2010年02月03日

相撲界

テレビなどで相撲界のごたごたを見ていると、その本質には、
日本人独特の性格に根付く部分がある事を、考えてしまう。
保守的で、争い事を好まない、相撲協会と、変革をのぞむ若手の親方、
普通の企業で行われてきた、リストラをしたい企業と退職まで、なんとか
いつづけようとしている団塊の世代のサラリーマン。
それが時間差で、ついに相撲界に来たのだろうか。
保守的な方としては、さんざん苦労して来たのだから、自分のサラリーマン生活の
最後は邪魔されたくない。まだ、子供にも金がかかるし、
日本的な気分としては、争い事は無しにして、気持ちく卒業させてほしい。しかし、
変革したい方からからすれば、それは解かるけど、それを待っていたら手遅れになる。
そんなせめぎ合いが聞こえて来そうだ、テレビで見る相撲協会の理事で、
北の海と千代の富士は、気のせいか、鳩が豆鉄砲くらった様な顔をしている。
丁度、若手の改革派と経営陣に挟まれた、中間管理職な感じかな、
私も同年代なので、そんなかんじかなぁ
でも、あんな若手が出てくると相撲界の未来は希望が持てるなぁ
頑張れ、貴乃花。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:12Comments(1)日記

2010年02月02日

言葉について

先日、言葉には、色やにおいがあると書いたけれど、
洋の東西に関わらず、「初めに言葉あり」という事が聖書などに書かれている。
日本では、言霊学と言う様に言葉に魂があるという様な発達をしたみたいで、
細部は解からないが、非常に言葉を大切にした文化だ。
時代によっては、言葉と事実(現象)が同等に扱われた時代もあるようだ。
神道でいう「祝詞」も、言葉の大切さを表しているし、仏教の「お経」もそうなのだろう。
なので、いい言葉、美しい言葉を言えば、それが実現するという歴史があるのかもしれない。
詩や歌の世界では、それで良いけど、政治の世界では、止めて欲しい気がする。
美しい言葉は結構だけど、具体的に実行する美しい内容の言葉であって欲しいなぁ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:55Comments(0)日記

2010年02月01日

レース鳩

昔、私の子供の頃、一時レース鳩のブームがあった。
たぶん50歳以上の人はご存知ではないだろうか、
私もご他聞に漏れず、一時は40羽~50羽という数のレース鳩を飼った。
血統書付の鳩を買い、つがいにして子供をとり、レースに参加していた。
レース当日は、2階の屋根の上に立ち、一日中、鳩の帰りを待っていた。
真っ青の空の中、白い点が見えて、真っ逆さまに落ちてくる。
ぶつかるのでは、と心配する距離まで急降下すると、寸前で横に向かって飛び始める。
要するに、飼い主の僕に対する、軽い冗談なのだ、
彼らは賢い。何百キロ、時には千キロの彼方から帰ってくる。
見かけは土鳩と同じだが、触ると解かる。筋肉は極限まで磨きあげられ、
羽のつやはすばらしく、持ってみると軽い。
土鳩はどんなに美しくとも、重い、それがアスリートとしてのレース鳩の凄さだ。
最近、何十年ぶりかでレース鳩をもったが、やはり彼らはアスリートだ、
本当に軽い、無駄が無い、これは人間が作った芸術品だなぁと思いながら、
中年になりせり出した自分のお腹をみてしまった。
わし、鳩なら引退やなぁ・・・  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:41Comments(0)日記