2018年06月26日

イオンが無くなった

地方に進出したイオンが撤退を繰り返す問題。
そもそも、イオンが出て来た事で、その地方の中小小売り業が全滅。
大きな駐車場で近隣の人を集めていた。
免許証を返納した年寄りは、
イオンの近くのアパートやマンションに引っ越し、
弱った足でも行ける所で生活をはじめて居る。
それでも、収益性が下がり、
改築費用が出ないと見込んだイオンは撤退する。
残された多くの買い物難民の事など相手にしていない。
私事だが、元々私の生家は隣が八百屋で、
歩いて5分以内に八百屋が3軒魚屋が2件、肉屋が1件あった。
所が現在は、全てが無く、歩いて10分の所に大型スーパーがある。
ただ坂の上なので年寄りでは行くのが大変で、
良く母を車で連れて行ったものだ。
今は母も居なくなったが、年寄りが手押し車を引いて居るのを見ると、
母の難儀を思い出す。
時代がイオンを作り、大資本の強い者勝ちかも知れないが、
最後は、顧客の為のものしか生き残れない、
大店法は間違って居ないのでは無いか。
病院や役所だけで無く、小売り店も地域のモノでは無いだろうか。
今、グローバルよりグローカル、
地域社会の為になる企業が生き残れる時代なのだろう。
ダーウィンは『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
と言った。
変化出来る者は、何処だろう。




Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:08│Comments(0)日記
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