2016年03月29日

相撲の将来

昨日、理事長選で貴乃花が破れて、理事長とはなれなかったが、
その主張は見るものがあった。
年々相撲を目指す人が減り、相撲自体も外国人が増えていている。
その理由の一つに、将来に対する補償という問題がある。
良きにつけ悪しきにつけ相撲は歴史が長く、
相撲取りという職業が人気商売で、あった事もあり、
たとい食えなくなっても、元相撲取りでも食べれたのだろう。
しかし、現在は相撲を辞めて親方になっても、破産したり夜逃げしたりする。
言わんや幕内に入れる人間もひと握りなのだ。野球選手やサッカー選手の多くは、
高学歴な人などは、教育や審判、指導者などになる。
高校は最低卒業しているので、別の業界に行く人もいる。
その中で中卒で相撲の業界に入り、十年以上修行した人の人生は・・・
ちゃんこ鍋屋ぐらいしか思い浮かべない。
こういった人達にも未来を開こうと思いを持っている貴乃花は支持したいと思う。
彼の言葉の中で、親御さんから大事な子供を預かるのに、
それを考えるのは当然だと言っていたが、それこそ日本人の心ではないかと思う。
合理的や利益のみ追求するだけでなく、弟子や部下、社員の親代わりの自覚。
こういう、お節介と言える様な発想があって多くの日本人は道を開いたのだ。
親御さんから預かっている。
日本のリーダーや経営者が忘れてはいけない言葉ではないだろうか。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:31│Comments(0)日記
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