2014年01月06日

新春マグロ騒動

新春は大間の本マグロの価格が話題となった。
昨年は1億5000万円という超高値をつけて、今年はどうなるのか注目していたが、
700万円台という普通の値段になった。
なんか拍子抜けした感もないではないが、今年の経済のポイントが隠れている。
それは、昨年まで、このマグロ騒動を起こしていたおおもとは、香港の会社だ。
彼らは、景気がいい中国の大金持ちをバックに高値に挑んで来た。
それこそ金に物を言わせて日本中のマグロを買い占める勢いだ。
今年は、その企業がおとなしくしている。
基本的に中国人はリアリストで機を見るのに敏だ。
彼らが正月景気で浮かれないという事は、中国本土の景気の状況を読んでの事だろう。
私は昨年末から中国の内情が経済的に切羽詰まってきていると見ている。
今回のマグロ騒動の肩透かしは、それを裏付けている気がする。
中国人はアメリカ人ほどノー天気ではない。
彼らはずっと戦乱の中に生きている。常に生死と背中合わせに生きている。
我々日本人よりはるかにシビアだ。
今年の中国は要注意だ。環境は最悪、経済も最悪。
これの怒る国民の数も最悪。
この国が何かしでかすのも時間も時間の問題の気がする。
注意されたし、皆様。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:47│Comments(0)日記
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