがあった。
その中で一人の農家が質問に立ち「罰則規定はあるのですか?」と質問。
「ないです。」と答えると、「じゃあ、避難せず自宅にもどる。」と言い切っていた。
最もな話だと思う。
避難の理由と期間、そしてその後の保障など、明確な事を言わなければ、生活のメドが
たたない。
東電に仮払いの賠償は急がせても、政府の方針は何もでない。
本来ものの基本は、政府のマスタープラン提示からスタートだが、
この政府かららは当分出てこないだろう。
それを待つ内に干からびてしまう。まず自分に問うて出来る事をやるべきだろう。
中小企業の経営者が言っていた。
「政府は、中小の製造業にはまだ何も示さない。将来も示さないだろう。だから自分で復興する。」
きっとそれが正解だと思う。
我々が出来る事は、被災した同業種の企業を全国の中小企業が
仕事の斡旋や場所の提供、技術支援などで補助する事だろう。
そして、社員旅行を福島の温泉宿に・・・
それが、良い気がする。  


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2011年04月15日

ひと月経過

震災からひと月経過して、今考える事は、「何をすべきか」なのだが、
一番には、この大切な教訓を無にしないためにも、危機管理の見直しだろう。
どの企業も今回の震災の規模を想定した危機管理はしていなかったのでは、
なかろうか。
たとえ1,000年に一度であろうとも、来てしまえば現実である事は間違いない。
それを受け止めて、自分達がしなければならない危機管理について、会社や地域で
しっかり話し合い、対策をとらねばならない。
それが、亡くなった人へのせめてもの弔いになる。
今回は、色々なエピソードがある、聞いていて涙が止まらないものも多い。
たぶん、まだまだ隠れたエピソードもあるだろう、しかし、その人達の為にも頑張らねば。  


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2011年04月14日

桜散る

今年は桜の開花が早かった割には、長く咲いていた。
きっと気温が低かったせいだろう。
桜が葉桜になったと同時の私のの好きな山つつじが咲き始める。
これから、躑躅やさつきを観るのに良い季節になる。
3月11日から時間が止まっている様な感じがするが、日常をとりもどし、
日常の中で、被災地を支援する事が肝要なんだろう。
まだまだ色々な問題もあるが、「天を恨まず」の言葉どおり、
自分の出来る事を真面目に努力する事それしかないんだろうなぁ。  


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2011年04月13日

海外が・・

日本のレベル7の発表に海外が反発、
ロシアは、レベル4以下、中国はチェルノブイリとまったく違う、
アメリカ、韓国は、情報を出すのが遅い・・・
それに国内の被災者にもっと言い方もあろう。
地震に遭った上に原発、しかも風評被害の福島の人達の気持ちを
考えているんだろうか、もっと言葉に責任をもって貰いたい。
絶望から自殺者が出なければ良いが・・・
余りに気の毒過ぎる。
  


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2011年04月12日

チェルノブイリと同じ???

今回の福島第一原発の事故を政府はレベル7で、
チェルノブイリと同じとした。
実質の放射能の量は問題にならないはずなのに、なぜチェルノブイリと同じ
なのだろうか?
これで風評被害が、福島県だけでなく日本全体に及ばない事を祈るのみ、
しかし、今の政府の無神経ぶりは、目を覆うばかりだ。
復興に向けて大ブレーキを政府がかける事にならなければいいが。
嘘を言えとは言わないが、チェルノブイリなどの事故とは桁が違う事を
しっかり説明しなければならないのに、あまり聞こえてこない。
しかし、もう既に経済では、風評被害を垂れ流ししているから、
今更変わらないか・・・・ あーあ  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:18Comments(0)日記

2011年04月11日

世間は正しい

統一地方選挙が終わって、妥当な結果が出た様だが、
東北の大震災に対する政府の批判票も多かったと聞く。
こういう選挙の結果を見ると、松下幸之助の言葉を思い出す。
「世間は正しい」、世の中というのは、近視眼的にみると、以外な結論を
出す事もあるが、長い目で、平静にみると正しい判断をするものだという。
むしろ出てきた結果から、それは何を意味しているのかを考えるべきな様だ。
人間は、常に自分の納得したい情報のみを集めてしまう。
そして、やっぱり、そうだと納得してしまう。
そんな事を続けて愚痴のみをいう人がいる。
自分自身を確認するためにも、世間の評価から自分の尺度を調整するのも、
注意してもらえない立場の人には良い方法なようだ。  


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2011年04月10日

天を恨まず

今回震災にあった気仙沼の中学生の卒業式での答辞。
「・・・辛くて、悔しくて、たまりません。 しかし、苦境にあっても天を恨まず、
運命に耐え助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。」
これは、階上中学校卒業生代表 梶原裕太君のもの。
テレビでも観たのだが、ネットで何度か確認しても、つい涙腺が緩んでしまう。
なぜか被災してない私のほうが勇気を貰った気がする。
くだらない泣き言を言っている自分が恥ずかしい。
15歳の少年の言葉としてなんと重みのある格調高い言葉だろう。
「ことば」は事の端(はし)、物事の始まり。形のはじまり。
この国は、この様な後継者を用意していたのか、
天皇陛下のお言葉といい、この少年の気高さといい、やはり軸がしっかり
しているこの国は素晴らしい。
あとは、薄汚れた権力亡者に退場してもらうだけだが・・・




  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:27Comments(0)日記