2013年09月18日

教育の責任

静岡の小学生の国語の学力が日本で最低だという事で、
県知事が、その責任は学校の先生にあり、校長名を発表するという事で、
教育委員長と県知事が揉めている。
全国放送でも取り上げられているので、なかなかいい話題を提供してくれていると思う。
私は個人的には、あまり県知事は好きではないが、今回の行動については賛成だ。
県教委は、発表された学校の子供たちが嫌な思いをするというが、
むしろ教師の怠慢がばれる事を逃げている様に聞こえる。
私も私立の学校の教壇に立ったが、生徒のアンケートで分かりにくいと評価された先生は
一期、半年でお役御免になる。はっきり言えばクビである。
予備校などでも同じで、能力が無い教師は、直ぐお払い箱である。
だから教師というものは自分磨きを続けなければならない。
私立の学校で働いていた時、公立高校を校長で退職して来た先生が来た。
彼はこれから何年も教師が続けられると思っていた様だが、一年で教える授業が無くなった。
個人的には良い人で好きな人だったが、気の毒だった。
生徒の評価は、授業内容が古い、最近の情報が無いとの事だった。
生徒といっても18歳以上なので大人の判断なのだろう。
厳しいものだ。10年講師を務めたが、40人の先生で最後までいた人は確か3人だった。
私学は、それが当たり前なのだ。
その割りには公立の小中学校には、その様な雰囲気は無い。
何人か知り合いがいるが、2割は素晴らしい先生がいるが、8割は・・・・
その8割の中の2割は、とても教壇にたって欲しくない感じだ。
これは、あくまでも私の感想だが、県知事は私学の学者出身だから
そう思ったのだろう。
今回の方法が正しいかは別だが、現場の先生の再教育は本当に必要だ。
子供たちの将来の為にも。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:14│Comments(0)教育
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