2013年11月30日

職人をなめるなよ

先日、出雲に行ったとき、発掘された柱をみた。
これが、その柱。
職人をなめるなよ
それを、小さいサイズで復元したのがこれ。
職人をなめるなよ
日本人は2000年もの間、技術を伝えて来た。
世界でも2000年前の技術が残るのは日本だけだ。
多くの匠達が、後の世代を考えて伝えてきたのだ。
欧米ならガウディの様な芸術家として評価されるが、
日本では多くの職人達が継承してきたのだ。
あまりの当たり前すぎるのか、どうも日本では職人を評価が低い。
技術の継承者がいない国の文化は無くなるのだ。
現実の今建築や建設の現場では、良い職人が減っている。
公共工事ですら、まともに落札出来ない地方も増えている。
これは、職人達の価値を甘く見てきた罰だ。
手先が器用な日本人にしか出来ない事を捨てると
日本の文化が危うい。
無くしてからでは、遅すぎる。
職人という名の無名の芸術家達こそ文化の担い手なのだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:37│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
職人をなめるなよ
    コメント(0)