2013年05月27日

文化と社会

講習などの仕事で関東や関西を渡り歩いたのだが、その中で受講生の反応が、
関東と関西では違う。
風土が違うから当然と言えるのだが、講習では共鳴が得られなければ、
評価が下がるので、何処が共鳴するポイントかが大きる作用する。
講習の中では色々な引用があるけれど、関東は仏教用語からの引用は評価が高い。
関西が特に低いという訳ではないのだが、関西では歴史上の人物などの方が理解がいい。
これは、公家文化と武士文化と関係している様だ。
関西は公家文化があり、煌びやか文化と洗練された物腰について高い評価をするが、
関東では質実剛健で力強い事を評価する文化がある様だ。
どうも私などは清水港で生まれ育ったので、江戸人は付き合いやすいのだが、
関西人は、いまいち相手を把握しきれない。きっと「野暮天」という事だろう。
日本の中にもこのくらいの開きがあるのだから外国人と付き合うのは大変だ。
それに中国の様に多くの異民族を無理やり自国の文化の元の従わせようとするのは
骨が折れるだろう。
文化とは衝突とか偉い人が行ったが、穏やかな文化融合というのは出来ないのだろうか。
中韓の様に自国のみが正しいなどと言っている国が近くにある事が本当に面倒だ。
日本の古代に見受けられる様に、小国同士が文化交流の中で自然に融合するとうい
事は世界では起きないのだろうか。
科学や技術が進む中、人間はますます劣化している様な気がしてならない。
自然に年をとって良い顔になる老人が、最近減ってきている。
昔は田舎には、見事に年をとって穏やかな老人が多くいた気がするが、
私の思い過ごし、考え過ぎだろうか。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:58│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
文化と社会
    コメント(0)