2013年11月23日
教育の迷走
ゆとり教育が問題だという事で、どの様な教育が良いかという事が話題になっている。
多くの話が出てきているのだら、私が思うのは、どこかピントが外れている。
良い人材を作ろうとか、能力より人間性だとか綺麗事を行っているが、
ゆとり教育の時も同じ事を言っていた。まるで迷走している気がする。
そもそもなんの為の教育だったのだろう。
明治時代に出来た時の考え方は、ズバリ「日本の富国強兵」だ。
だから、その軸となるエリートとして、帝国大学があり、陸軍士官学校、海軍士官学校も然りだ。
では、今なんのための教育だろうか。
良い市民を作ろうという事なら、多分日本はぶっちぎりで日本の教育は成功している。
盗むとか、壊すとか、働かないとかいう事とは一番遠い国民であるから、
十分成功しているのだろう。では何が問題なのだろう。
経済が他国との競争で負けていて、仕事が減って経済力が下がった事だろう。
つまり、日本が豊かて強い国になりたいという事だろう。
しかし、戦後、国家観、国家意識という事がタブーとなって
日本の為に働くエリート作りをやめてしまった事ではないだろうか。
日本が世界第2位の経済大国になったのは、戦前の教育を受けたエリートが
戦後日本の復興に命懸けで努力した事にほかならない。
戦前の帝国大学や士官学校は官費で教育をして貰っている以上、
日本の為に働く事を目的としていた。士官学校は給料を貰っているのだから、
日本の為に命を捨てる覚悟であったのだ。
今はどうだろう、旧帝大の大学には、官費で海外の留学生があふれ、
中国、韓国の学生には生活費の面倒を見ながら技術や研究資料を与えている。
国内に、金がなくて大学に行けない人間がいるのにである。
つまり教育の目的が狂っているのだ、イギリス、アメリカの有名大学は、
その海外留学生がイギリス・アメリカの役に立つ様に教育をする、決してボランティアではない。
ケンブリッジもハーバードもイギリス・アメリカに利益をもたらす人間を作っているのだ。
今日本はエリート教育をしていない。だから経済でも勝てないのだ。
グローバル企業を作って日本に税金を収める意思のない経営者を作っても、
富国にはならない。エリートとは、ただ個人として優秀なだけでは意味などない。
この国の為に命をかけて働くひとにこそ国費をかけ、最高の教育を受けさせる。
そうしない限り、本当のエリート達と戦ったら間違いなく負ける。
真のエリート作りこそ、この国の教育で必要な事なのだ。
多くの話が出てきているのだら、私が思うのは、どこかピントが外れている。
良い人材を作ろうとか、能力より人間性だとか綺麗事を行っているが、
ゆとり教育の時も同じ事を言っていた。まるで迷走している気がする。
そもそもなんの為の教育だったのだろう。
明治時代に出来た時の考え方は、ズバリ「日本の富国強兵」だ。
だから、その軸となるエリートとして、帝国大学があり、陸軍士官学校、海軍士官学校も然りだ。
では、今なんのための教育だろうか。
良い市民を作ろうという事なら、多分日本はぶっちぎりで日本の教育は成功している。
盗むとか、壊すとか、働かないとかいう事とは一番遠い国民であるから、
十分成功しているのだろう。では何が問題なのだろう。
経済が他国との競争で負けていて、仕事が減って経済力が下がった事だろう。
つまり、日本が豊かて強い国になりたいという事だろう。
しかし、戦後、国家観、国家意識という事がタブーとなって
日本の為に働くエリート作りをやめてしまった事ではないだろうか。
日本が世界第2位の経済大国になったのは、戦前の教育を受けたエリートが
戦後日本の復興に命懸けで努力した事にほかならない。
戦前の帝国大学や士官学校は官費で教育をして貰っている以上、
日本の為に働く事を目的としていた。士官学校は給料を貰っているのだから、
日本の為に命を捨てる覚悟であったのだ。
今はどうだろう、旧帝大の大学には、官費で海外の留学生があふれ、
中国、韓国の学生には生活費の面倒を見ながら技術や研究資料を与えている。
国内に、金がなくて大学に行けない人間がいるのにである。
つまり教育の目的が狂っているのだ、イギリス、アメリカの有名大学は、
その海外留学生がイギリス・アメリカの役に立つ様に教育をする、決してボランティアではない。
ケンブリッジもハーバードもイギリス・アメリカに利益をもたらす人間を作っているのだ。
今日本はエリート教育をしていない。だから経済でも勝てないのだ。
グローバル企業を作って日本に税金を収める意思のない経営者を作っても、
富国にはならない。エリートとは、ただ個人として優秀なだけでは意味などない。
この国の為に命をかけて働くひとにこそ国費をかけ、最高の教育を受けさせる。
そうしない限り、本当のエリート達と戦ったら間違いなく負ける。
真のエリート作りこそ、この国の教育で必要な事なのだ。
Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:00│Comments(0)
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