2016年09月11日

時代の変わり目

ここの所、私より先輩世代の人と交流する事があった。
高学歴で各分野のスペシャリスト、多くの含蓄のある話が聞けた。
40年の実績は素晴らしいものだ。
ただ定年退職をして、10年ほど経つと社会変化の読みは、
どうしても甘く見ている気がする。
実務に携わっていないのでしかたがないが、
90歳の死の間際まで社会変化のアンテナを上げていた、
大正生まれの我が師匠の凄みは、
次元の違う世界であるという事を実感した。
亡くなって3年になるが、その残した資料が、まだリアルタイムの様だ。
そしてハッキリして来た事は、団塊の世代の価値観は、
ほぼ通用しなくなったという事だろう。
自分の趣味と遊びで人生を終えた大橋巨泉や、
見てくれの良さ、のみを追求し、中身ののない政治漫談を話していた、
鳥越がボケ変態老人である事を都知事選で晒し、
多くの団塊の世代の評価されなかった青山繁晴の様な人材を、
若者達が支持し国政に送り出した。
国家と国家感という、団塊の世代が逃げた回った事に
真剣に向き合い始めた。
それこそが現代の時代の潮目だろう。
この国は、必要な時必要な人材が輩出するのだろう。
日本国霊というのは、有難いものだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:55│Comments(0)日記
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