2018年11月21日

ゴーンはウシハク

カルロスゴーンの逮捕の情報が具体的に解ってくると、
ゴーンは典型的なウシハク統治である事が解る。
簡単に言えば、帝王として振る舞うのだ。
会社を私物化し、自分の周りにはイエスマンの部下を配置、
神の様に振る舞っている。
これは、ルノーでは許されている。
フランスは典型的なウシハクの文化だからだ。
だから革命も起きたのだ。
フランス人からすれば、帝王が帝王として振る舞って何が悪い、
法律を犯したというのなら法律を変えよ。
この発想がウシハクの発想だ。
対して日産は、人の上に立つリーダーで有りながら、
その言動は、自分の利害を優先している。
後ろ姿で部下を教育どころか、ケチで会社を私物化している。
というシラスの発想で見て、白けていたのだ。
この為、日産の生え抜きは
ゴーンをリーダーとして認めない雰囲気が出来ていた。
過去の実績はあるが、それは無限に続くものでもない。
普段の言動が悪ければ、見捨てられるのだ。
そして実は裏にはフランスの企みもある。
ルノーはフランスの国策企業だ。
しかし、技術は貧弱で社員は移民が多く質が悪い
元々、植民地経営の経営をやっているので当然なのだが。
その為日産の技術と資産が欲しい、それが提携の元々の理由だ。
今ルノーは瀕死の状況で、
利益も技術も日産からの援助で生きている。
だからいっその事、日産を完全に傘下に収めたいのだ。
つまり経済植民地として利用したいのだ。
前にも、最も成績の悪いルノーの工場を助ける為に、
利益を上げている日産の工場を解体しルノーの工場を助けた。
それを会社ごとやろうとしているのだ。
そして、今回の問題が起きたのだ。
日産・三菱はルノーと別れるべきだろう。
日産・三菱ならウイン・ウインになれる。
ウシハク統治は要らない。
働く人達の会社だけが残れば良い、それこそシラスの社会だ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:23│Comments(0)日記
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