2016年10月02日

中国市場など無い

13億の人間がいてGDPが日本の3倍で、
市場がないなどとは、変だと思うかも知れないが、
普通のものが普通に売れる市場はない、という事なのだ。
今の若い人は自覚がないだろうが、団塊の世代が若い頃、
日本は皆中流と呼ばれた。
難しい言い方をすれば所得の再分配が行われたのである。
これは歴史上凄い事で、終戦後のアメリカに短時間と、
その後の日本の70年代80年代だけだ。
皆一様に働き口があり、働けば家が建ち、自動車が買え、
電化製品はフルに揃えられ、こどもも2~3人養う環境だった。
だから市場は膨らんだのだ。
今でもこの年代の人は財産が多くある。
つまり購買能力がある訳だ。
しかし、中国は違う。
中国のGDPは誰が見ても嘘である事は明白だ。
私の試算では、本当のGDPは良くて日本と同等だと思う。
つまり3倍は水増しなのだ。
それでも日本並みあれば、市場にはなるが、
所得の再分配はまったく行われない。
ほぼ人口の1%ぐらいの人々が、所得を独り占めにしてる
格差社会なのだ。
それでもまだ少し市場がある事になるのだが、
この1部の金持ちは、自分の国など信用していない。
だから子弟をアメリカなど海外へ留学させ、
資産もそちらに持ち出しているのだ。
つまり外貨を持ち出しているという事なのだ。
これらの要素をすべて計算すると、中国の資産はほぼ無い、
という事のなる。
少しはあったとしても、日本国内と比べると微々たるものとなる。
かつてIMFが入った韓国は、また入りそうなほど、
財産が無い、ゆえに市場もない。
つまり、中国・韓国に投資すべき旨みなど無いのだ。
日本国内に投資し市場を作る事こそ安定の道なのだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:35│Comments(0)日記
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