2011年04月01日

天皇陛下の御訪問

戦後生まれの私が「天皇陛下は日本の中心にある。」という言葉を
頭では理解していたつもりだが、今回の震災で腑におちてきた気になった。
天皇陛下は、震災直後ビデオメッセージを出し、国民の不安を慰める事をされ、
先日は、東京に来ている被災者に慰問に行かれている。
きっと現地への慰問に今すぐでも飛んで行きたいのだろうが、
原発の問題もあり控えていらっしゃる。
これだけの災害の後、日本国民が節度や礼儀を忘れないという事で、
世界が活目している本当の源は、2600年余り続いて来た天皇制のなせる業だろう
と思った。
苦しい時に、直ぐ来てくれて癒してくれる事。
これこそが本当の宗教だろう。
(面白い事に日頃勇ましい新興宗教の教祖様は全く静かだ。)
日本には、宗教が無いとう馬鹿げた外国人や頭でっかちの日本人がいるが、
日本の宗教は、余りにも見事に社会に根付いたので、当たり前すぎて実感が
無くなっているのだ。
いかに天皇陛下をこの国は必要としているのかが、
責任は東電、福島県民に「自主避難」などと責任回避しながら、
国民を捨てている政府と見事な対比で見えてきたのは、
皮肉というべきだろうか。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:30Comments(0)日記

2011年04月01日

自粛につぐ自粛

大震災以後多くのイベントが自粛となった。
友人が日本平マラソンにエントリーをしていて、一方的に中止と
払い込み金の返還をしない旨、通告してきたの事。
しかし、それは無いよなぁ、という話をした。
大震災があったのなら、なおさら義援金を募るイベントにすればいいのではないか、
ただ中止にするのみというのは、余りに芸が無さ過ぎる。
色々な祭りでもそうである、自分達だけが楽しむ訳にはいかないというのであれば、
被災者の皆様を招待して、少しでも楽しんでもらうとか、
売上金の何パーセントを自動的に復興支援に回すとか、
ただ時間を止めていても、何も良い事はない。
積極的に動き、日常を回復する努力をする事こそが、被災地になにかしら
手助けできるきっかけとなると思うのだが。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:42Comments(1)日記