2016年07月02日

椅子とりゲーム

高知東生がシャブで捕まり、夫人の高島礼子が苦しんでいる。
そんなテレビ画面を見ながら思った事がある。
清原がシャブに溺れた原因は、
野球を辞めなければならなかった時、
次ぎに何も見つからずにシャブに手を出したと・・
確かにとんでもない馬鹿野郎なのだが、
ある事も思い出した。
役者稼業は椅子とりゲームだと。
20歳代では、役が付くのは簡単だ。
なぜなら映画もテレビも若者にアピールするものが多く、
脇役も含め20歳代には多くのポジションがある。
30歳代からは、少し役が減るが、
20歳代に誤魔化して役が出来る。だからまだ良い。
しかし、40歳代になると良い役者、
中心の役者には役が付くが、
周りの役は若い人がやるので、役の量が減る。
つまり、椅子が減り始めるのだ。
椅子に座れる人、40歳代後半でも役が付く人は
かなりの大物となる。
高島礼子は、これである。
彼女は一流の役者であり、これから先も仕事がある。
高知東生は、残念ながら40歳代には仕事が激減りした。
そうなのだ、体育系ののりで渋い役が出来る訳でないし、
一流でもない、だから引退宣言をしたのだ。
引退宣言は彼の最後のプライドなのだろう。
そして、清原との共通点、やる事が見つからないのだ。
彼らは椅子とりゲームの椅子が見つからない。
あまりにも眩しいエリートの椅子が取られたのだ。
ただうろたえシャブに走った。
シャブに浸かった49歳と51歳、残りの人生に座る椅子は遠いぞ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:41│Comments(0)日記
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