2013年03月24日

靖国の桜

昨日は、仕事の打ち合わせがあり、九段に行った。
時間があったので靖国神社を詣でる事にした。
靖国神社はこの時期は珍しく桜が満開であった。
内宮に入り拝殿に向かっていると、隣にいた若い二人連れが、
「ここは気が良いね、そうねパワースポットだね。」と言っていた。
聞くとは無しに聞いていたが、たしがに凛として気持ちよさがる。
これだけ多くの人はいるのに、人あたりするような気が無い。
近くに人がいても気にならない。なるほと確かに気が良い状況だ。
拝殿の順番に並んでいる人達は、静かに整然と順番を待っている。
私の前の御婆さん二人はアジアの南方系の外国語ではなしていた。
参拝の仕方が解らなかったみたいだが、拝殿の奥を愛おしそうに眺めて、
そして帰って行った。
ちゃんと二礼二拍手した訳ではないが、きっと親族が祀られて会いにきたのだろう。
決して非礼な感じはしなかった。
内宮の入り口には戦死した若者の遺書が掲示してある。
いつもはあまり多くに人がいた事はないが、
昨日は多くの人はその文章を静かに読みふけっていた。
戦後70年を経て多くの人の洗脳というか呪縛というかが解けて、
素直に、後の世代の私たちの為に己の命を捧げてくれた御霊に
感謝の思いを捧げる人が増えた気がする。
どこかでこんな俳句を聞いた事を思い出した。
散る桜 残る桜も 散る桜 。。 数日の間にはすべての桜は散るのであろう。
私たちも例外ではない。しかし、後の人達に対してちゃんとしてやれるのだろうか。
少なくとも金の為に外国に魂を売った政治家や経済人
あんなグロテスクな一生はごめんだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:50│Comments(0)日記
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