2014年10月28日

生産性の向上

生産管理のコンサルタントを20年以上行ってきたが、
これには多くの問題がある。属人的な世界だ。
一言で言えば経営者次第という事である。
たとえば工場の生産性を2倍に上げたとしよう。
それは、全従業員の努力の賜物であり、
それによって出来た余力は、社員従業員を含め、
将来への投資などに重きを置くべきで、決して株主だけの利益ではない。
しかし、この生産性向上の成果を、幾多の経営者は、
自分と株主の手柄にして、その努力の本体となった従業員の努力を無視した。
それだけでなく、赤字になったら従業員のリストラだ。
この様な状況でロイヤリティーなど育つ訳もない。
そんなつまらない事を繰り返している、グローバル企業はもういらない。
企業は株主だけのものではない。
社員のもの、経営陣のもの、お客様のもの、関係企業のもの、地域住民のもの、
そして日本国のものである。
だから生産性向上で得られた利益を、決して私してはならない。
解ったかゴーンよ孫よ三木谷よ、そうそう竹中くん。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 17:18│Comments(0)日記
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