2014年11月25日

結(ゆい)の精神

長野の地震は随分激しかった様だ。
清水の私でもドキドキした位揺れた。
多分に私は小心者である事を割り引いても、震源地は凄かっただろう。
テレビで映しだされた画像にはぺっちゃんこの家が多く見えていた。
2階が1階になっただけでなく、2階ごと潰れているのだ。
これは尋常のはずはない。
しかし、数十人という怪我人の割の死者がいない。
不幸中の幸いだったと思っていたが、違うらしい。
豪雪地帯なので、屋根の雪下ろしや、藁葺きなど、結(ゆい)の精神が残ってるので、
一軒生き埋めになると、周りの人達が直ぐ集まってきた掘り起こした様だ。
なので、数分から数十分の間に全員助け出されたので、
死亡事故に至らなかった様だ。
なんとも素敵な話だ。
ちゃんとした助け合いをする人達と風習があるとは。
日本には昔から個人ではやりきれない事を協力してやる制度だある。
近年都市化で段々無くなっているが、やはり災害が多い日本では、
消防や自衛隊に助けを求めるだけでなく
近代の結(ゆい)をどの様に整備できるか考える必要がある。
その結果が今度の長野の奇跡だ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:11│Comments(0)日記
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