2017年06月27日

グローバル化の蹉跌⑤

グローバル化はいずれにせよ限界がある。
それは資本が経済を支配すると言う事である。
つまり金が人の価値より上位にある事になる。
人が汗水垂らして働く事より、
土地や建物が金を生むと錯覚する事だ。
実際に金を生むのは人の汗なのだ、
そんな土地や建物、を集めても、
それに金を払う人が無ければ、いずれは崩壊する。
それに一部の人のみに資産が集中すれば、
民主主義は多数決であり、再分配が行われる。
さもなければ、力ずくで押さえ込むしかないが、
それが出来るのがチャイナぐらいだろう。
しかし、世界にそれ(力づく)は輸出出来ない。(戦争をするという事だから)
そのターニングポイントをどう判断するかになる。
その試金石が、アマゾンの当日配達をヤマト運輸が断った事だ。
アマゾンはグローバル企業の代表。
ヤマト運輸は、人が居なければ始まらない日本的企業であると思う。
アマゾンは、他の中小企業に切り替える事で、
ヤマト運輸パスをしようとしている。
私は当然、ヤマト運輸支持派だが、
日本の中小企業には、仕事さえ在ればというのも解らぬではない。
しかし、グロローバル化の中での対策を
ヤマト運輸はどの様にするか、見物である。
私は、AIやロボットを使いながら、
労働市場の付加価値を上げてくれると思うのだが、
どうだろう。
グローバル化の蹉跌の終わり。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:58│Comments(0)日記
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