2016年11月25日

お勤め

昔は、どんな仕事をしているかを尋ねるのに、
どんなお勤めですか?と聞いたものだが、最近は全く聞かない。
単なる丁寧な言い方をしなくなったと言えるかもしれないが、
勤めるという事の意味自体が理解されなくなったという危惧をする。
勤めというのは、自分が社会から、天から与えられた大切なもの、
単なる労働ではない働きをさす。
だから、疎かに出来ないし、手を抜く事もない。
それを仕事という一言にしてしまうと、
金を得るためだけのものに貶められてしまう。
電通社員で自殺した彼女は、きっと勤めていたのでなくて、
労働させられていたのだろう。
生きる事は心の捉え方で、全く変ってしまう。
お勤めは、人生の喜びなのだ。
勤労感謝の日は、だから勤労といっている。
お勤めを感謝しようとする日なのだ。
勿論、元々は新嘗祭、天皇陛下とともに、豊作を感謝し、
収穫を喜ぶ日なのだ。
陛下と共にするのであるから、お勤めなのだ。
奴隷の仕事などではない。
ちなみに天皇陛下ご自身も民と共に刈入れをする日でもあるのだ。
日本人は、お勤めはしても、労働者などではなかった。
言葉を失う事は、魂を失う事。。
気をつけよう。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:56│Comments(0)日記
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