2016年02月08日

シャープの行く末

シャープの身売り先は、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業に傾きそうだ。
いずれにせよシャープは救われそうもない。
経産省の思惑では、技術を海外に出したくないという
シャープの経営陣に乗っかって、天下り企業を作ろうなどと画策しているが、
役人が主導して成功した例はない。
いずれグズグズになる事は火を見るより明らかだ。
では鴻海(ホンハイ)はどうかというと、台湾企業と言いながら、
実は中国共産党の傀儡企業という事は、皆周知の事だ。
今中国共産党は、沈みゆく中国経済を何とかしようと、
新規技術や高度技術を金に糸目を付けずあさっている。
中進国の罠に嵌った中国は、人件費が上がった割に人材の質が悪く、
しかも共産党員がやる経営はデタラメときている。
つまり資本が逃げるキャピタルフライトが進んでいる。
開発技術も製造技術も無い中国をなんとかするには、片っ端から技術を
漁るしか方法は無いのだ。ヨーロッパでもザクザク買っている。
その隠れ蓑はホンハイという事だろう。
シャープの社長の決断は厳しい。
腐れ役人の餌食になるか、野盗中国に技術(魂)を売るか、
出来れば、どちらも嫌なのだが・・・。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)日記
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