2016年09月30日

教育論

小学校から英語教育などと中国・韓国の様な、
アメリカ隷属社会を目指す事に、私は反対だ。
語学など必要な時やればよい。
小さい時こそ語学教育のチャンスというが、
人間は、思考のためにする思考語がある。
それが固まるのに12~13歳までに決まる。
帰国子女は、日本語が話せても思考語が英語だと、
英語圏内の思考力で、欧米人の発想をする。
そんな事より、日本には緊急の問題がある。
それは理数離れだ。
平均的に日本人の理数力が落ちている。
私が若かった頃、数学オリンピックは
日本人が優勝するものと思っていた。
技能オリンピックも日本人が勝つと思っていた。
今ノーベル賞を貰っているのは、この世代だ。
しかし、今中韓に歯が立たない、彼らは国家政策として育成している。
もっと深刻なのは、ハーバードビジネススクールに日本人がいない。
授業料が高い事もあるが、ついてゆけない人多いというのだ。
東大を出てエリートとして行っても、ビジネススクールは、
数学を多様する。
マルクス経済学は哲学だが、ケインズ経済学(近代経済学)は、
物理学だ。
多くの数式を理解し応用しなければならない。
東大の法学部は数学の能力を問わない。
ハーバードは、そんな事を許さない。
馬鹿げた話だが、ケインズ経済学を理解しなければいけない
日本の財務省のエリートは、東大法学部で、
東大経済学部は、経産省にしか入れないというのだ。
文系が国のエリートなのは発展途上国。
語学が強く海外と折衝が必要だからだ。
しかし、日本のような先進国は、科学技術や金融・経済理論を
理解しなければ、一流国と言えない。
高校で文型・理系で分けてしまって受験しやすくしている弊害だ。
文系大学の大学を出ても、営業と海外出張の役割になる。
やはり日本は、ものつくりの国。
それでこそ経済が一流でいられるのだ。
理数が苦手と言っても、経済学・金融理論ぐらい理解できなければ、
到底エリートでいられるはずもない。
読み書きソロバンは今も生きている。
英語塾へ入れるくらいなら、数学塾ロボット塾に入れたほうが、
子供本人のためになる。お父さん、お母さん考えよう。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 13:15│Comments(0)教育
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