2011年04月02日

未来は変わる

東京電力の新入社員の研修がはじまった。
入社辞退者はゼロとの事だ。
いくら就職氷河期といっても、入社して原発グループで無いにしても、
住民から厳しい叱咤を受ける覚悟がいる。
それでもゼロだというのは、今の若者が本気で仕事をする気だろう。
東京電力に限らず、ボランティア活動に取り組む若者も多く、
その反応の速さは、政府のそれでは無い。
私が感じるのは、遂に社会構造が変わる時が来たという事だ。
年寄りが既得権からものを言っていた者が、思考停止で全く動けなかった事を
彼らは見ている。
そして、名も無き自衛隊員や、消防署員、役場の職員が命を掛けて
公(おおやけ)の為に働いている。
今の若手は、それをしっかり目に焼き付けている。
彼らが本物を見分けられない訳は無い。後の時代の人達は言うのだろう。
日本が覚睡した年が、2011年なのだと。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:47Comments(0)日記