2016年02月10日

労働地獄

韓国では新しい労働環境を制度化しようとしている。
中年で働きの悪い人間を解雇したり、
給与を頭打ちにしたり出来る制度という。
どう見ても経営者側の都合を政府が代弁している制度のようだ。
若くて就職出来ない人達に雇用機会を増やすという触れ込みだ。
まず間違いなくデフレのスパイラルに落ちていく様相と言えるだろう。
①若年層は給与が安い、②給与の高い中年層をリストラ、
③技術が未熟なので付加価値が取れない、④安い仕事しかなくなる、
そして①に戻っていく。
②は、給与が安いのでやる気を起こさない、というのもある。
それらは発展途上国に逆戻りという事だろう。
デフレから抜け出すには、人を育て技術開発をして、高付加価値体質にする。
人材育成に始まり、人材育成に終わる。
経営者は、どれだけ人材に投資するかだ。
その結果、親孝行の社員がぽっと出て来たりする。
ただ、労使が協調する社会でなければ、このスパイラルは抜け出さない。
相手の責任にしているうちは無理だね。
さぁ日本はそんな馬鹿な連中を相手にするのはよそう。
女性と年寄りの働きやすい、そんな社会にしよう。
それこそが明るい未来だ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 17:53│Comments(0)日記
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