2014年10月10日

人材難

先日日経でIT業界が人材難で月額100万でも人が集まらないという記事が出た。
しかし、就職難でまともな就職できない人材も多数いるという。
このアンマッチはなぜだろう。
IT業界というのは、スキルというのが分かりやすい業界だ。
何年か前に私が集めたデータでは、能力がある者とないもので、
生産性が5倍違った。
ただ当時はバブル時代なので、それでも需要はあった。
しかし、大型の開発が終わり不況になると、多くはリストラされたり、
過重労働で潰れたりした。
この過重労働は、普通のスキルの人間の高いスキルの人と同様な労働を
負荷したものだ。
誰だって5倍の負荷をかけられれば潰れる、
しかし、出来る人もいる。
2%ぐらいだが、希にいるのだ。
IT業界は、常にこの2%を追いかけているのだ。
それによってブラック企業となり、若者達は逃げて行っている。
今は、少しハードルを下げて来ている。
しかし、上位2%ではないが、まだ上位20%止まりだ。
この事にをよく理解して人間観を変えねば人材難は無くならない。
特に中小企業は、経営者が威張っていては到底無理。
少しぐらいの欠陥に目をつぶり、人づくりに努力いないと、
人材難倒産という事だろう。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:32│Comments(0)日記
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