2016年04月02日

リーダーの条件

リーダーとして組織のトップである事は難しい。
特に大企業、大組織になると尚更だ。
偉大な創立者はカリスマなので、誰も文句が言えない。
しかし、次の代となれば、問題は深刻だ。
当然、カリスマ性などない、
その上カリスマであったトップに育てられた、
うるさ型が健在なのだ。
するとリーダーになるには八方美人で無難な
調整型がなってしまう。
その組織・企業が上り調子なら、まだ良いのだ。
定年まで、それらしい事をしていれば良い。
良いかっこしいで終われるのだ。
しかし、昨今の様な厳しい環境では、それが出来ない。
リーダーの優柔不断さが命取りとなる。
こんな時はアクが強いカリスマでなくては切り抜けられぬ。
嫌われ役結構、と言いながら大鉈を振るわねばならない。
「泣いて馬謖を斬る」必要が出て来るのだ。
古く大きい組織は、これが出来ない。
パナソニックも中村さんの代でやっと出来た。
そして東芝とシャープ。
シャープは終わった。東芝は大傷で目が覚めるだろうか。
企業が継続するというのは本当に戦いだ。
その通過した道には血の跡が見える。
企業戦士の血の跡が。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:07│Comments(0)日記
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