2013年06月01日

教育の難しさ

毎年同じ会社を10年以上教育担当をしているが、
毎年一つ年が若い人たちと対面している。
なのに若者が毎年少しづつ大人になっている気がする。
むしろコチラが年をとって幼稚になって来ているかも知れない。
教育を初めてから20年。
当初は、生徒に対し、年が離れた兄貴分ぐらいの感じだったが、
そのうち親が同年代になり、今では親が年下だったりする。
その様な関係になると一番困るのが研修中の話題だ。
教えている内容はそんなに変化はしないのだが、相手の心に
届けようとするには、出来うる限り相手の気持ちを大事にし、
解る言葉で伝えなければならない。
ついこないだまでは、イチローや松井の話をすれば若者に
伝わったのだが、もうダルビッシュの時代になりそうだ。
松下幸之助の名前は、40歳代以下では知っている人は絶望的だ。
稲盛さんが京セラを創業した人である事すら怪しい。
いつまで相手に伝わる言葉をストックできるのか、あと20年先になると
難しいだろうなぁ。
80歳代まで教師をしている人ってすべて超越しているのかしらん。
きっと仙人なのだ。実は雲に乗って地上に降りてくるんだ。なんてね。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:00│Comments(0)教育
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