2015年06月14日

TKK問題

千葉の鴨川に亀田総合病院がある。
患者に対して真摯な病院として、広く国外からも患者が訪れ、
順番待ちになっている。
とても辺鄙な所にあるのに、
医療のサービスとは何かを考えさせられる病院だ。
そこの院長が言うTKK問題がある。
医者は大学を卒業してからが勝負だ。
本当の勉強はそれからで、医者になれるかどうかなのだが、
TKK(東大、京大、慶応大)の医学部を卒業した秀才たちは、
本当の医者になる壁を越えられないらしい。(全てではないが)
本当に医学を極めようというより、偏差値が医学部に入れるという事だけなのだ。
つまり大学を卒業した時に、全て終わってしまっているのだ。
残りの人生は、卒業した大学名で生きようというらしい。
ローリスクハイリターンを夢見て。
私の身の回りにはいないのだが、客先では見たことはある。
出身大学が全てという輩だ。
確かにそれで一生送れたら、ガリ勉もしがいもあるだろうが、
私の人生では、それが生かせる様な人生ではなかった。
TKKの人達が考えるローリスクハイリターン人生など夢のまた夢。
人生はハイリスクローリターンなもんだ。
それに早く気づいたものから幸せになれるのに。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)日記
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