2014年07月25日

安心・安全の買い方

ベネッセの情報の流出や
ファーストフードの材料を中国から買うことの危険は同じ根っこの様な気がする。
それはデフレ不況の元凶のグローバル資本だという事だ。
グローバル資本は、日本国内の労働者は賃金が高いので、
もっと人件費が安い国に仕事を移せと言ってきた。
コンピュータのSEはインドや中国に移す。
日本人で仕事が欲しかったら、中国人・インド人の料金でやれという事だ。
その結果、ベネッセのSEは、関連会社の派遣社員。
それはベネッセ本体でSEを持つと給与がメチャ高いからだ。
SEがベネッセの正社員なら、良い給与で定年退職までいようと思っているだろうし、
そこで情報を売ろうなんて、とんでもない話になる。
このSEの生涯人件費の何倍にもわたる額の200億を損害賠償に用意するという。
もし、1/10を何人かのSEの給与にしていたら、こんな問題は起きなかっただろうに。
ファーストフード店も同じだ。
ナゲットの仕入れ価格を倍にまで広げれば、日本で安全な会社のものを売ることが出来た。
価格は倍ではなく数割増になるが、間違いなく客は逃げない。
私は、中国から仕入れている限り2度とチキンナゲットを食べないだろう。
それらのリスクを避ける方法は中国で作らない事だ。
中国人を違反で捕まえても、必ず同じ事をまたやるはずだ。
それは、文化・価値観が違うからで、どうしようもない。
命や機密情報に係わる事を中国人の任せるメンタリティが問題なのだ。
企業の使命を本気で考えるのなら、こんな経営はしない。
これらの問題は、グローバル企業で実権のある株主が、自分の利益を最大化
する事のみを正義ぎするからであり、日本に古くからある良心的経営から
離れてしまった事によるのだ。
松下幸之助が言った、当社は人間をつくっています。ついでに電気製品も作っています。
これこそリスクマネージメントそのものだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:13│Comments(0)日記
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