2016年09月29日

相撲の未来

今場所優勝力士は、大関豪栄道。
だれも予想しなかった力士、それもそのはず、
大関になってから角番ばかりだ。
しかし、白鵬が居なくなった場所で、初優勝。
全勝だから素晴らしい優勝だ。
しかし、なんでこんな力士が目立たなかったのだろう。
私は、その理由は遠藤をみて思った。
白鵬が潰した力士が表に出たのだと。
遠藤は13勝2敗で技能賞だ。
思い出すに遠藤が破竹の勢いだった時、
白鵬は出稽古で遠藤を徹底的に研究した。
出る杭を打つというやつだ。
その時、盛んに張り手を使った。
学生横綱の遠藤は、技は抜群に巧い、
しかし、張り手などの荒業に慣れていない。
張り手を貰った遠藤は、立会いで顔をそむけ、
鋭さが無くなり、ずるずる落ちていった。
豪栄道も性格は極めて優しい性質の様だ。
多分彼も白鵬の張り手の被害者ではないだろうか。
モンゴル人は良い意味でも悪い意味でもハングリーだ。
白鵬は横綱でありながら良く張り手を使う。
張り手は素人目には、ビンタ程度に見えるが、
専門家のに言わせると、
ヘビー級のボクサーのパンチ並みの破壊力だという。
事実、気を失った力士を見た事もある。
つまり白鵬の張り手は凶器なのだ。
白鵬を倒すには、白鵬に張り手を返す度胸がいるというのだ。
日本人横綱誕生は、
白鵬に張り手を返す大関が出ない限りは無理なのだ、
パンチドラッカーになる危険を冒して挑戦する日本人は出るだろうか。
そんな目で相撲を見る事もできるのだが、
なんか寂しい。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:39│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
相撲の未来
    コメント(0)