2012年11月21日

経済の立て直しは製造業

経済のサービス化が進みハードウェアよりソフトウェアというが、
ではサービス業とソフトウェアのみ先進国は存在する訳ではない。
製造業も安物は中国の様な人件費が安い所に行くという常識があったが、
例えば中国だけしか造っていないものや産出しないものがあれば、彼らは値段をつりあげ
製造の制限などをして、政治カードとしてくる。
中東などの国やロシアも同様な事をしてくる。
ことほど左様に、現実の世界では純粋の経済モデルの様にいかないものだ。
だから基本的にあらゆる製造業がすべて海外に出てしまったら、国そのものの存続が出来ない。
海外の出て商売ができるのも、まず国が安定していて国が自分たちを
守ってくれるという前提があっての話だ。
机上で経済を語る人達の中には、この国という概念が抜けている人達がいる。
曰く、世界は狭くなって情報が行きかうから国という概念はナンセンスだという。
しかし、日本という国で守られて生きていける人達だからそんな事が言えるのだ。
今もパレスチナでは、民家にミサイルが飛んでくる。
年寄や子供、妊婦がいてもお構い無しに・・・
そこに住む人たちに国境は無意味だとか、国防はナンセンスなどと言えるのだろうか。
世界はまだまだ発展途上なのだ。
まず日本の国も「ものづくり」から立て直しが必要だ。オバマがアメリカを立て直ししようとする様に。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:51Comments(0)経済