2013年03月11日

経営者は性格

先日亡くなった老経営者は、多くのの事を教えてくれた。
日によって色々な事を思い出すのだが、今一番伝えたがった事はなんだろうと思うと、
経営者の条件は、気の強さだという。
優秀な人間は多くいるが、経営に向いているかどうかは、その気性が重要だという。
最悪なのは、頭は良いが気が弱い経営者だという。
有名なのは、日露戦争の時に、世界最高の戦略眼を持つ将軍として有名なクロパトキン。
ロシア軍絶対有利の中にありながら、考えすぎて兵隊を振り回し、結果勝てていた戦いを負けに導いた。
経営は戦争ではないが、心理的な部分は大きく左右する。
揺るぎない自信を持つリーダーの下では安心して部下が実力を出し切る事が出来る。
不安げにみえるリーダーの下では部下は十分力を発揮できない。
丁度、管首相の元では、官僚も含め日本政府が無能に見えた事と同様だと思う。
今は特に経済のターニングポイントになっている、景気が良くなる前は特に厳しい状況が見えてくる。
こういう時こそ経営者自身は部下の人達に率先して、これからもっと良くなるから頑張ろう。
という声をかけていかなければならない。
間違っても業績悪化を部下や周りのせいにして、社員さんをがっかりさせてはならない。
経営者はどこまでも社員が良くなる応援団であるから、
部下に威張っていても、会社を潰すも繁栄させるも経営者の思い一つだから。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:28│Comments(0)日記
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