神社とニッポンを愛する親父のブログ

テレビをみていたら皇室に詳しい専門家というのが、
女系天皇で良いなどと暴論を言っていた。
理由は、女性皇族が皇籍を離れるのが気の毒だからとか。
馬鹿馬鹿しい話だ。かの学者の個人的感想を聞いているのではない。
問題はその様な所にはない。
2700年間天皇家が守ってきたルールが、男系の天皇なのだ。
それが世界最古であり、限りなく伝わってきた天皇家そのものなのだ。
欧米では女王制度もあり、場合によっては、女王のほうが有能でさえある。
それは、それである。
欧米の国家は、力づくで権力を維持する国家だ。
その場合、女系の遺伝子ミトコンドリアＤＮＡは、
明快に母方の能力を引き継ぐ。
ある面の有能さは、母方遺伝とされる。
それを信じる人達は、母系でも優秀な人材であればいいという考えだろう。
しかし、最近はY染色体と呼ばれる父方遺伝子も注目を浴びている。
それを調べる事で、日本人は縄文人の遺伝子を持つ事が確認され、
日本古来の縄文人遺伝子がある事で、
大陸の中韓とは違う人種である事がわかったのだ。
つまりはＹ染色体にはY染色体が持つ特定の遺伝情報を伝えてきたのだろう。
そういう事が解ってきた以上、
女系天皇は異常な話になる。
どうしたら適正な男系天皇家を後世に伝えるかを考えるのが、
周りの責任ではないだろうか。